すぐに役立つコンテンツ

テキスト版【第474回|なぜ時間を生かせないのか?いつも忙しい起業家のための時間管理術のウソ】

なぜ時間を生かせないのか?いつも忙しい起業家のための時間管理術のウソ

こんにちは。河野です。
今日も開封していただきありがとうございます。

ーーーー
今日のサマリ
トピック:なぜ時間を生かせないのか?いつも忙しい起業家のための時間管理術のウソ
海外渡航記:アムステルダムからプラハ?ザクレブ?
編集後記:50歳からの生き方について。
ーーー

*今日の話は音声で聞いてもらう方がよりわかりやすいかもしれません。
音声

「忙しくて”◯◯”をする時間がありませんでした。」
「他のことで時間を使ってしまって”◯◯”ができませんでした。」

「とにかく時間がありません!」

この手の相談を1000回以上は余裕で受けたかもしれません。

起業してて軌道にのっていても。
起業してて業績が落ちていても。
起業しようとしているけど行動に移せない人からも。
起業しようとしていて行動に移し始めた人からも。

とか言いながら、僕も毎週一回くらいはこれを誰かに言ってるかもしれません(笑)

人生で一番大切なものは時間ですから、
当然の悩みだし、解決すべき課題です。

だって、ビルゲイツでもホームレスでも1時間は同じ1時間
資産1兆円の人の場合1日が240時間に増えたりしません。

お金は増やせるけど時間は増やせないですからね。

しかもこの手の悩みは、ビジネスをしている人にとってはただ単に忙しくて嫌とかいう理由じゃありません。

忙しいから休みたいというような悩みではなかったりします。

忙しいのは忙しいのでいいのです。
仕事は好きな人多いでしょうから。

忙しいことで悩んでいる理由は、
ビジネスや人生にとって重要なことへ時間が投下できていないからです。

忙しくて時間が投下できないから、ビジネスや人生に変化が起こせないままでいることに悩んでいることが多いです。

・新しい施策をしなければ売り上げが伸び悩んだまま。

・起業のプロセスに集中しないといつまでたっても独立できない。

・人に任せるフェーズなのに相変わらず一人で細かい作業に終われる毎日。だけど売上は増えない。

・メルマガやブログやツイッターや動画を投稿しないといけないのにもう1週間以上書いてない。

などなど。

時間は何者にも変えがたい価値があるし、
こんなに重要なことに影響を与えることだからこそ、
時間管理の方法論は世の中にめっちゃたくさん出回っています。

先日、長い付き合いのクライアントさんから、
「河野さんって時間管理どうしてます?またはクライアントさんにどうアドバイスしています?」って聞かれました。

僕もビジネスコンサルタントですから、この手の課題には含蓄があるだろうって踏んでいただいたのもあると思うんですよね。

■正直に告白します。

僕はそもそも自分の時間管理もうまくできません。(笑)

いや。これは言い間違いですね。

重要なことをする時間は”作れてる”ほうだとは思います。

一般的に良いとされている時間管理術を活用しても、時間を作ることができてません。

って意味です。

みなさんはどうですか?

時間管理術のノウハウを活用して、時間ってみなさん実際作れました?

極端な例で言えば、時間管理術の本を読んだり、セミナーを見る時間が作れないってオチすらないですかね。

■例えば、隙間時間を活用しようて方法。

電車やバスの待ち時間や、
アポとアポの間、トイレや風呂。
レストランで料理が出てくるまでの時間。

隙間の時間を活用したら結構まとまった時間になるよねって説。

その通りなんですが、重要なことって隙間時間では終わりません。

じゃ隙間時間を10分ずつ集めたら毎日1時間くらいはできるよね。

そうすると1週間で7時間あるから結構重要な仕事も終わるよねってことになるんですが、
スイッチングコストっていうんですが、思考って切り替える労力が一番かかると言われています。

つまり、お客様からスイス留学についての相談を1時間受けていて、終わってから次のスイス留学のまた相談電話のアポ約束までに15分あるから、
最近始めようとしている語学レッスンサービスのコピーを書こうとしたとした場合は、15分の隙間を十回くらい使っても、まだ完成しなかったりします。

それよりも1時間寝ぼけ眼に夜更かしして、語学レッスンサービスのコピーを書く方が楽に終わるってことなんです。

当然夜更かしはよくないのですが、スイッチングコストを考えるとめっちゃ燃費が悪い仕事になり、かえって時間が生かせないわけです。

少なくても僕はそうです。

実際、経営学の父。ドラッガーさんはこう言いました。
「仕事の多くは、たとえごくわずかの成果をあげるためであっても、まとまった時間を必要とする。こま切れでは意味がない」

そうだよね。って思います。成果を出す仕事ってのは隙間では結構しんどい。

おそらく隙間時間の一番有効な使い方は
成果に関係ないか、成果に直接作用するかどうかは不明瞭だけど、必要なことをするのにぴったりです。

たとえば、一番わかりやすいのはインプット。

本とか記事とかの情報を仕入れるときですね。
広告とかマーケティングデータの日々の数字のチェックとか。

■例えば、緊急じゃないけど重要な仕事に集中する説

他に仕事の選別についてのノウハウもめっちゃ多いです。

一番有名なのが、

A 緊急だけど重要じゃない仕事

B 緊急じゃないけど重要な仕事

たいてい僕らが先にやってしまうのはA。

人に誘われたこと。人に催促されたこと。こういう類ですね。

メールやメッセンジャー、LINEやチャットに返信したり、
SNSのコメントに丁寧にレスしたり。

こういう仕事は断りなさい。ってことになります。

極端なことを言えば、メールフォルダなんて全部削除か既読処理。
LINEも既読放置、こういうアドバイスさえあります。

これもその通り。正しいと思います。

緊急じゃないけど重要なことを優先すれば相当時間は空けあられます。

でもね、緊急じゃないけど重要なことがわかってるからこそ、時間がないって悩むわけで、
なんていうか、この選別ができる人って最初から時間についてあんま悩まないんですよね。

それこそ誘いは全部無視、メールは読まない。SNSのコメントなんて気にもしてない。

そういうことができる人。

意志力が弱い、人の評価を気にする人には難しい。

だって意志力が弱いんだもん。

人生で大事なことを書き出しても、
寝る前に日記を書いても、無理な人には無理なんですよね。

「頼まれたらやっちゃう」ってカッコいいもんでもなくて、
要するに「人の目が気になる」気が弱い奴だからです。

じゃ人の目を気にするのが人生で重要なことか?
いやいや断じて違う! みたいな自問になり、
禅問答みたいな無限ループです。

少なくても僕はそうでしたw

■例えば、メール返信やスケジュール管理などテクノロジーを活用する説

これもめっちゃ多い。

テクノロジーを活用することで物理的な仕事の速度を上げて時間を短縮するって方法です。
タイピング速度を上げたり、スマホで全部の仕事をできるようにフリック入力をマスターしたり、

遅刻しそうだから、駅まで毎朝ダッシュするようにすれば睡眠時間が増やせるってことと同じ。

これまた、ごもっともに正しいのです。

実際仕事がトロい人はいるし、IT使わずにめっちゃ効率悪いことしている人もいますから。

ただ、限界ってものがあるのかなと。

テストで40点の生徒を80点にはできても80点を100点は難しい。

第一落ち着かない。

■無理ない時間管理術とは?

僕は時間管理って貯金とか投資と近いと思っています。

そもそも”時間をあける”って無理がありますよね?

時間を余らせる。

なんて生きていれば時間は流れているわけだから残すってことはほぼ不可能だと思うわけです。

貯金も、先に使えないように強制的に貯金しないと、あまったお金を貯金するなんて言ってて貯金できている人なんていませんよね。

とは言っても、時間は先に確保できない。
なぜならお金と違ってストックできないものだから。

ただただ流れるものです。

となると、先にやってしまうしかないわけですよ。

何がって、目的のために必要な活動を。

目的のために必要な活動に目の前の時間をただただ使って、他のことをする時間がなくて困るって状態にするしかない。

「それって、「重要だけど緊急じゃないことをやる」ってメソッドと同じでは?」

そうなんです。
そう思っても、結局優先順位を変えられないんですよね。

で僕が行き着いた答えが数値化。

はい。また数字の話です。

と言っても、単純でして、KPIのレコーディングです。

■重要な数字は何か?

たとえば新規客を集めなければジリ貧になってるなと思った場合、
ECならば、新規商品登録数。

サービス業なら問い合わせ数。

コンサルやらコンテンツ販売なら見込み客数やメルマガ読者数かもしれません。

購入率や商品ページの閲覧時間かもしれません。

こういう「この数字を増やさないと目的が果たせない」って数字を追いかけるんです。

ダイエットならカロリーですね。

ざっくりでもいいんですよ。

でもその数字を出す時間がないです。て話になるわけですが、
それを生かすのが隙間時間です。

または「人にやってもらう」ってことですね。

数字をつけることは重要な仕事じゃないですよね?

じゃ人に任せちゃえばいいんです。

1日1時間くらいでできることなら、在宅ワークの人と雇えば月に3万円くらいで頼めます。

なんでこんなことが有効かって、あたり前のことで、重要である仕事であるといつも認識するから先にやろと脳が働くからです。

周りの目を気にする人とかは、重要じゃないけど人から頼まれた緊急のことをしてしまうって言ってなかったけ?と思いますよね?

でもね、数字を見ることで先にやって時間を使うから、人の目を気にしてやってしまう重要じゃない仕事はどうしても後になることが増えるんですね。

意味伝わります?

切り捨てるとか選択するって意志力は必要なくて、単に順番が変わるんです。

そして時間がなくなって重要じゃない仕事が溢れていくってだけなんですよね。

もっとも、「全部の仕事が終わらない」って悩みは続くんだけど、
やれてない仕事の重要度が下がるのがポイントです。

■単純だけど人に頼む

もう1個忘れてはいけない基本中の基本。

人に任せる。ってことです。

これもコツがあって、「全部まかせる」のがコツです。

カスタマーサポートの仕事が、もっかの成長のためには重要じゃないけど緊急であるとします。

当然誰かに任せてるってこともあると思うんだけど、
大抵は、●●って部分は彼女に任せているけど、それ以上は私がやってます。

とか。

最初だけ私が対応して。そのあとは彼女に任せてます。

とか。

中途半端なんです。

任せるなら全部任せてしまう。
これがコツですね。

先ほどの隙間時間のくだりでも説明しましたが、
途中まで何かをやってってことをしてると、それだけで脳みそのスイッチングコストがかかって
時間がめっちゃ無駄になるんですよね。

もちろん、その作業はあなたより頼む相手のほうが不得意ってこともあるでしょう。

「今、重要じゃないこと」に100点を求めるのは諦めるしかありません。

でも、途中まで触ってると100点じゃないと納得しませんよね?
ここでも意志力という難しい問題が出てきますので、
いっそのこと、70点でもあまり気がつかないくらいのほうがいいんですよね。

(当然最低レベルをクリアしてないと、ビジネスに問題が出るのでそれは別の問題です。
たぶん頼んでいる相手がスキル不足。交代を検討したほうがいいですね。)

■移動しない。

アイデアは移動距離に比例する。

というのは真実ですが、時間をやるべきことに使いたいならば
移動しないのが一番です。

移動って意外とスイッチングコストを使います。

移動時間が実質1時間でも、前後30分くらいは時間を使ってるんですよね。

とはいっても、インプットを増やす移動を減らすのもナンセンス。

楽しみにしているスポーツ観戦、コンサート、なんてのも行くべき。

じゃ何が一番かっていうと僕は買い物だと思っています。

結構日本って通販利用しないことってまだ多くないですか?

ドラックストアのほうが安いから
洗剤とか、歯磨きとかそういうの店まで行って買ったり。

お米とかスーパーで買ったり。

こんな時間めっちゃくちゃ無駄です。

男性で洋服に興味がない人でいえば、服を買う行為。

ユニクロでいいやって思ってる人も、ユニクロ行きません?

通販で買えますからねW

実際会わないと仕事してくれない人と仕事しないってのも
これは意志力が必要だけど必要ですね。

■結局重要と思ってれば行動するよねって話

僕が結構好きな田坂広志さんの「なぜ、時間を生かせないのか?」という名著があるんですが、

 

 

そこで述べられてるのはうわべの時間管理術ではありません。

 

 

細かい内容は読んでみることをお勧めしますが、
結局、人生の心得についての考察が綴ってあります。

最大のポイントって時間は流れていくってこと。

過去って時間も存在しなしい、
未来って時間も存在しない。

もともこもないことを言えば、時間って管理できる代物じゃないんですよね。

ただただ今流れているものじゃないですか?

永遠の今。

なので、今何をすると人生の幸せなのか?って話になるわけで、

じゃ楽しいことだけやればいいのか?っていうとそうでもなくて、
苦しいことして楽しいのか?って話でもなくて。

そういう刹那的な話は物理的に明日死ぬかもしれないってのが具体的になった時の話であって
健康に過ごせれば死ぬまでは永遠に続くんだけど、時間は今しかないから
人生で重要だと思うことを集中して今行うことが重要だって話になるんですよね。

伝わりますかね?

となると、何か目指すものがあって、そのための努力をしている時間に今を当てることができれば
それが幸福と呼べる時間の使いかたじゃないかなってことになるわけです。

なので、時間を管理するというよりも、
自分と向き合えば自ずと時間は大事に使えるよって話なんです。

つまり、自分と向き合えるかどうか?ってテーマですよね?時間って。

でも自分と向き合うことができない僕らは強制的に向き合わないとねって僕は思ったわけで、
そのスイッチが数字だったんですよね。

ま、向き不向きがありますし、人生の価値観にもよりますから、参考になる人だけ参考にしてみてください。

【海外渡航記】アムステルダムからプラハ?ザクレブ?

海外在住者の為のネットビジネス・起業セミナーinアムステルダム

6月22日土曜13時 予想に反して多くの方にお越しいただけることになりました。
来週出発します。

で、もっかの後回しになっている悩みが、アムステルダムのあと欧州のどこに行くか?

実はアムステルダムへの飛行機とセミナー当日までのホテル。
帰りのフランクフルトから日本への飛行機しかとってません。

途中の工程を決めてないんですよね。

欧州に行くときにはこの感じが多いんですが、今回もそうなっちゃいました。

東側に行きたいなとは決めてるんですがクロアチア、チェコ、エストニアなどなど
行きたいところが多いんですよねー。

てことでどこに行くかはまた次回報告させていただきます。

【編集後記】50歳からの生き方について。

49歳になりました。

あと1年で50歳。

今日のテーマじゃないけど時間を大切に密度が濃い時間をすごしたいなと改めて思ったりしています。

が、「これをしないと死ねるか!」というほど過激に思うわけでもなく、
ずーっとやりたいことが溜まってるので粛々と実現すべく努力をしないとなって思います。

で、そのために最重要は健康。特に心身の。

結果、野菜食べて、酒飲み過ぎず、人間ドックは毎年いくようにして、ムカつく奴がいたら「こら!お前ムカつくぞ」くらいは言うようにしようかな。

と、ありきたりのことを思った誕生日でした。

最新の記事はこちら