【要注意】売上が急減した本当の理由とは?

目次
「急に売れなくなった!」
あなたがビジネスで、
最大級にメンタルがやられることってなんですか?
起業して全然売れない時期とか、
預金が減っていく時が一番って人もいると思います。
ただ、多くの方を見ていると、
メンタルがやられて焦る時が、もう1つあると思ってまして、
それが、順調に売れていたものが、
急に売れなくなった時だと思うんですね。
冷静に考えれば、
最初から売れずにお金が減っていく方がしんどいはずですが、
人は「失うこと」に最も痛みを感じるようにできているそうです。
で、それくらい一大事な、
「急に売れなくなった!」それにはいろんな理由があります。
コロナパンデミックのような不可抗力や、
法律変更・グレーゾーンの撤廃などによって
トレンド自体が変わってしまうケースならわかりやすい。
でも実際は、理由がよくわからないことも多いんです。
なので多くの人は、
「ライバルが増えからだ。」
「売れやすいサービスでなくなってしまったからだ」
など、顧客やライバルなど外部環境の影響だと考えます。
だからこそ改善策が思いつかなくて、
焦りまくるわけですが、
実は全然違う理由だったりすることがあります。
しかも結構単純なことなんですよね。
わかりさえすればすぐに対処できるのですが、
ライバルや顧客が変わってしまったのだだと間違った判断をして、
本来する必要のない大きな変更をしてしまって、
余計売れなくなってしまい、
余計また焦るという悪循環にもなりかねません。
ということで今日は、
「急に売れなくなった場合によくある単純な理由」
についてお話ししますね。
慌てて変更する前に、
ぜひチェックしておいてください。
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動画で見る|急に売れなくなった!理由は8割コレ
文章バージョン続き|急に売れなくなった!理由は8割コレ
ちなみに、急に売れなくなったのは、
外部要因じゃない、もっと単純なことだと僕は言いました。
だから、
ライバルや顧客の嗜好が変わったせいで、
自社のサービスが売れなくなるというのは
間違った判断だとも言いました。
でも、誤解をされてはいけないので、
念のため説明しておきますが、
外部要因(顧客の変化)で売れなくなっていくことはあります。
実際この数年は、
オンラインだけでマーケティングを自動化して
大きな成果を出せていたものが、
顧客それぞれの事情に合わせて、
個別に接触する手段を用いた方が売れやすくなってきています。
でも、こういう事象は「急」には出ません。
気が付かない感じでしわーっと変化していきます。
何年もかけてってこともあります。
なのでやはり急に売れなくなるのは、
外部要因じゃないと、
断定的に考えてみて欲しいんですよね。
つまり、自社に問題があるんです。
でもそこまでは、
みんなピンときてると思います。
ある程度分析力のある人なら、
いろんな自社の売り上げを構成する数字を因数分解してみると思うんです。
・アクセス数が減っていないか?
・コンバージョン率が落ちてないか?
・広告の予算を減らしてないか?
・広告の成果が落ちてないか?
・SEO対策がメインだった場合、オーガニックアクセスが減ってないか?
・説明会や相談のドタキャンは増えてないか?
このあたりは見てるかもしれません。
ここで原因がわかれば、
それぞれを改善させればいいことになるので
すこしは落ち着きます。
問題はここから。
かといって、
どうやって改善するか?がわからないのですよね。
だって落ちてるってことは、
よかったものがダメになったことがわかっただけです。
売り上げを戻す方法がわかったわけじゃないですよね?
アクセスをまた増やすには?
順位を上げるには?
広告の反応を戻すには?
コンバージョン率を戻すには?
結局またパニックぎみになります。
そしてまた外部環境のせいにしてしまうんですよね。
「お客さんの好みが変わってうちが選ばれなくなってしまったのかも。」
「ライバルが増えてライバルに流れているのかも。」
また同じループに行き着きます。
で、ここからが答えです。
僕はクライアントさんや、自社で何度も急に売れなくなる経験をしていますが、
8割くらいはこれが理由でした。
あなたが「実行した変更」のせいで売れなくなってます。
あなたが売れていた頃と売れなくなった時期に変更したことです。
でもこれってなかなか納得してもらえないのですよね。
理由は2つ。
1つ目は「何も変えてない。」
何もしてないって言い張るわけです。
安心してください。
人間の記憶なんて曖昧なものです。
絶対何か変えてると思います。
で、変えたことを思い出すとするじゃないですか?
ここで2つ目の理由。
「あの変更は関係ない。」
たとえばですよ?
metaやGoogle広告の本当に小さな小さな変更したことがあるとします。
そしてその後広告の成績は変化してなかったとします。
これが売れなくなった理由だと思えるわけがありません。
もう誰も見てないウェブサイトのページをいくつか削除したことがあるとします。
誰も見てなかったんだから関係あると思えるわけがありません。
説明会や無料相談の日時の候補日の傾向がすこし変わってるかもしれません。
過去は夜の日程があったけど、今は夕方にしたかもしれません。
商品登録のペースが毎日だったのが、月に2回に変えたかもしれません。
でも登録総数は変わってないんで関係あるとは思えません。
今列記したものだけでも、
「そんなことで急に売れなくなったりする?」と思うはずなんですよね。
これは売れなくなったことに因果関係を見つけようとするからだと思うんです。
正しい答えを得るためには、当たり前なんですが、
ビジネスの中では僕は「因果関係」ばかりに気を取られると
見えないものが多くあるなって思うんですよ。
そもそもセールス自体が、非論理的、非合理な世界です。
顧客は合理的にも論理的にも商品を選んだりしません。
相当精度の高いシミュレーションをして
売り出した商品が全然売れないことだってよくあります。
なので重要になるのは、相関関係。
たとえば、雨の日には日本のコンビニで肉まんがよく売れるとします。
雨だから肉まんが欲しくなるわけじゃないと思うんです。
なので相関関係。
だけど、雨なら肉まんが売れることは間違いないなんてことは
ビジネスではよくあります。
つまり、
あなたが関係ないと切り捨てている「変更」
あなたが小さい変化だと忘れてしまってる「変更」
こういったものが、
「急に売れなくなった」
ことと相関していることがあるってことなんです。
僕は過去にこんなことがありました。
ECで広告での売り上げ数が、
ある日を境にほぼゼロに近づきました。
ゼロですよ?
もちろん何もやってません。
いや、関係あることは何もしてないと思ってました。
でも冷静にすべての変更を思い出したり、
変更履歴のデータで確認したところ、
そのビジネスとは全然関係ないキーワードを数個除外設定してたんですね。
全然関係ないワードですよ?
たとえばインテリア雑貨を売ってるなら、
東京 賃貸みたいなワードです。
理屈では関係あるはずないですから、
忘れていたのですが、
ダメ元で、その設定を元に戻してみたんです。
すると嘘のような話ですが、
その日からピタッと反応が復活しました。
理解するべきなのは、
この復活も相関でしかないってことなんです。
戻したから売れたかどうかは、
説明仕切れないことなんですよね。
追加したら売れなくなった。
削除したら売れた。
こういう相関があるだけです。
でも、そうなる理由らしきものはわかる気がします。
今のビジネスの成果が出る要素には、
変動する項目と、ブラックボックスが多すぎるんです。
広告一つとっても、
ターゲッティングのからくりはブラックボックスです。
顧客の感情はいうまでもありません。
そう考えれば、
バタフライエフェクトみたいなことは
当然起こり得ると思うんですよね。
いわゆる、ブラジルで蝶が羽ばたくとアメリカで竜巻が起こる、というアレですね。
伝わりましたか?
まとめます。
急に売れなくなる時の理由は
たいてい外部要因じゃなくてあなたの問題。
▼
その問題は、あなたが行った変更。
▼
その変更には因果関係が一切ないことが多い。
▼
なので、急に売れなくなった前後で行った変更を
全部元に戻してみる。
こういうことなんです。
とにかく、ロジカルに物を考えられる人ほど
この変更が影響してるわけがない。とわかってしまうんで
見落としガチなんですが、
どう調べてもわからない時は、
まずそこを疑ってみてくださいね。
あ、もちろんそれが、
価格アップといったビジネスの戦略上のチャレンジの場合は、
この限りではありません。
その場合は売れなくなるリスクを負ってやってると思うんで
そのままでどう売るか?の努力をしていくべきですので、念のため。
では。
もし今まさにこの手のことで悩んでるなら
相談にのりますので連絡くださいね。
お待ちしています。
もし自分のビジネスについて相談したい場合はこちらからどうぞ。
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【雑談】異常値の日本人?
最近F1にハマっています。
F1――いわゆる「フォーミュラ1」。
世界最高峰のモータースポーツです。
あ。多くの人は興味ないだろうけど、
ちょっと聞いてください。
僕も全然詳しくありませんでした。
むかーしアイルトンセナの頃見てたくらいです。
でもここ数年、
F1人気が世界的に再燃しているらしいんですよね。
そして、ブームの火付け役になったのが
Netflixの『Formula 1: 栄光のグランプリ(Drive to Survive)』。てドキュメンタリーです。
それは知っていて、少し気になっていたんです。
なので、まずはここから軽い気持ちで見てみたんです。
そしたら、これがめちゃくちゃ面白いんです。
さすがネトフリ。
ただのドキュメンタリーじゃなくて、
エンタメとして仕上げてあります。
ただレースの経過を追ってるのかと思ったら全然ちがって、
裏側、選手の葛藤、ライバル関係、因縁、
チーム内の政治、お金、移籍ドラマ
スポンサー事情、組織論、
下位チームの事情まで描くまるで人間模様を、
面白おかしく伝えてくれます。
これに僕はどハマり。
完全にみる目が変わりました。
そして、
そこに登場するのが、日本の角田裕毅(つのだゆうき)選手。
ご存知の人もいますよね?
F1史上でも最年少クラスでデビューし、
小柄でかわいらしい雰囲気なのに、
レース中の無線では激烈に汚い英語で悪態をつくというギャップの持ち主です。
普通は日本人だと礼や規律を重んてそうじゃないですか?
でも描かれる彼は真逆です。
遅刻もするし、悪態も尽くし、基礎トレーニングとか嫌がるんですよ(笑)
でも早くてかわいいんです。
「こんな日本人見たことない」という衝撃とともに、
海外のファンからも絶大な人気を得ています。
しかも彼、実力だけでF1の世界まで上り詰めた“叩き上げ”タイプ。
(もちろんホンダなどの支援もあるけど)
ヨーロッパで下位カテゴリから戦って、
孤独と戦いながらチャンスをつかんだその物語は、
ビジネスで頑張る人なら絶対に刺さると思います。
と、そんな感じで、
空き時間を見つけてコツコツ見初めて、
最近全シーズン見終わりました。
2018年のシーズン1から2024年のシーズン7まであります。
そして気づけば、本編レースも追うようになりました。
これを書いてる時点だと
モナコGPが終わり、次はスペインです。
「これ現地で見たら最高なんじ」と、
サーフィン、サッカーとさらに海外にいったときの楽しみが増えてしまいました。
F1なんて何が面白いの?と思ってるなら
ぜひ一度ネトフリ見てみてください。
たぶんハマる人多いと思いますよー。