AIの時代は自分の顔をWebに出す必要なんてない!?

目次
「Webサイトや広告・SNSで自分の顔を出したくない。」
「お客さんがWebサイトに顔出しNGで困ってる。」
顔を出した方がいいのか?
出さなくても稼げるのか?問題は、
僕のメルマガだけでも何回も取り上げてきました。
最近だと3年前のこの配信回です。
『顔出しなしでビジネスしたい!』
https://www.contentslab.net/2023/03/29/13594.html
この時の僕からの提言は、
「どっちでも好きにしたらいい。」
という結論でした。
でも、本当にどっちもでいいわけではなくて、
成約率を最大化して、
利益を増やしたいなら、
顔くらい出す方が圧倒的に楽です
って話だったわけです。
逆に出さない場合は、
顔出し以外の信頼性を別で担保する必要があるので、
不利にはなるから、その努力はしようねってことでした。
楽に儲かるなら顔くらい出せば?
でも顔出さないデメリットを「わかってて」やるならご自由に。
ということです。
でもこの3年で生成AIの進化は想像を超えてますよね。
特に映像や画像の分野の進化はやばいくらいです。
大手企業のCMキャラクターが
AIモデルに置き換わったニュースもよく目にします。
”顔”が出てるわけです。
そして、配信者のビジネスも、
VTuberなど顔出さずに何十億も稼ぐ人が、
相変わらず淘汰なんてされてません。
じゃ、今の実態はどうなのか気になりますよね。
僕も生成AIのフォローをしっつ、
この顔出し問題についてはこの3年もテストしてきましたので、
今日はその最新のアップデートをお話ししたいと思います。
お話しする傾向には、
ちょっとびっくりするかもしれません。
動画で見る|AIの時代は自分の顔をWebに出す必要なんてない!?
文章バージョン続き|AIの時代は自分の顔をWebに出す必要なんてない!?
まず、改めて顔を出すことの意義を復習しておきます。
くどいようですが、
ネットだけで顧客を獲得しようした場合、
購入率に多大な影響をあたえるのは「信頼感」です。
Webで何かを売る時、
見ない>信用しない>行動しない
というハードルがありますが、
信頼感というハードルは最も重要になります。
そこに人が存在するということは、
デメリットがあるにもかわらず、
しっかり顔を出している潔さが
信頼感につながる部分もあると思うんですね。
「私はネットが怖いし嫌だから顔はだしませんが、
信頼して安心してお買い上げください。」
ってのはやはり虫がいいかなと。
ということで、
顔を出していればいるほど、良いデータになります。
やらない方がいいという結論には
まずならないだろうなと。
もちろんデメリットがないわけではありません。
でもそれは購入率という指標ではなくて、
顔を広く知られてしまうことでの
ネット的なリスクですね。
恨まれてSNSで晒されたりってことです。
でもね。
この心配ってSNSでのフォローが最低でも何万人。
サービスのマスメディア露出がバンバン行われるという感じでないと
ほぼ無縁だとは思います。
なんか自虐的に聞こえるかもしれないけど
スモールビジネスではそこまでならないと思うんですよね。
そして何より「余計なこと」をしなければ、
そんなことになりにくいので、やはりこの心配ごとよりは
成約率が上がることのほうが経済合理的には得かなとも思うんです。
とはいっても、
顔出すってことに1ミリでもデメリットがあるなら、
顔など出さずにスマートにやりたいところですよね?
前回の配信でも同じことをいいましたが、
よほど自己承認欲求が強い人でもないかぎり、
顔を晒すことを好んでする人はいないと思います。
これについても前回は提案してます。
顔出さずにコンバージョン率を顔を出すのと最低でも同じくらい
出すには方法は2つです。
信頼感を別のところで担保する。
か、
強く選ばれるプロダクトを売る。
信頼感を別のところってことになると、
お客様の声とか有名人や権威者からの顔ありの推薦とか、
名前だけ出せば誰でも知ってる大企業の事例です。
次にプロダクトの強さってことは、
十分な差別化がされていて、
唯一の選択肢になってるサービスや商品を売ることです。
と、ここまでが復習です。
で、ここからが今回の本題。
とはいえ、この3年でちょっと状況が変わりました。
生成AIの技術がめちゃくちゃ進化しました。
なんか生の顔とか出さなくてもいけんじゃね?
って感じになってきてます。
僕も同じことを考えていろいろやってみましたので、
その実際をシェアしていきますね。
顔を出すとコンバージョンが上がる領域について、
AIと対比するとどうか、話していきましょう。
1、広告
まずは広告のクリエイティブの話から。
Meta広告や、Googleのディスプレイ系の広告、
Youtube広告、TikTok広告では、
画像はもちろん多用することになるし、
映像も今は主流です。
これに顔を出すのと出さないのとでは、どう変わるか?
僕は多数のクライアントさんで、
多数のサービスで
A 本人の写真を使った画像
B AIで生成した人物を使った画像
C 人が写ってない画像
D 本人の写真を使った映像
E AIで生成した人物を使った映像
F 人が写ってない映像
全部試してみてるんですが、
画像は画像という特性上、コピーやデザインの方が
結果に影響してると思います。
だからここには顔出す方がいいか悪いかって
話はそもそもないので、
AIがいいかどうかもあまり今は考慮しなくてよいかと。
一方で映像は如実に違うことが多いです。
AIでものすごく上手に作ったアバター動画も試しましたし、
人が映らないものも試してきましたが、
やはり実際のオーナーなりスタッフが話してるのを撮影してる素材のほうが
圧倒的にコンバージョン率が良いデータが多いです。
もちろん、キャッチコピーやフック(最初の数秒の引き寄せ)が
秀逸なら顔が出てることより影響がありますが、
それってプロでも意図して生み出せないことが多いです。
つまり、広告においてもやはり
顔出す方が楽ってことになりますね。
誤解があってはいけないのですが、
AIでもものすごく人っぽく作れるのはご存知ですよね?
でもね、やはり「今は」本人が一番信頼度が上がります。
もう少し未来に、
本人が話してる風に完全に低コストで自然に加工できるようになれば
話は変わってくると思います。
でもそれは工数が減るだけであって、
顔を出すことと同じだろうと思うんです。
2、Webサイト
これはもういうまでもないかもしれません。
A AIで生成したお客様の写真
B 顔を出してないWebサイト
C 本人かお客様の顔写真が豊富なサイト
D 本人かお客様の顔が出てる動画が豊富なサイト
D>C>A>B
こんな順番で反応が良いことが多いです。
もちろんAI生成のお客様は実在しないので、
写真がイメージであることは注釈をつけています。
ま、ここまでの結果、
勿体ぶるまでもなく予想通りだったかもしれませんが、
これってAIの進化が追いついてないからじゃなくて、
AIの進化が進んだからこそだとも思います。
どういうことかというと、
ネットでマーケティングする人が増えた。
デジタルで接触されることも多い。
AIが進化した。
いろんな露出に生成AIを活用する人も増えた。
ユーザの目も肥えたし不信感も増した。
結果、「固有の人」「提供者本人」であるが担保されたことそのものが、
選択基準になりつつある。
とも言えるんだろうなと。
非同期のネットマーケが可処分時間の奪い合いから通用しなくて
同期した接触が効果がある。逆に同期した接触でしか効果がえられないという話と
全部つながるんですが、
セールス素材としても、やはり人であることがすぐわかることが
ますます重要になるのだろうなと思っています。
ではAIの進化の恩恵に預かれないかというとそうでもなくて、
自分の存在を表現する時、
たとえば動画を撮影したり、
ライブでセミナーしたり、
挨拶写真を撮影したりする場合に、
AIが進化すればするほど、
服を着替えなくてよい。
ポーズを取らなくてもよい。
メイクをしなくてよい。
撮影場所はどこでもよい。
全部生成できるから。
という感じで、
自分を証明する手間がものすっごい楽になるってことにはなるんだろうと思います。
ちなみに・・・
もちろん顔出すデメリットを軽視してるわけではありませんし、
過去に何か怖い思いをしたことがある人にとっては受け入れがたいかもしれません。
その場合は無理しなくていいとは思うんですね。
僕のクライアントさんにも、
顔をだすことは絶対NGとして、
それでもいろいろ工夫して成果を出してる人もいますし、
そもそも顔を出すってことをしなくてもよい
ビジネスもたくさんあります。
でもAIが進化したことで、
余計人であることが価値になるってのも
予測はできていましたが本当にそうなってるなって思うって話でした。
あなたはどうしますか?
顔を出す?それとも出さない理由を選ぶ?
では。
※もし自分のビジネスについて相談したい場合はこちらからどうぞ。
無料相談のご予約はこちらから
▼
https://www.contentslab.net/ppc_new.html
【雑談】最速で10Kg痩せる方法
今月だけで7キロ痩せたよ!
最近僕の周りでもこんな話が最近飛び交ってます。
しかもものすっごい簡単にみんな痩せてます。
何かというと、
ダイエット目的で飲む糖尿病治療薬のせいです。
いくつか有名な製品名がありますが
マンジャロとか、オゼンピックという名前です。
脳と胃で食欲を抑えて、
血糖値も抑制することで全然腹が減らず
痩せて行くってカラクリみたいですね。
だから人によってはふらふらになったりするんですが
とにかく今ものすごく流行っています。
で、アメリカのクライアントさんから
聞くまで知らなかったんですが、
『ウェイトウォッチャーズ』という有名な
米国のダイエットジム系サービスの会社が倒産したそうですね。
そして記事には明確にこの糖尿病治療薬との競争に負けたって書いてありました。
まさにゲームチェンジ。
美しい体になるって意味では
ダイエットサービスは残るでしょうけど
単に「痩せる!」て意味では市場を全部壊したんだろうなって思いますし
壊れるんだろうなって思います。
冷蔵庫が登場して
氷屋が倒産した時とか?
スマホができて、
雑誌が廃刊になったとか?
まいつの時代でもあるのでしょうが、
まさかダイエット市場が縮むとは思いませんでしたね。
もちろん、この時流にのるかたちで
別のクライアントさんでこのビジネスを展開していますが、
逆の立場ならクワバラクワバラ・・・です。