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”顧客や会社にとって正しい”ことを話し合うのはもうおしまい。+恐怖は最高のモチベーション

こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。

「お客様のためを思えばこうするべき。」

「いやだからこそこうするべき。」

「スタッフはこういうふうにマネジメントするものだ。」

組織ってほどでもないにしても、
自分だけじゃなくて2名以上のチームとか集団を率いるようになると
「”何か”について”どうしていくべきか?”」
ということを話し合う場も増えていきます。

というか、
まじめな社長ほどその場を増やしていきます。

つまり、

スタッフや関係者、チームと呼ばれる人に
「これどう思う?」「どうしたい?」
と、意見に耳を傾けて、そしてその意見を採用していくということです。

ただ、これって結構しんどい。

「私(俺)社長だけど結構我慢しているな-。」

そう思うことが多い人も多いのじゃないでしょうか?

ということで今日は
そんな「スタッフの意見を聞けば聞くほどしんどくなる人」
への提案です。

”正しい”ことを話し合わない。

大胆にはじめたものの、
実は結論は結構単純です。

「正しいことを話し合わない。」

ということなんです。

顧客にとって何が正しいのか?

収益をあげるには何が正しいのか?

スタッフにとって何が正しいのか?

こういう議論をしないってことなんです。

そもそも「正しい」ことってビジネスは
まずないと思うんですね。

「正しい」といわれていることはありますが、
「正しいとそれを証明した会社が多い」だけであって
やはり正解ではないわけです。

なので「唯一無二の正解」を話し合っているように見えて
結局は正しいかもしれないことを話し合っているわけで、

そうすると
答え合わせのできないクイズの答えを
話し合っている状態に近くて、
ある種こっけいな状態になるわけです。

ある会話を切り出してみます。

社長「あの、今日からニュースレターを送ろうと思う。
   内容は○○にしてさ、みんなどう思う?」

スタッフ「そんな内容より○○のほうが顧客は喜ぶと思います。」

スタッフ「普通年4回くらいですよ?私なら読みません。」

社長「そっか・・・もうちょっと検討しようか・・」

これはニュースレターについて正解があるかのような
話し合いをしています。

さらにひどくなるとニュースレターはやるかやらないか?
を決めるのにも正解があるかのような話し合いが続くわけです。

たいていは
”やりたい社長”と”やりたくないスタッフ”という構図で(笑)

でもビジネスおいて正解はないので、
結局話していることは全部仮設なんですね。     

「売上げなのか利益なのかブランド力なのか作用させたい何かにとって
 うまくいくかもしれないこと。」

これ以上でも以下でもないわけです。

それでれば
「正しいかどうか?」なんて議論は実はあまり必要なくて

「私はこの仮説を試したいからヨロシク!」

という”指示”だけしか残らないはずなんですね。

「もしスタッフから別の提案があったら?」

その場合は、
「じゃー両方試して」
となるでしょうし
コスト的に1個しか試せないなら
やはり自分の言ったことを先にやってもらうしかないんですね。

ポイントは言葉使い。

「会社にとってはこうしたらいい(正解)と思うのだけどどうかな?」

ではなくて、

「私はこうしたいのだけどやってもらえる?」

こっち。

要するに俺がやりたいからヨロシク。

ってことなんですよね。

うまくいかなくても責任を取るのは社長だし、
自分のやりたいことをしたくて社長をしているのですから
「私はこうしたい」
という意見でしかないはずなんですね。

もちろん「やりたくありません」ということもあると思います。

もちろん雑な指示で現場が混乱することもあると思います。

でもそれは
やりたいことをやらずに
正しいことを永遠と話し合うことで解決する話じゃなくて

・したいことを伝える技術
・したいことを実行する技術

でしかないと思うんですね。

僕のメンバーさんでも
ナイスアイデアを実行しようとしたら
現場のスタッフさんから「正しいこと」攻撃にあって
意気消沈なんてことがよくあります。

物事はシンプルじゃないかと。

正しいことをしたいわけじゃない。

「私(僕)が正しいと思っていることをしたいので
 ついてきてください。いやなら一緒に仕事できません。」

こういうことになるのじゃないかなと。

当然ただしと思っていることが正しくないときは修正をするとか、
より正しいと思えることを聞き入れたら即座に自分の考えも変更するとか
そういう能力や器量は必要ですが
基本自分のやりたいようにしたい。
が基本なのじゃないかなと。

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。

今週の雑談

今日の雑談はモチベーションについて。

意地悪な物言いで語ります(^_^.)

会社員をしながら副業を進めている人とか、
家計を支える必要がない状態でビジネスをしている人とか、

たいてい「モチベーションが続きません」とか
家に帰ってもやる気がでないことが多いですといった話に
ぶつかっています。

僕もそうでした。

また、すでに創業しているけど
パートナーという形でお互い無償で最初業務を行い
儲かったら利益を分けようというスタイル(成果報酬)で
ビジネスをする人とかも、

たいてい「モチベーションが続きません」とか、
「本業が忙しくて」とかいった話にぶつかっています。

僕もそうでした。

そして、

「モチベーションをどうすればあげられるのか?」

という話にいきつくわけです。

僕もこの手の話は
経験者ですし、いつも相談を受けているので
1晩2晩くらいなら話せます(笑)

ただちょっと今日は角度を変えて意地悪につっこんで見ましょう。

”モチベーション”という用語の定義もあいまいですが
 ”やる気””実際行動する原動力”ということにしておきますね。

そういう意味でいえば
モチベーションをあげないと何も行動できないかのように思えます。

でも、
何か本業を持っている人はモチベーションがあろうがなかろうが
毎日仕事に行っています。

成果報酬の人も、報酬が間違いなく発生する仕事を
責任感をもって全うしているでしょう。

家計を支える必要がない人も、
収入源である配偶者の仕事を邪魔したりしないように
子供のお世話やらいえのことは放棄していないのだと思います。

何がいいたいかというと、
人間が行動を起こすのにモチベーションは
それほど優先度は高くないと思うんですね。

誤解を恐れずに言えば、
人が行動する(特に仕事)原動力は

・恐怖

・居場所

お金がもらえなくなると困るから
やる気があろうがなかろうがフルタイムの仕事は
しているのでしょうし、
報酬が確約されている仕事もしているのだと思います。

今後の人生を左右する場所だと思うから
会社にも行くのでしょうし、

自分が自分であると認識できるから
仕事じゃないけど 地域のサークル活動や
報酬は低いけど頼まれた仕事はするのだと思います。

と考えると
組織運営であれば、

・その仕事を生活の糧にする従業員を雇い入れる。

ほうがやる気と情熱のある若い人を雇うよりも
はるかにパフォーマンスが高くなったりすることもありえるわけです。

自分が副業であれば、

・会社やめちゃう

ほうがはるかに高確率で成功することもありえるわけです。

と・・・・ベトナムに行って
各自いろんな会社を経営をする仲間と話していました。

これも「正解」なんてものはないのですが、
角度によっては真実なのだろうなと思います。

お知らせ

東京勉強会の12月12日土曜日です。

お席埋まってきました。お急ぎを。
今年最初で最期の勉強会です。
「どんな人が申し込んでいるの?」
お申し込みの方からの質問の一部です。

”何か新しいことができないかと考えていますが中々見つかりません。
そして行動に移す段階で何をすればいいのかと迷ってしまいます。
そこで今回はビジネス立ち上げのポイントや見つけ方、
そして現在活躍されている方々にお会いできると思い参加を決意しました。
日頃Podcastを拝聴しており、
勉強会に参加できるタイミングがようやく回ってきたので楽しみにしております。”

”新しいビジネスを始めるとき、自分のスキル・知識で通用するだろうかと
自信がなくなり不安になる事があるのですが、
そういう場合の仕事への取り組み方、考え方など、お聞かせいただければ嬉しいです。”

”いつもボットキャストを拝聴しております。
福祉の業界で経営を安定させる手段はないかといろんなアイデアを投げかけています。”

”河野さんの大ファンです!
今回、何かひとつ新しく行動を起こしてみようと思い、参加申し込みをさせていただきます!”

(内容を一般化するために一部修正しております)

続々とご参加申し込みいただいています。今からとっても楽しみですね。
人数もありますのである程度お早めに申込みはコチラからお願いします。

編集後記

ベトナムのハノイに行ってきました。

どうしてもはずせない用事があったので
3日間の弾丸です。

なぜそこまでして言ったかというと、
友人の結婚パーティーがあったからなんですね。

アジア各国の経営者仲間も一緒でした。
(メンバーさんでもあります)

いつもアジアのどこかの都市にお互い仕事を絡めて集まっては
集合して酒を飲んでいる仲間です。

その一人が結婚したことはもちろんですが、
また前日からぶっとおして語ったので
濃い3日間でした。

僕自身も事業が今年は転換点だったので
刺激をたくさんもらえました。

なにより
友人の店舗や工場で働く会社の
とても気立てのよいスタッフのみなさんが
日本人ベトナム人総勢であつまり
彼が料理を振る舞っている姿に

ご夫婦のご両親や親戚も集まって感動されている姿に
とても刺激を受けました。

なんかいいですね。
一家を構えている感じで。

おめでとー!

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