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【第336回|新規ビジネスするなら”コア・コンピタンス”を気にしてみては?】

336_20150929

こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。

---<おしらせ>------

 ※イケメンってだけで結婚できるか?

 ※右腕がほしくてほしくてしょうがない話。

 ※音声版はこちらでお聞きいただけます。
  

→詳しくは雑談コーナーと編集後記で!

---------------

独立前の「起業するのだけど何をしたらいいかな?」

から始まり、

社長の「新規ビジネスをするなら何をする?」

まで。

「どんなビジネスをするか?」

って考えれば考えるほど大変です。

これについての僕のアイデアは、

「”コア・コンピタンス”を生かせるビジネスを優先すると、
 成功率が格段にあがる。」

ってことなんです。

先週のトピック「ブルーオーシャン戦略の正しい取り方」とか、
「成長期のビジネスに参入せよ」とか、
そういうのはその後の話でもいいかもしれません。

ちなみに、、、

”コア・コンピタンス”

というこの小難しいビジネスの専門用語はご存知ですか?

Wikipediaの解説を見ると、

”コア・コンピタンス (Core competence)とは、
ある企業の活動分野において、
「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」
「競合他社に真似できない核となる能力」
の事を指す。 ”引用;wikipedia

となってます。

単純にすれば、

「強みを生かせる分野でビジネスしてね」

ってことになります。

まーここまでは誰でも気にすることですよね。

でもこの”強み”の部分の理解が誤ってしまうことが結構あるなって
僕は思うんです。

例え話をしましょう。

僕らのコンサルティングメンバーさんで
個人で観光ガイドやビジネスアテンドをしている人がたくさんいます。

もちろんうまくいっているわけですが
その人が次のビジネスモデルを考える場合も当然の流れのようにあります。

そのとき思うのははやり
トラベルマーケットについての新規ビジネス。

旅行で個人でサービスをしているわけだから、
マッチングサイトを思いつくことも多いです。

各個人や、旅行会社のガイドサービスをサイトに載せて、
オンラインで一般ユーザを集客。
成約都度手数料をもらったり、掲載料をもらったりといったことが
ビジネスモデルです。

このビジネスを選定するときに想像している
自身のコア・コンピタンス は、

・その土地の旅行業界の経験。

・ガイドや旅行会社のネットワーク

このあたりだと思うんです。

でもこのコアコンピタンスそのものが違うという場合があります。

コア・コンピタンスを言い換えると
お客さんから選ばれてる理由ともいえるんですね。

そうなると、多くの個人ガイドサービスを提供している場合、
お客さんから選ばれている理由は、

旅行業界の経験だけでも、
ガイドや旅行会社のネットワークでもなくて、

「問い合わせをしたときに迅速で
 親切で誠実で的確な対応」
 

「ガイド当日の問い合わせ時にもった印象を
 裏切らずさらに超えてくる対応」

だったりするわけです。

つまり、
自分のコア・コンピタンスは、
・迅速で親切で誠実で的確な対応
・お客さんの期待を超えるホスピタリティ
・それを全スタッフに浸透させている人材に平準化のノウハウ
だということになるんです。

ということは
マッチングサービスだとそのコア・コンピタンスが
逆に使えないのですね。

マッチングサービスはどちらかというと・・
利益率の低さからオーガニックアクセスを確実に集める
SEOの強さや、
規模感をだせる商品登録数の多さ、
黒字化するまで耐えうる資金力なんかが重要になります。

得意じゃないところへ参入しちゃうことになるんですね。

・迅速で親切で誠実で的確な対応
・お客さんの期待を超えるホスピタリティ
・それを全スタッフに浸透させている人材に平準化のノウハウ

がコアコンピタンスなのであれば、

お客さんと接触したときの対応速度や
誠実さ、的確さなどが売上げに左右するビジネスなら
生かせることになります。

簡単に言えば、
違うエリアで同じアテンドサービスをやるでも
コア・コンピタンスはものすごく生かせますね。

ちょっとだけ捻れば、
ビジネスアテンドをしている人なら観光サービス。
観光をしている人ならビジネスアテンド。

僕も実は新規ビジネスをするときは
そういう選択をしていたことになります。

何度かお話ししていますが、
僕は会社員の時代にコールセンターや、
クレームが発生しやすい営業セクションで
ずっと仕事をしていました。

何が得意かっていわれれば、
電話やメールという手段だけで
お客さんの信頼を回復したり、獲得したり、
忍耐強くお話しを聞いたり、お付き合いしたり、
といったことになるわけです。

このキャリアは僕のコア・コンピタンスといってもいいかもしれません。

そこで、
なんでコンサルタントだとなると思うのですが、
クレームではない全うにお役にたつための会話であれば、
僕はきっと多くの人よりは得意なんですね。

僕のコアコンピタンスはここにあります。

ですから、
電話の会話によって信頼を得るもの。
であれば成功させる率は格段に上がると思います。

実際副業あわせてうまくいったなと思うのは
そういうビジネスばっかりなんですよね(笑)

ここで僕が
「おれはITの歴史が長いから」
といってコア・コンピタンスを履き違えて

「ビジネスプロデュース業」

とか選択していたらはずしていた気がします。

こうやって、

コア・コンピタンス

というのは直接業種とか商材に反映させていないことが
多いんですね。

もし、新規ビジネスをするなら
どこにコア・コンピタンスがあるのか?
を人に聞いてでもなさるのがいいかと思います。

先日も無料相談で、

「住んでいる国にいることを生かして
 その国の雑貨が売りたい」

と相談された方が
一緒にお話ししていく中でコア・コンピタンスに気がつき、
まったく違うビジネスをなさることになりました。

ここではいうのは控えておきますが、
ものを売るネットショップですらありません。

新規ビジネスを組み立てている人。

起業のネタを捜し求めている人。

一度、自分のコア・コンピタンスは何か?
考えてみてもいいかと思いますよ。

注意は、

コア・コンピタンスとは、
好きなことの中にあらず、
がんばってきたことの中にある。

です。

そのとき、がんばってきた業種ががんばっただけに
嫌いってことがあるわけです。

でもコア・コンピタンスを生かす仕事は
業種を同じくすることじゃありませんので
安心してほしいんですね。

医者向けの営業をしていて、
くそ食らえ!と思っていた僕は
医者向けの仕事は今してません。

でも、
コア・コンピタンスはその仕事でほとんど手にいれました。

忍耐
根気
コミュニケーション力

そんなものです(笑)

さて、いかがでしょうか?

「私のコア・コンピタンスはなんですか?」
「それを生かしたビジネスは何がありますか?」

まじわからん!って場合は
相談してください。順番にお返事しますね。

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。

【今週の雑談】

古い海外の友人と有楽町のガード下でビールを飲んでました。

会社のお手伝いもさせてもらってますが、
ともにたった一人でお互いビジネスを始めた口なので、
ともにこんなとこで酒が飲めるのもこの上なくうれしいです。

そのときにこんな話しをしていました。

「右腕を作るって、なんか無理あるよね?」

自分たちの経験も踏まえて
深いテーマだよね。と。

自分がいなくても業務が回ることはもちろん、
成長できるしかけを売ってくれたり、
スタッフのモチベーションを高める仕事やら、
自分の考えを現場に浸透させる役目とか、

そういうことをしてくれる人を捜し求めるのは
社長の永遠のテーマなのかもしれません。

だからみな例外なく取り組むわけです。

でも、うまくいかないんですよね。意外と。

いろーんな方法論があるし、
いろーんな失敗要因もあるのだけど
そのとき話していたのは、

いきなり「右腕になってほしい光線」を出しすぎ

ってこと(笑)

そもそのそういう資質がない人って意味じゃなくて、
そういう気がない場合がほとんどなので
順番がいるんですよね。

それなのに

君には右腕になってほしいから
これも覚えて、これもチャレンジして!

っていいすぎ。

まずは
しっかりと与えられた範疇で
100%仕事をしてもらって
それで200点くらいでちょうどいいねと。

その途上で

事業を成長させるためにどうするか
君も考えろとか
実行しととか。

まー無理だし。
自分が言われても結構きついなと。

権限委譲せよ。

ということの中には
事業を成長させる方法も考えさせよ
ってのはないわけで、

業務のことはしっかり
回せるように協力してあげないのに
やたらと
生き残る方法も考えろというような
そんな社長が多いみたいですね。

まずは

その仕事を100%やる。

これで十分って順番がきっと必要なんですよね。

ふたをすればうまくいくようにしたい。

って思ってるなら
気をつけたほうがいいですよー。

ま。失敗したらしたで
有楽町のガードしたで飲んで語りましょう。

【■編集後記】

海外に住んでいても、
福山雅治さんを知らない人はあまりいないですよね?

ご存知イケメンミュージシャンで俳優の福山雅治さんが
同じ俳優の女性と結婚したことが報道されました。

「ママファンが落胆して食事の用意に支障が」

とかいうニュースが、
どこかのタイムランに流れていて笑ってたんですが
当然我が家の女性2名も話題にしていました。

「あーあ」って感想はファンには共有みたいですが、
こういうときのパターンはもう一つ。

「相手の女性の評価」

にどうしてもなるみたいですね(笑)

「イケメンは、イケメンってだけで
 本人も恋人も大変だねー。」

とまあイケメンの気持ちが1mmもわからな僕が
適当に感想を述べていたら、
娘が気をつかって、

「でも私は顔だけで結婚しないほうがいいと思ってるよ。
 やさしいとか、そういうのが大事だし。」

とフォローしてくれているのがまた。

福山雅治さんが顔だけで、
僕はやさしいだけ?
ということなのかな?とかどっちにもフォローにいなってないのが
また笑えました。(笑)

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