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SEOが大事なビジネス【第674回】

何かのビジネスをはじめてWebサイトをつくった場合、
そこにアクセスを流さなければなりません。

今の時代なら主に3つのルート。

1:広告メディアからの有料アクセス

2:SEO対策して自社ブログへのアクセス

3:SNS経由のアクセス

この中でSEOとSNSを最初にやろうとする人が一番多いと思いますが
時間がすごくかかりますし、再現性が高くないという意味でも難易度が高いです。

なので僕は最初に広告を提案して実践してもらうことが多いです。

これは正解だと思っています。

ただ”あるビジネス” においては最初からSEOを採用した方が良いケースがあるんですよね。

今日はそのお話をします。

この手のサービスの場合はがっつりSEOやってみて。
というテーマです。

YouTube動画とPodcast音声と文章版でどうぞ。
*メール下部に文章バージョンもおつけしています。*

 

動画で見る|SEOが大事なビジネス

文章バージョン続き|SEOが大事なビジネス

答えを先に言います。

それは”マッチングビジネス”の類のもの。

サービスで示すとこういうものです。

先生と生徒をマッチングさせる
語学レッスンサービス
家庭教師サービス
ベビーシッターマッチング
旅行ガイドマッチング
売ります買いますマッチング
レンタルスペース
etc

売りたい人と買いたい人を両方集めて、
売買のプラットフォームを作るビジネスモデルのことです。

AirBnB、メルカリとかって言うとわかりやすいですか?

こういうビジネスのことを”スイッチボード利益モデル”とも言われたりしていますが、
マネタイズはほとんどのケースで売買額の一部を手数料として受け取ります。

売り手からだけもらうものもあれば、
買い手と売り手両方からもらうものもあります。

だいたい20%ー30%。

20%だとして1万円の取引なら2000円とかそれくらいです。

このビジネスは広告とすこぶる相性が悪いです。

簡単に言えば利益の絶対額が少ないケースが多いから。

たとえば月に1万円支払うサービスだとしても20%で粗利は2000円。
決済手数料とかを引けば1500円くらいかもしれません。

1年間毎月連続して利用いただけるとしても年間18000円。
半年だと9000円しかありません。

もちろん初回顧客を5000円くらいで獲得して、半年後に利益を出し始めるってことは可能です。
ただそれだと獲得したい顧客数分の赤字補填をする資金が必要になるんですよね。

資金が少ないと本当に微々たる数しか増やせません。

当然契約単価が10万円を超えるようなものであれば問題ないのですが、
スイッチボード利益モデルでそこまで高単価ってあまりありません。

この広告が利益を出しながら回っていかなくて、撤退する人は驚くほど多いです。

逆に継続して成長させることができた人は広告もやるにはやっていますが、
それ以外にアクセス流入の多くがオーガニックってことが多かったりします。

と言われてもね。

「ということで・・
スイッチボード利益モデルの場合はSEOブログ難しいし時間かかるし成果でるか保証はないけど頑張れ。
以上。」

みたいな結論になってしまいます。

これだと「やめとけ」みたいに聞こえてしまうので、ちょと補足します。

一般的にはSEOでアクセスを集めるとなるとブログメディアを立ち上げて、
キーワード選定をして記事を執筆し続けることを想像するんですが、
スイッチボードモデルの場合は「ユーザが掲載しているサービス」そのものが、
コンテンツになり得るメリットがあります。

つまり1万人が1名あたり2つの商品なりサービスを掲載してくれれば、
2万ページのコンテンツができることになるんですよね。

ちょとややこしい例を出すと、
例えば観光ガイドとユーザをマッチングさせるサービスの場合、
「私がアテネを案内します。」
「私もアテネを案内します。」
「僕もアテネを案内します。」
という掲載が増えていくとします。

そうするとそのサイトの
「アテネで個人ガイドします。」というまとめページの順位が上がったりするわけです。

さらに変わったサービスを掲載する人が増えれば増えるほど
ニッチにヒットするワードも増えるんでロングテールでアクセスも増えていきます。

もちろんこれはネットショップでも同じ話になるんですが、
ネットショップの場合は商品掲載そもものがコストに直結しますし、
仕入れや撮影がありますからスイッチボード型より数の限界があるし、
珍しい商品なのに需要がある商材もなくて不利なんですよね。
ドロップシッピングのような取引先の商品ならいいのかもしれませんが
それはそれでヒットしても売れなかったりします。

話を戻ります。

こんなふうに掲載数を増やせばSEOに直結する特性もあるんで
できない施策ではないのかなと思います。

実際僕が今経営に入ってる旅行会社は何年も前からオーガニックアクセスだけで売上を上げています。

でも掲載する人を増やすのに広告を出さないといけないので同じでは?
というツッコミもあるかもしれませんが、
実は広告って買うユーザを集めるより、掲載する売りたいユーザを集める方が安く上がることが多いです。
さらにできる範囲で広告を使っていても、掲載そのものは消えないのでコンテンツがストックになっていきます。

てことで最初から鼻息荒くSEO対策でしかアクセスを集めるつもりがない人はさておき、
広告を有効に使おうとしていたのに、利益額の低さと広告費のバランスが合わずに絶望する前に
このカラクリをちょっとでも知っていてほしいなというお話でした。

あ、でもサイトはSEOを意識してちゃんと内部構造を作っておいてくださいね。
そのへんは細かくなるのでまた別の機会かコンサルティングでどうぞ。

ーー動画だと、もっと詳細に語っていますので、
深く理解したい人は、そちらもご覧ください。

【雑談】世界何もないところ選手権|ザクレブ

「無駄かもしれないことや、面倒くさいことにこそ、楽さや気づきがあるかもしれない。」

と思うようになったのは暮らしに余裕ができてからなのか、
無理にでも意識するようにしてきました。

その中でも特に海外渡航の際には意識しています。

つまり人気の都市や、エリアを選ぶんじゃなくて、
よくわかんないけど、きっかけがあればとにかく行ってみるってことをしてみるわけです。

そしたらどこでも、何かしらの気づきや、出会いや楽さがあって満足いく結果になることが多かったです。

でも、本当に気づきも何もないところありました(笑)

・とにかく何もなかったビンタン島。
・波がなくサーフィンできないと何もないサムイ島。

その中でも一番何もないなと思ったのはクロアチアの首都
ザクレブに行った時です。

ここが一番何もないって感じたんですよね。

だって離島とかと違ってわざわざ飛行機乗っていきましたから。
期待がちょっとあったってのもあります。

もちろん雰囲気のいいカフェはたくさんありましたからまったり仕事するには最高。
車で1時間以上走って国立公園の自然も見たりしました。
道中怪しい不法滞在者と間違われて拳銃を持った警察の人に止められたりして
めっちゃ怖い経験もしました。

でもそれ以外はやたら塩辛いパスタと、
拷問博物館というただただおっかない民間の施設。
欧州ではよくみる街並み?

こんな感じだったんですよね。

「いや。自分の視野が狭いだけだ。次行けばきっと。」

とも思ったんですが欧州在住の旅なれたクライアントさんに聞いても
「なんぜザクレブ?なんで行ったんですか?」
と呆れられるくらい何もないそうです。

一般的にはスプリトとか、魔女の宅急便で有名になったドブロクニクという
地中海沿いに行くんですよね。

しかし実はザクレブの話を僕は一番人に話してる気がします。

つまり一番「コンテンツ」になってるんですよね。

てことはやはり無駄に思えることにこそ面白さがあるってのは正しいのだろうなと。

昔誰かがどこかで「海外にいって何十万使って得られる価値と、
国内旅行で数万使って得られる価値とを比べるとそこまでじゃない。」
とコスパ論を言ってたのですが、そうじゃないんですよね。

そこまでじゃないかもしれないからこそ行くんですよね。

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