【言ってはいけない】なぜ起業の難易度が上がってるのに幸せな人が増えてるのか?分析してみた。
日本河野竜夫目次
今日はあんまり人に言うものではない話をします。
起業が難しくて成功しない人が多いのに、
なぜ以前よりも起業していても幸せな人は多いのか?
という話です。
批判も起きそうだし、賛否も分かれそうだから
あまり言わないようにしてたんですが、
まあ言いますね。
日本って、ここ10年でなんかディストピア感が出てきましたよね。
昔からある程度の資産で株式投資してる人とかは違うかもだけど
一般的な会社員はもちろんのこと、
起業や、成功なんかを目指してる人にとっては特にです。
ビジネスで成果を出そうとしても難易度が低くない。
せめて称賛を得たいとSNSを頑張ってもアルゴリズムに振り回されて報われない。
実際は起業もSNSも難しくなったんじゃなくて、
昔が簡単すぎただけだったりするんですが、
感覚としては難しくなりました。
でも面白いのが、
そんな中でも「なぜか幸せそうな人」が増えてるんですよね。
「成功してるかのように充足しているように見える人」が増えてます。
実態はSNSで認知されてるわけでもないし、
ビジネスで収益を上げてるわけでもないのにです。
この現象をものすごく今っぽいなと思いまして
僕なりに分析してみたんですね。
今日はそのあたりの話をしたいと思います。
あんまり楽しい話じゃないのですが、
事実を掴むのも大事かなと思いましたので、
聞いてみてください。
なぜ起業の難易度が上がってるのに幸せな人が増えてるのか?分析してみた。
文章バージョン続き|なぜ起業の難易度が上がってるのに幸せな人が増えてるのか?分析してみた。
別に日本社会全体を分析したいわけではないんです。
僕が気になってるのはあくまで
時間的にも経済的にも自由を目指す人、
単に収入アップを目指す人、
ビジネスを通じてやりたいことをしたい人、
そんな人たちの変容についてなんです。
先ほども言いましたが、
10年前に比べて起業で成果を出すのが「難しくなった」と言われています。
でも正確には、難しくなったんじゃなくて、過去が異常に簡単すぎただけなんですが、
相対的にネット黎明期よりは難しくなったのは事実です。
一方で株価は世界中で高騰しましたから、
単に資産を長期的に増やせればいいと思ってる人は
株式投資なんかに向かっていきました。
でも、やはり「自分にとってやりがいのあることで成果を得たい。」とか、
もっと短期的に収益を増やしたい。
誰かに命令された生活はしたくない。
なんて感じのことを考えてる人は起業をしたいので
成果を出すための難易度に辟易とすることになります。
その結果、ここ数年人々が向かう先が二手に分かれてきたように思うんですね。
■1つ目:外の世界が変わらないので内面だけを変える。
これは俗に言う「自己啓発」がその代表例かなと。
収益が増えない。
好きな仕事をしていない。
自由な時間がない。
称賛されない。
嫌なやつに従わなければならない。
やりたいことがない。やりたいこともしてない。
そういうのが「外の世界」だとすると、
起業するなり独立するなりしないと外的な要因は変わりません。
でもそれは難しそうだから、
せめて自分の内面だけでも変えようという試みです。
全ての事象に感謝するとか、
変わることを信じるとか。
もちろん現実は1ミリも変わりませんが、
当の本人は満足してるケースも多いんです。
だって満足なんてものは、感じ方次第だから。
つまり「幸せ」です。
■2つ目:ドーパミンの代替を探す。
こちらは実に今の時代ぽいのです。
自己啓発が自分の内面、心の持ちようだけを変えるのに対して
こっちは外部も変えます。
ただし、物理的、定量的な金銭としての収入や、
フォロワーの数などを得るわけではなくて、
その時の得られる脳内環境を外部の別のことで得ようとします。
どういうことかというと、
人によって違うだろうけどビジネスや何かの活動で
成果を得たいのは、
単なる記号としての金銭や、
数字としてのフォロワーや視聴者、
いいねの数ではなくて、
その結果得られる達成感とか自信とかだと思うんです。
つまり脳内の快感とかの報酬系を司る物質
ドーパミンを得たくてやってるところがあるだろうと。
てことは、
何か別のことで、同じようなドーパミンを得られれば、
それで代わりが効くということでもあるんですよね。
そこで、ものすごく有効に機能するのが、
いろいろなコミュニティを内包したサービスへの参加なんです。
例えば、最近の大成功しているフリーランス養成スクールには(名前は言いませんが)、
受講生のコミュニティ機能が非常に充実していることで有名です。
もちろん、大義名分は「スキルを習得し、自分で稼ぐ力を身につける」
ということなのですが、
内包しているコミュニティでは、
みなさんを取りまとめるリーダー的役割を与えられたり、
自分の学んだことを発表する場があったりして、
皆さんの役に立っているという実感を持てるように工夫されています。
ここで形成されている社会は、5人、10人かもしれないですが、
見知らぬ方々から認知され、称賛され、期待されるという感覚を持つことは、
まさに起業で成果を出したときと同じようなドーパミンが出るだろうということは想像に難しくありませんよね。
今スキル習得スクールの例で申し上げましたが、
今時流行っているサロンと呼ばれるものであったり、
ビジネス交流会だったり形態は様々ですが、
このような成果を出したときと同様のドーパミンが出る機能を持つコミュニティは
すごく多くなっているんですね。
自己啓発もドーパミンの代替も、
共通するのはインスタントに手に入ることです。
現実的な数字という成果を得るよりは
はるかに楽に手に入るんですよね。
しかもそのような手段=コミュニティは
金儲け、起業、SNSっていう入り口になってるのも
大いに関係してると思います。
当初は物理的な成果を得るために参加するんですが、
そのまま違うドーパミンにスライドできるので、
気がつかないうちに没頭する人もいたりします。
他にも代替可能なドーパミン発生装置はたくさんあります。
マルチレベルマーケティングのネットワークに参加したり、
陰謀論にどっぷりハマったり、
SNSで匿名で誰かのことをこき下ろすキャンセルカルチャーの担い手になったり、
得られるものは同種のドーパミンなんだと思うわけです。
■仕掛ける人間が先か、人々の感覚の変化が先か
もちろん、この現象って昔からありました。
ノウハウコレクターって言葉もあったし、
自己啓発なんて100年以上の歴史があると思います。
でも、明らかに過去よりは心の充足、居場所を求める風潮が加速しています。
それに乗じて、トレンドに敏感な起業家は、
居場所、心の充足を満たしてあげるサービスを打ち出していっています。
心の充足をもとめる社会変容が先なのか、
インスタントなドーパミンを求める人が増えたのかは
わかりませんが、起業なんかの難易度のせいでそっちへ行く人が
加速度的に増えてるのは間違いないなと思います。
■成果をだすのが難しいのか、逃げる場所が増えたのか?
ちなみにここまで起業や成果を出すことの難易度が高い、難しいという話を、
さも本当かのように話しましたが、
それは昔が本当に誰でもできるくらい簡単すぎただけであって、
今も別に難しくなっているとは思わないんですよね。
しかも昔簡単だったてのも、
成果を継続して10年も出し続けようと思ったら、
やはり何かしらの工夫や継続力が必要だったわけであって、
僕から見れば起業そのものを取り巻く難易度というのは変わっていないようには思うわけです。
実際それを知ってか知らずか、
成果を出す人は出すし、難しいとはおっしゃいません。
だからそもそも、
難易度が高いから別のインスタントなドーパミンにスライドしたというとそうでもなくて、
今の時代にインスタントのドーパミンを得られる場所が急激に増えて目立つようになったのと、
巧妙に仕掛ける人が増えたから、そっちにスライドしてる人が増えたというふうにも言えると思うんです。
■赤いカプセルか青いカプセルか?あなたはどっち?
とはいえ何が悪いんだって話。
だってドーパミンが出てて幸せなんだから。
その場所ではいつかはドーパミンが出なくなるかもしれない。
お金を使い果たしてしまうかもしれない。
自己啓発で内面を変えても金でしか解決できないことが起こるかもしれない。
でも、まその時はその時です。
ここでぜひ紹介したい映画のワンシーンがあります。
『マトリックス』という映画は知ってますか?起業家では超有名。
お話は未来のSFで、人間がAIに支配された世界が舞台です。
人間はカプセルの中に眠らされていて、
AIの電源として生かされ続けている。
死なないように、夢を見せられているだけ。
みんな現実だと思ってるけど、全部作られた仮想世界なんです。
そこで仕事したりレジャーしたり家族をもったりしてます。
現実にしか見えないメタバースって感じ。
でも、それに気がついた人間たちがいて、カプセルから出て潜伏しながらAIと戦っています。
その戦士の一人が、まだ仮想空間の中で眠っている人間をスカウトしに行くんですが、
その時に出てくるのが、有名なカプセルのシーンです。
主人公のネオは、謎の男モーフィアスから2つのカプセルを差し出されます。
青いカプセルを飲めば、今まで通りの平穏な生活に戻れる。仮想空間の夢を見続けるって意味です。
何も知らないまま、快適な世界で生き続けられます。
赤いカプセルを飲めば、つまり夢から覚めて現実の世界が見えます。
でもそこはAIに支配されてる薄暗い地表で快適ではありません。
でも現実です。
ネオは赤を選ぶんですが、
中には一回青いカプセルを飲んだあとに、
「俺はもう嫌だ。もう1回青いカプセルを飲みたい。そして金持ちとして暮らしたい。」
って裏切る人もいたりします。
これってものすごく示唆に富む話として
語り継がれていまして、今日の話にも繋がりますよね。
青いカプセルの何が悪いんだって話。
ドーパミンが出てさえいれば、
内面さえ幸せであれば物理的な成果は不要です。
だって幸せなんだから。
でも赤いカプセルを飲まないと、
嘘っぱちだと思う人にはそんなの耐えられません。
僕は赤いカプセルを20年前に飲んで
後悔してみたり、喜んでみたりで今まできました。
たぶんもう1回選択するとしても
赤を飲むでしょう。
でも、青いカプセルを飲む人もとても増えています。
これは社会変容なのかもしれません。
つまり物質的な成果より、
脳内だけでも幸せを求めることが正解な時代なのかもしれないです。
僕にはここで何かの誘導はできませんが、
すごく変容してるなってことだけはわかるんですよね。
そして自分が赤いカプセルを飲んでるのか、
青いカプセルを飲んでるのかは知っていた方がいいとは思うわけです。
さて、あなたはどっちを飲みますか?
【雑談】最悪なガキ
久しぶりに庭の芝生を刈りました。
とはいっても雑草でぼうぼうだから草むしり。
また良い芝刈り機を買う決意を忘れて
その日を迎えてしまった自分を恨みつつ
腰と手が限界になるまで頑張りました。
で、そんな感じで手で作業してるとですね、
いろんな生き物との出会いがあるわけです。
なんかの幼虫。
殿様バッタ。
蜘蛛。
見た目てんとう虫みたいにカラフルだけどよく見ると気持ち悪い虫。
でも不思議なもんで、
殺そうとは思わないんですよね。
そっと移動してあげる感じです。
でも僕は生き物が好きな優しい子供ではありませんでした。
書こうかどうかも躊躇するくらい
最悪なガキでした。
意味なくバッタを捕まえて
虫籠に入れて家にもて変えるんだけど、
なんも世話せずに全滅させたり。
実は潜在的に凶暴性があるのかと悩むくらいです。
でも言い訳をすると、
たいていのガキはそんな感じだった気もするんです。
そうじゃなかったです?
時代なのか、
実はやばいやつなのか・・・
とそんなことを思った草むしりでした。
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