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【第520回|利益率が8割なのはボッタクリ?起業の成否を決める適切な原価率を公開。】

今日は原価率の話をしようと思うんです。

あ。閉じるのちょっと待って。

原価率の話は半年くらいでビジネスを軌道に乗せる為に、一番大切だったりします。
逆に半年で立ち上がっていない理由にもなってたりしますから、必ず聞いて欲しいんですよね。

原価率の話をする前に成功している会社の事例を予備知識としてお話します。

急成長した、イケてるサービスのことをユニコーン起業といったりします。

有名なのがAirBnB。(コロナのせいで最近どん底になったけど)

最初は集客に苦労したそうです。
広告コストが高すぎて割りに合わない。
ちなみにマッチングサービスなので原価というかホストへの支払い原価は8割を超えています。
1案件の利益額や率は微々たるものでした。

そこで、やった有名な施策があります。

「泊めます。泊まらせてください」のやりとりが行われていたグレイグスリストって当時からあった有名な掲示板に、自動で勝手に自分のホスト情報を投稿する仕組み。

プログラミングの妙技とアイデアだけなのでコストはかかってません。

簡単に言うとあなたのネットショップに出品した商品が自動でメルカリに出品されるようなイメージですね。
これをきっかけに広告費をかけることなく爆発的にユーザを増やしました。

もう1個。

クラウドストレージサービスのDropboxも最初は苦労したそうです。
月に千円もしない有料サービスはおろか、無料サービスに加入してもらう広告費が2万円以上したそうです。

バーチャルなものなので原価がかかってないように見えますが、
アマゾンのサービスを使っていたし、セキュリティ対策とか考えると無料ユーザが多ければ多いほど赤字が膨らんでいきます。

そこで行った有名な施策が、「友達が加入すると容量追加」
ユーザにとっては本来有料の容量が無料になるので積極的にお知らせをおくってくれるわけです。
見事に激増しました。

あとはネットワーク理論といって、会員が増えれば増えるほど爆発的にユーザが増えていって今の状態。

両方原価率は8割とか9割を超えているからこそ、ユーザには価値が高いサービスを提供できていたとも言えますね。

代わりに広告宣言費を潤沢に使えませんでしたが、「グロースハック」と呼ばれる奇抜なアイデアで顧客を増やしたわけです。

さて、この話を聞いてどう思いますか?
原価率は高くてもいいサービスや商品を提供して、価値を上げていれば、あとは人の目に触れる方法さえわかれば
成長するって文脈で捉えたでしょうか?

または原価率が高ければ、価格を上げて付加価値をつけて理解してもらえばいい。
そういう風に解釈しましたか?

もしそう思ったとしたら起業、ビジネス失敗するかもです。
てか、実際うまくいってなかったりするかもです。

実はこの話には地雷がたくさん埋まってるんですよね。

僕がコンサルティングしていても、ニッチサッチもいかなくなるのも
原価率という地雷を踏んでしまって後戻りできない選択をしている場合なんです。

ということで今日は、適切な原価率の話をしたいと思います。

もちろん、原価率に正解はありませんが、

・失敗したくない。

・お金がそんなにない。

・半年くらいで結果を出したい。

こう思ってるなら1択です。ぜひ聞いてみてください。

今日もYouTube動画とPodcast音声でどうぞ。

今日もYouTube動画とPodcast音声でどうぞ。

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YouTube版とポッドキャストがあります。

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