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【長時間労働なんてナンセンス?】

こんにちは。河野です。今日も開封して頂き、ありがとうございます。

「ライフワークバランス」

この言葉をご存知ですか?

ウィキペディアによると・・・
「一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、 家庭や地域生活などにおいても、 人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」

なんか難しいですね。
要するに、
「仕事ばっかりするんじゃなくて、人生楽しもうぜっ!」

てことかと思います。

これとはまた別の提言としても、

「長く働いて努力しても成果はでないんだから、 いかに成果の出ることに効率よく、集中して取り組むかが重要」

とかよく言われます。

まとめると、
長く働いていたってダメ。
長く働いている奴はダメ。

こういう感じにも聞こえますよね?

ネットでビジネスをしているとこのあたりはもっと声高に言われている気がします。

さて・・・本当にそうなんでしょうか?

僕は、ある意味正しいとは思っているんですが、ある意味間違って伝わっているとも、思っています。

「長時間労働はダメだ的で、ライフワークバランス的なこと」

これを座右の銘的なものにしていたら、えらい苦労するんじゃないかなとさえ思うわけです。

あ。否定しているんじゃないですよ。”生き方”の問題だから、「ライフワークバランス」全然いいと思うんです。素敵な提言だな。と。

ただ、それはサラリーマンやOLさんといった勤め人の方にです。

あくまで、自分自身のビジネスで成果を出したいと思っているなら。とう前提での、「違うんじゃないかなー」という意見なんです。

ということで、今日は「長時間労働は本当に必要か?」についてお話していきます。

■ビジネスとは相対的なもの

そもそも、労働時間について話されるとき、違和感を感じるのが、自分だけを見ているということです。

”主体的なこと”として扱われるんですね。

でも、ネットだけではないのでしょうが、ビジネスというのは、主体的なことじゃありません。

”相対的なもの”だと思うんです。

なぜなら、自分のところのお客様が増えるとか、収益が上がるということに絶対無視できないことがあります。

ライバルの存在です。

「ライバルのいないオンリーワンの存在になろう!」とか、そういうかっこよくて、フワフワした話も確かにあるんですが、9割の人はすでにライバルの存在する所で、オンリーワンではないもので商売をしているはずです。

なので、お客さんに、自分とライバルを比較されるということからは逃れられないはずなんですね。

たとえば、オンラインの英会話レッスンをやっているとして・・・

検索エンジンで自分とライバル店はともに1ページ目に出ていて、扱っているサービスも値段もほとんど同じだとします。

で、相手はレッスンの予約可能時間を朝の9時から夜の8時までにしている。

自分は、朝の9時から夜の18時までにしている。

で、7割近いお客さんのリピートをとられているとしましょう。

こんな状態である場合に、よりお客さんを獲得しようとしたら、

A:時間が短くても自分の所で習いたいと思ってもらう工夫をする。

B:レッスンの時間を朝8時から21時に延ばす。

こういう手を打つことになります。

Aの手が打てれば、スマートでかっこいいですよね。

値段が高くたって、自分の所で買いたいと思ってもらう工夫をして、そうやって、成果を出している見せはとても多いですし、僕も大賛成です。

絶対にやったほうがいいです。

でも・・・

Aのような方策はすぐに思いかないのも現実としてありますし、「他を圧倒するブランド」を気づくのは短期でなしえるものでもありません。

一方Bはどうでしょうか?

予約可能時間を延ばすだけなら今日からできますよね?

長時間労働するだけで、ライバルに勝てる要素を作れるわけです。

ここにライフワークバランス的な発想は入り込む余地がありません。

つまりこういうことなんです。

いくら労働時間を短くしても、ライバルが自分より長く働くと、負ける。

そして、負け続ければ、店じまいをして、より長時間働くような仕事につかなければならないかもしれない。

相対的に考えると、労働時間について考えるのなんてずーっと後、かなり商売がうまくいってからなんじゃないかなと。

■効率化しなくてもいいのか?

こういう話しをすると、

「とにかく愚直に働け」

といっているようにとられてしまいがちですが、そんな風には思っていないんです。

例えば、レッスンの時間を長くしろというと、プライベートな時間もとらずにずっとデスクに張り付いていたり、

メール対応の速度をライバルより早くしようと、何時間も「受信」ボタンを押してメールチェックをしているとか、

そんなことを言いたいわけではないんですね。

ただ単に長く働いていては、誰でも消耗していまいますし、”長く働くだけ” でライバルに勝てないもの確かです。

ちょっとややこしいですね。

まずはライバルより相対的に長く働くことは絶対的に必要なんです。

でも、”長く働くだけ”ではいけない日がくるってことなんです。

たとえば、さきほの英会話レッスンの話しであれば、予約時間を延ばして、労働時間も延ばした結果、ある程度お客さんが増えたとしますよね?

利益もある程度たくさん確保できたとします。

でも当たり前に、お客さんが増えて、もう泣きたいくらい忙しくなっているはずなんです。

それこそ、ライフワークバランスなんてあったもんじゃない。

ワークオンリーみたいな。

さらに、ライバルもそれに気がついて、同じようなレッスン時間に変更してきたとします。

あいてだって労働時間を延ばせばいいだけなのですぐできちゃいますよね。

そうなると今度は2つのことを考えなければなりません。

1今のサービスのレベルを維持したまま 効率化するには?

2他者とレッスン時間などの単純なこと意外で 差別化してブランド化する方法は?

そこで、十分収益は出ているわけですからすこしだけ予約を減らして、時間をあけます。

で、代わりにレッスンできる人の採用やトレーニングをしたり、

他者と差別化するためのブランディングのためにメールマガジンや、マスコミへのアプローチをしてみたり、

ブランディングできたら、お客さんに振り回されないサービス内容に徐々に修正していったり、

こういうこういうことをしていかなければなりません。

これがいわゆる
「効率化しないとな」

「成果を最大にしないとね」

という話しです。

でも、よく考えてほしいのが、決して経営者の労働時間は減っていないということなんです。

実際のサービス提供=店番をしていた時間が、マーケティングやマネジメントの時間に置き換わっているだけです。

仮に1日14時間働いているとしたら、中身が違うだけで全然変わっていないということなんです。

で、これがずっと続いていったときに初めて、

「同じ成果、またはそれ以上の成果を得られるけど 労働時間を短くする」

という最高レベルの話しにいきつくのであって、そこまでできている人って僕を含めてそんなに見たことがありません。

わかりますかね?

もしまだまだ自分にとっては巨大なライバルの経営者が14時間労働しているとします。

中身は、ほとんどがマネジメントとマーケティングだとしても、

・自分が8時間しか働いていない。

そうしている限り追いつくことがあるわけがないんですよね。

僕の周りでも、「この人すごいな」と思う人は例外なく”長時間労働” です。

・1回3万円の観光ガイドを 月にほぼ30日間やっている。

・読書量が半端じゃない。 新しいネタを思いつくと、スタッフに指示している。

・毎日夜遅くまでスタッフのトレーニングやケアをして 協力なチームを築きつつある。

実際のオペレーションには一切触れていないとしても、”実際の労働時間”が短い人はあまり見たことがありません。

よく「週10時間だけで金儲け」なんていう本を出している先生も、週に100時間くらい働いているっていう皮肉な現実もあるんですよね。(笑

いかがでしょうか?

「効率的に短時間の労働でライバルに勝てる方法」

なんてのは、最初は天才肌の人でもない限り思いつかないし、現実てきんはないんじゃないかとさえ思うんです。

もちろん、それほど単純ではありませんが、

・とにかく長く働く

これは絶対に必要なんじゃないかなと思います。

やることがないなら、コンテンツを書く、ブログ、メルマガ、ポッドキャスト読書、プレスリリースを打つ。

作れば、押しつぶされそうなくらいあると思いますよー。

今日も前回の「ネットビジネス成功に必要なのは退屈な日々」と同じく耳の痛い話シリーズでした。

以上

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?感想や個別の無料相談もお受けしています。このメールにそのままお返事いただくと僕が全部お返事しますのでぜひご連絡くださいね。

ちなみに、以前のバックナンバーはコチラからhttp://www.voiceblog.jp/contentslab/

また次回お会いしましょう。

【編集後記】

先週お知らせしたんですが、公開済みの「河野の起業エピソード」に続いて、(もちろん無料で公開中: https://www.contentslab.net/voiceseminar.html)
定期的に新しい企画をしていきます。

次は、河野からゲストのインタビューです。

なぜ”その人”に僕が話しをしてほしいと思ったか?

・サービス業でリピート率100%にする方法
・”金がなかった”レベルが河野と段違い。  元気が出て、そして笑える起業エピソード
・あの芸能人もあの芸能人もお客様!?
・逆張りのビジネス発想
・上場企業をお客にする単純な方法

これ聞くだけでワクワクしませんか?

だから口説いたんです。

といってもお友達なので
「やりましょうよ!」くらい強引ですが。

といことで、またまたひっぱて恐縮ですがただいま収録”準備中”です。

僕もその人もお客さんの予約をとって予定が埋まるタイプの仕事なんで調整が難しいんですよねー。

でも、今から楽しみです。

みなさんには7月中ぎりぎりに公開できると思うんでお楽しみにー。

今週もがんばりましょう!

>>いますぐ無料で視聴する<<

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