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テキスト版【第465回|自信がなくても最高のサービスや商品をリリースする方法】

トピック:自信がなくても最高のサービスや商品をリリースする方法

「自信がなくて、その商品を売るのに躊躇します。」
「自信がなくて、そのことでブログを書くのはハードルがあります。」

今日はそんなことを考えているすべての人へ聞いて欲しいお話です。

こんにちは。河野です。
今日も開封していただきありがとうございます。

ビジネスに限らず自信がなく行動できないって話はいたるところに落ちていますよね。
天真爛漫に思える子供でさえ、そういう所があります。

僕の息子の話です。

彼はサッカーが上手になって、将来はFCバルセロナでプレーしたいそうです。
まーまー贔屓目に見えも、我が息子は上手ではありませんので、めっちゃ練習するしかないのだと思うんですよね。

本人もそれはわかってるらしく、時間さえあれば練習をしようとしていました。
でも、近所の公園に行って練習しようと誘ってもすごく嫌がるんです。

どうやら、同じようにサッカーをしている友達や、友達じゃなくてもサッカーを同じくしている同学年の子供に練習しているところを見られたくないそうなんですね。

サッカーを練習している姿を見られるたくないってことじゃなくて、彼らより下手な姿を見られると恥ずかしいそうで。
なんとも、情けない理由に思えますが、本人は大真面目です。

体育会系お父さんであれば「やる気ないなら、やめちまえ!」とでも言えばいいのでしょうが、
僕は体育会系の思想が皆無ですし、小さい頃ものすごく格好つけだったので、気持ちがわからなくもありません。

結局、めっちゃ遠い町の、しかも人気のないか、大人しかいない公園で練習したのを思い出します。
(今は経験も長くなり、できることも増えて、本人もそこそこ自信がついたようで、近所の公園でも普通にサッカーはしています。)

さて、この手の話、大人でもよくありませんかね?

まさに今日のテーマなんです。

自信がなくてブログが書けないとか、自信がなくてサービスや商品をリリースできないとかそういう悩みに共通するところがあったりします。

共通するのは、「人の目を気にしている」こと。

もちろん、サービスってのは価値の代わりにお金をもらうものですから、自分の商品に価値があるのだと自信を持つことは必要ではあるんです。
だから、お客さんからの目(評価)が気になるっていうなら、まだわかります。

が、きっと9割くらいの人の”自信がもてない理由”ってそこじゃないんじゃないでしょうか?
そんなにピュアな理由じゃないことのほうが多い気がします。

それは「誰の目を気にしているか?」ってことを考えるとわかりやすいんです。

原則論としてビジネスは顧客がお金を払いますよね?

なので本来は、「顧客から選ばれるかどうか?」だけを気にすればいいわけであって、「選ばれて価値を感じてくれるかどうか?」ってのは
売ってみないとわかりません。

買ってくれてから価値がないと思われてしまうこともないではないけれども、
価値を感じないと購入をそもそもしてくれないので、やはり販売してみるってのが唯一の判断材料です。

なのに「自信がない。」と言っている人はたいてい顧客に価値が提供できる自信がないってことよりも、
「競合になりえる人たちと比べて劣っている気がする」という比較で自信を持てずにいたりします。

いや。それもちょと違いますね。

もっと言えば、その競合となると思える人から見て「ショボく見られるかも」「馬鹿にされるかも」といった目線や評価を気にしているケースも多くないでしょうか?

たとえば、ライフコーチや何かのコンサルタントみたいな仕事をしたいと思っていて、手始めに知り合った人をメルマガへ登録しようとしたとします。

当然中には、自分より先に始めていて、一定の顧客がいて、いい感じでキラキラしている人も知っていることがありえます。
なんならその人の発信するメルマガも「うんうんと」感心しながら、読んでるのかもしれません。

でも、その人のメルアドだけ自分のメルメガのリストへ登録せずにいるなんてことも、よく聞きます。

理由を聞くと「あんな”すごい人”へ、”私なんかの”メルマガを送るなんでおこがましい。」ってなわけです。

なんかこの手の話を聞くといつも僕は思います。
「ものすっごい無駄な悩みだなー。。。」と。

いわゆる同業者なんんて顧客に信頼してもらうプロセスにまったく関係ありません。

「いや、お客さんはああいう人と私を比べるわけだから、それよりも劣っている私をお客さんが選ぶわけがないじゃないですか?」

とか反論が出たりもします。

やはり、競合の目を気にするあまり本質からずれてしまってると思います。

だって、お客さんが選ぶ理由なんて、お客さんから選ばれてみないとわかりません。

わかりますかね?

よくビジネスのノウハウ本とか記事で、こういうのがあります。

「USPを見つけない。」
「他者と比べて優れているところを考えなさい。」
「あなたにはきっと人に勝てるところがあるのです。それを見つけて差別化しなさい。」

みたいな話。

でも、めっちゃくちゃそのテーマについて経験が長くて、市場のこと、お客さんのことを深く深く理解しているわけでもない限り、
事前にはお客さんが選ぶUSPなんてわかりません。
お客さんに選ばれる自分独自の差別化ポイントもわかるわけがありません。

わかることは、「お客さんは何に困っていて、何を解決してあげなければいけないか?」
「そのために私は何ができるか?」くらいです。

お客さんからの選択基準は選ばれてみて、はじめてわかります。
選ばれないとこれまた「どうすると選ばれるか?」はわからないままです。

たとえば、「一番最初にあなたを見つけたので、あなたから買いました。」
なんて理由すら存在するんですよね。

僕がコンサルティングビジネスを始めたての頃、
「君は駆け出しだかろうから一生懸命、私のことを考えてくれそうだ。」
という選択理由を説明してくれたクライアントさんもいたくらいです。

話を戻します。

要するに、自信がないってことの裏側にある感情というか懸念として、
「あいつ知らないくせに、偉そうにサービスを提供したり、ブログ書きやがって」
という他者とくにライバルの目がありそうで(本当は妄想ですが)、それが気になるってことが本音の場合も多いんですよね。

そんな評価をしているほど暇な人はあまりいませんが、もしそういう評価をする人がたとえいたとしてもその人はお客さんじゃありません。

友人から「そんな情報みんなが発信していることだ」とか、「あなたには無理じゃない?」と善意でアドバイスされたとしても、その友人はお客さんじゃないからそんなこと言うだけなんですよね。

お客さんは、自分の抱える問題が解決できればいいわけで、競合のすごさとか、その情報がネットで調べたら実は出てくるとかあんまり関係ないわけです。

本質的には僕の息子の抱いていたある種意味のない劣等感と同じ質の問題ですよね。

一般的にビジネスを成功させるために考慮すべき要素として3Cとか呼ばれるフレームワークがあります。
(枠組みのことですね)

顧客(customer)

競合(Competitor)

自社(company)

これらを検討して戦略を決めようぜって考え方のことです。

こういう難しい話を出すと、
「ほらー!やっぱり競合って関係あるんじゃん!」

って思うじゃないですか?

でもね、3Cっていうくらいですから、顧客のCも自社のCも大事なんですよね。

そして、競合について知る必要があるのは、他者と比べて自分は劣っていないかどうか?という話でもないんです。

他者は顧客に何をもって選ばれてるか?を知ることが重要であって、
あなたとあなたの基準や価値観で優劣を比較しても分析になってないんですよね。

伝わります?

すべての元は顧客にあるわけです。

顧客は何を求めてるか?
それを私は提供できるか?

ってことをベースに他者とか自社のことを考えるだけでです。

メルマガとか、ブログとかの情報発信だってそうです。

僕は10年ポッドキャストを配信していますが、
僕よりも実績もあっって経験豊富なコンサルタントなんてめっちゃいると思うんです。

でも聞いてくれていて、褒めてくれる人がいます。

理由は「河野さんが一番頭がいいから」って言われると思ったら大間違いです。

「河野さんは休まず定期的に配信してるから、週末のジムで聞くのにちょうといいのですよ」

とか言われたりします。

くどいですが伝わります?

お客さんから選ばれるか?
お客さんがどこに価値を感じるか?

は売ってみないと知りえませんし、
他者との比較や優劣はまず比べる基準が違うから

寿司と映画どっちが人生を豊かにするか?というものすごく意味ない比較になりがちです。

なので、誰かを気にしてリリースしないってめっちゃアホくさいことなんですよね。

これわかってくれると、明日にでもリリースする気になりませんか?

「結果、評価されなかったらどうするか?」

上等じゃないですか。
ガラクタから始めて、あとは良く改善していくだけでいいので上昇しかないと思うんです。

ぜひ、今からでもあなたの尊敬する同業者へ自信をもってあなたのメルマガを送りつけてやってくださいねw

たぶん売れますよ。そんな真面目なあなたの商材はきっと売れます。

なんてね。

【編集後記】ハワイ島はなぜ人気がないのか?

ハワイってめっちゃ人気あるイメージありますよね?

ハワイを特集したテレビ番組も見ない日はないし、
ハワイに移住したい人も後をたちません。

マイルの特典航空券なんてホノルル便は1年前でも取れません。

コンドミニアムも半年前に予約しないと空いてません。

変わらず大人気です。
僕も大好きです。

でもねそれはオアフ島の話。

そしてホノルル周辺の話。あ、コオリナもかな。

ハワイ島のクライアントさんとミーティングしていてびっくりする話を聞いたんですが、
JALのハワイ島直行便が就航したのはご存知ですかね?

CMとかしてたのでご存知の人もいるかもしれませんが、コナ便てのができたんです。

ハワイ島といえば、ビックアイランド。

キラウエア火山や、
真っ青な海。

ネイチャーアイランドですよ。すっごい人気。

だと思うんです。

僕もオアフの長期滞在中にいったことありますが、めっちゃいいです。好きです。

でもね。飛行機の満席率が50%を切ってるっていうじゃありませんか。

意外です。

ホノルル便まではいかないにしても、ね。

アジアのリゾートでももっと多いです。

やはりプロモーションに失敗しているとしか思えないです。

ハワイ島のメディア露出が少なすぎるのもそうでしし、

僕が思うに、

自然を大事に。
地球とともに。

このあたりをクローズアップしすぎかなとも思うんです。

もちろんそれがいいのですが、
お客さんの価値観が固定化してしまってるので
いろんな要求に応えにくいのかなーと。

だってハワイ島にも、めっちゃおいしいマラサダの店とか、
ハンバーガーとかありますし、

すごく楽しいホテルのプールもあるんですよねー。

お客さんから評価される価値観を固定化しすぎるとよくない例にならなければいいなーって思ったりしていました。

でも、また行きたいです。

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