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サイトに自分の顔を出したくないけど、それだとダメですか?【616回】

「ネットに自分の顔を絶対出したくないんです。」

こう強い抵抗を示す人が結構いますよね。
理由もいろいろ。

A:過去に大小トラブルにあったことがある。
B:トラブルになりそうで怖い。
C:恥ずかしい。みっともない。
D:そんなことして売上が上がると思えない。

全部正しいし、全部間違ってると思います。

実際、”危ないところに近づく癖”がある人はAとかBのリスクが普通にありえます。
”やばい人”とトラブルを起こすと、ネットの写真を頼りに執拗ないたがらせを受けることもあったりします。

でも、そうでもない限りはABのリスクは考慮しなくてもいいと断言できます。

恥ずかしがり屋だとか、自意識過剰な人にとっては、顔出しが嫌ってのは感性の問題だから他人から何も言うことはありませんね。

ただ、顔を出すからといって売上が上がると思えないって部分だけは、誤解があるかもしれません。

同じことをしているとしたら、顔を出すのと出さないのでは、顔を出している方が売上が楽に増やせます。

顔を出しても、顔を出さなくても、売上は上げられるんですが、
顔を出さないと、売上を上げるためにやることが増えるんですよ。

苦労が増えると言い換えてもいいかもしれません。

ということで今日は顔を出さなくても、売上を楽にあげたい時に必要なことなんかをお話します。

今日もYouTube動画とPodcast音声と文章版でどうぞ。
*メール下部に文章バージョンもおつけしています。*

 

動画で見る|サイトに自分の顔を出したくないけど、それだとダメですか?

文章バージョン続き|サイトに自分の顔を出したくないけど、それだとダメですか?

そもそもですが、ネットってのはいまだに信頼性が低い媒体です。

なりすまし。フィッシング。ハッキング。
こういう犯罪もやりやすい。

匿名での誹謗中傷も手軽にできちゃいます。

しかも実店舗や事務所を持たない、知名度も低い会社に対しては
「大丈夫か?ここ?」と反射的に思う人って多いと思うんですよね。

ま。当たり前。

そんな時、短期間で自分や自社を信頼してもらえる一番楽な方法が自分たちの顔を晒すことなんです。

いろんな意味がありますが、第一に顔だしてるってことは信頼の担保になりえるからです。

■顔を出すことが信頼を得られる4つの理由

・トラブルを避けなければならないようなやばい人と付き合っていないのだろう。

冒頭で言いましたが、トラブルになるのは自分の”そういうところに近い”場合であることも多いです。
そういうことがこれまでなかったか、ない自信の表れだと見なせます。
(真実の話はしてませんよ?印象の話です。)

・サービス提供や事業運営にやましいことがないのだろう。

顔を出すということは、いろんな意味で個人を特定されます。
個人情報やプライバシーは気をつければ取得されませんが、
やましいことをしていて堂々と顔を晒しているとは考えないものです。

・何度も顔を見ると信頼する。

ザイオンス効果って言われてますが、何度も見た顔は無条件に信頼してしまいます。
そして表情を見て親近感を持ったりするわけです。

・リスクを取ってコミットしていると感じる。

そもそも顔をハリきって出したい人は少数派。
できれば出したくない。
それなのに顔を晒しているってことは、それだけそのサービスにコミットしているってことだし、
リスクを取ってるって読み取れます。
つまり真剣にやってるってことを表してます。

■オンラインは信頼のハードルを越えてもらいにくい。

ネットビジネスで注文とか申し込みとか、サインナップとかのコンバージョンアクションをしてもらう時に、
3つのハードルがあると言われています。

まずサイトやSNSを見ても読んだり見たりしないというハードル。
次に、その中身を信頼しないというハードル。
最後に、行動しないというハードル。

この中の信頼しないハードルを越えるのに、顔を出すという行為はめっちゃくちゃ便利なんですね。

だって、顔出すだけで何割か増しで信頼度が上がるんですから。

逆に顔を出さないことで、信頼のハードルを越えるのが急に難しくなります。

信頼度マックスの指数を10としたら、顔を出すと5とか6くらいは一気に稼げます。

顔を出さないとこの5を別のことで補わないといけないんですよね。

■取引先とも交渉しにくい。

お客様の声が集めにくい場合、よく起業家どうしでお互いのサービスをレビューしあって、
お客様の声にお互い貢献するってことがあります。

この場合は、自分の顔を相手のサイトには晒さなければなりません。

そうじゃないと私は出さないけどあなたのくれって、なかなか通りません。

そしてお客様の声をもらうときにお写真や動画を求める場合も同じです。

「で?あんたは出さないの?」って、一般的な心情だと思うんですよね。

■顔を出さずに信頼を上げる方法

もちろん、顔を出さないことでも信頼を担保する方法はあります。
いくつか代表的な例を書いてみましょう。

・実績やレビューを大量に示す。

信頼してもらうための、必須の要素はレビューや実績です。

これを大量に掲載することで自分の顔を出さないことくらいは補えます。

ECなら各商品に大量のレビューがある状態にします。

それ以外なら、ちゃんと顔を出してもらったお客様の声、インタビュー、手紙を大量に掲載します。

ポイントは大量にってところです。
普通の量じゃ弱いです。

自分の顔を出す時でさえ、信頼度を補うためにお客様の声は必須ですから、
さらにもっともっともっと準備する必要があります。

・最高の事例

デザインや、ライティングなど成果物が伴うビジネスの場合は、
事例、ポートフォリオが大量に存在することで信頼は担保しやすいです。

ここでも重要なのが大量にあることと、
クオリティが高レベルにあることです。

ありきたりな品質で、数も少数であれば、顔を晒すほどの信頼度は取れません。

逆に「この程度だから顔をさらしたくないのかな?」と思われることすらありますので、注意が必要です。

・コンテンツ力を2倍にする。

たとえばコーチ、コンサル、セラピストこういった言葉やメッセージ、ノウハウが商品担っている場合、
普段発信しているコンテンツのクオリティが通常の2倍くらいあれば全然大丈夫です。

他人を圧倒するくらいに尖ってるとか、刺さるとか、役に立つとか、そういう意味です。

同じようなコンテンツ力なら、顔が出てるほうが信頼度を圧倒してしまうので、
顔を出さなくても信頼されるためには、それくらいのコンテンツ力を発揮しなければなりませんね。

コンテンツ力がある人なら、出来ない相談ではないと思います。
実際、顔を一切出さずに、他社より高額なコンサルティングをしているコンサルタントもいたりしますから。

・著名人からの推薦

対象の見込み客からすでに広く認知されていて、かつ信頼されてる人からの推薦。
これもできれば楽です。

ポイントは有名であることと、信頼されてることです。

または、専門家として認められてる役職や職種の人。

テレビに出てる人とか、
プロスポーツ選手とか、オリンピアン。
健康ビジネスなら医者。
ビジネス系なら名前が知れ渡ってる上場企業の社長とか。

そのへんの誰も知らない人の推薦の声も有効は有効ですが、顔を出すことを補うまではいきません。

■顔を出すか出さないか?

いかがですか?

顔を出さない選択をする時には、以上のようなことで信頼を補っておくほうが無難だと思います。

出したことがないのだから、コンバージョン率や成約率を比べられないと思うんですが、
おそらく、何もしないと単に売上に影響します。

逆に、それもしたくない場合は、そういうデメリットをわかった上で「出したくない」を貫くといいと思うんですよね。

それか、顔を出したほうが楽だと考えを変えてしまうか。

はたまた、顔を出さなくても関係ないビジネスをするかですね。

大規模ECで顔出すとかってそれほど重要じゃありませんし、
メディア運営や、マッチングサービスもしかりです。

一番怖いのは、
顔出さない。
コンテンツ力も平凡。
推薦ももらえない。
お客様の声も取れない。
でも売上は人より増やしたい。

こういうわがままな状態にならないことじゃないかなと(笑)

ではでは。

ーー動画だと、もっと詳細に語っていますので、
もっと理解したい人はそっちもご覧ください。

【雑談】パスポート更新

気がついたらパスポートの有効期限が近づいてました。
10年たつのって早いですよね。

しかも有効期限が結構残ってると思ってて油断してました。
コロナになって海外渡航しなくなって2年以上たつので実感湧いてなかったんですよね。

日本での待機が0日になったって話を聞いて。そろそろかなと何気なくパスポートを見て思い出しました。

てことで更新手続きに行ってきまして、スタンプの一切ないまっさらばものに変わりました。

でも、古いパスポートは回収されなかったんでよかったです。
僕旅行とか飛行機とか電車好きなんで結構こういうの大切なんですよ。

なにがって10年貯めた各国のスタンプとかビザです。

渡航直前まで必要と知らずに、直前に慌ててとったインドのビザ。
プノンペンの空港でビザがいると気がついて、窓口で余計なお金払ったらなんとかなったカンボジアのビザ。
空港でパスポート忘れて高速を爆走してもらって家にとりにかえってギリギリで別窓口で押してもらったハワイへの出国スタンプ。
オランダでEU内とEU外の入出国手続きの順序がわからず、なぜか2回イミグレをループしたときのスタンプ。

思い出深いものばかりです。

またこれにたくさんの国のスタンプを押していきたいものですね。

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