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海外在住者がインバウンドビジネスでやりがちな間違い。海外にいるからこそわからないこと。

日本はどこも外国人ばかり
先日行った石垣島でさえ外国人がいっぱいでした。

てことで時は、格安で安全な日本旅行ブーム。
しかも、ニセコのラーメン3000円など
外国人向け商品なら単価を上げられる。

ときたら、そりゃみんなこのビジネスをしたくなります。

当然海外在住の人も
いろんなアイデアを一度は思案したことがあるんじゃないでしょうか?

こういうサービスならうちの国の人は喜ぶんじゃないか?とか。
この前友人に話したらめちゃ興味を持ってた!とか。

でもこのインバウンドビジネスって、
結構難易度が高かったりもするんですよね。

それは集客が日本にいないと難しいとかの理由ではないんです。
ちょっとした勘違いがあったりするからなんですよね。

結果大失敗してる人も結構多いです。

ということで今日は
インバウンドビジネスを考えた時に
陥りやすい勘違いについてお話ししたいと思います。

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文章バージョン続き|海外在住者がインバウンドビジネスでやりがちな間違い

では早速、インバウンドビジネスのアイデアを考えるときに、
結構失敗しがちな代表的な勘違いをお話ししていきましょう。

■勘違い1:外国人旅行者にどんなサービスを売れば人気が出るんだろうか?と考えること

インバウンドといっても
別に特殊なビジネスではなくて、
数あるなかのビジネスの一つです。

なので、普通の人が素直に収益を上げようと思うと、
他のビジネス同様
「すでに売れているもの・人気があるものを自分も売る」
というのがセオリーになります。

そう考えると、やってはいけないことは、
「どういうものが人気が出るんだろうか?」
とアイデアを思い巡らせることです。

たとえば、
日本の『居酒屋で文化体験しながら日本語も学べるサービス」をして単価を上げる。
みたいなのです。

これではプロダクトアウトになってしまいますし、
需要が未知数というかリサーチ上は発見できないので
売ってみないとわかりませんし、
売れない可能性が高いです。

もちろん、普及する時間を使えば売れるようになるかもしれませんし、
売れなくても、次々と自分から考えついたサービスを
当たりが出るまでテスト販売を繰り返すことで売れるものが見つかることもあります。

でも一般的な意志力がない人だとすると、そこまでやれなかったりするんですよね。

■勘違い2つ目:外国人だから高い金を払うことはない

次によくある誤解が、
インバウンドビジネスだと単価を上げることができるという思い込みです。

もちろんニセコでラーメンが3000円以上で売っているとか
海鮮丼が1万円以上するという世界はあるにはあるんですけれども、
少なくとも全ての外国人客がとても収入レベルが高いということもありません。

そもそも、日本の旅行がここまで人気があるかと考えたときに、
日本は相対的に物価が安くて「いくら遊んでもお金が減らない」
という部分は大いに影響していると思うんですよね。

ですから、「日本が安いと思っている人」に対して
それだけで高額な価格を設定したからといって、
それが売れるとは限らないということがあるわけです。

「安くてしかもXXXだ!」という選定基準を持ってる人も多いので
「日本旅行だからこそ買いたいもの」
として選んでもらえないって意味です。

■勘違い3つ目:外国人にそこまで日本愛はないかもしれない。

2つ目までで代表的な2つの勘違いをお話ししたわけですが、
これらが生まれる根本の原因には何があるかというと、
やはり企画しているのが日本人だからなんですよね。

日本人はやはり日本のことが好きですし、
「世界に誇れる日本」だと思っている部分があるので、
日本愛が強すぎるところがあると思います。

その結果、
「外国人の方に知ってもらうことさえできればどんなものでも魅力的に映るはずだ。」
という誤解をしてしまいがちです。

日本が大好きな外国人の方は確かにたくさんいますし、
魅力を伝える余地がまだまだあることには僕も同意します。

ただ、悲しいかなみんなが思っているほど日本愛が強くて来日している人ばかりではないんですし、
安くて、安全で、美味しくて、エキサイティングでファンタジーだと思って来ているだけであって、
それ以上でもそれ以下でもないと思うんです。

だからこそ、そこは冷静かつ単純に
「日本の旅行における顕在需要は何か」を合理的に判断したほうが、
かえって良い結果につながるんじゃないかなと思います。

ではここからは否定ばっかりしてもしょうがないので、
インバウンドビジネスを考える上で一番わかりやすいセオリーを話したいと思います。

■インバウンドで売れる方法1:売れてるものを把握する。

やはり「売れているものを売る」という発想がまず第一に来るべきだと思うんですよね。

簡単なリサーチの仕方として、
各国の言語でGoogle検索需要を確認しても構わないし、
一番わかりやすいのは海外や日本各地に存在するOTA(オンライントラベルエージェンシー)のプラットフォームです。

いろんな日本の現地ツアーが掲載されているので、
それを隅々まで調べて、

・どういうものが人気があるのか
・どういう掲載が多いのか
・どういうものに口コミがたくさん入っているのか
・その口コミでどういうコメントが書かれているのか

といったことを調べまくります。

たとえば現在時点でざっと調べるとこんな感じなんです。

相撲ショー
ワイルドスピード体験
富士山ツアー
ジブリ美術館
teamlabo
寿司作り体験

結構ステレオタイプなものですよね。

これをリモート経営で
いかにアレンジできるか?とうことになります。

■それでも差別化したいなら:日本のアニメ漫画カルチャーもチェックする

僕のイギリスのクライスさんが現地ツアーのビジネスをしているんですが、
とても人気があります。

その人のサービスが人気なのは売れるものをしっかりと準備しているのもありますが、
それ以上に本人が「イギリスに興味を持つ日本人の需要」をとにかくリアルタイムにリサーチする努力をしていて、
関連するツアーを必ず用意しているからなんですね。
たとえニッチだとしてもです。

たとえば、あまり人気のないスマホゲームや、普通の人なら絶対に知らないようなアニメ・映画で
イギリスが舞台になっているもの、あるいはアーサー王などのイギリスの歴史上の人物が登場する作品をすべてチェックしています。

それを把握して興味がある人を把握した上で、
聖地巡りや体験ツアーを準備しています。

こんなことをする人はいませんので、
その人の独壇場になっていて、一定数のお客様が喜んで参加されています。

これはツアーサービス全般に言えるコツでもあるので
日本でも同じ現象が起こっています。

例えば、先ほど列記した中に『ワイルド・スピード』がありましたよね。
日本が舞台になっている映画の中で日本の改造車に乗って日本の道路を走る映画なんですが、
その人気のおかげで改造車がたくさん集まる大黒PAに見学に行くツアーなんかが人気なわけです。

それと同じように、日本のアニメや漫画のゆかりの地・聖地を巡るツアーは、意外とやっている人がいなかったり、
パイが小さいため大手は手を出さなかったりしますので、
そういった需要を網羅していくのも、ひとつの方法論かなと。

なぜこの話をしたかというと、
ビジネスを考えるような方でオタクの人って意外と少なくて、
日本文化や伝統といったところには思いを馳せる方が多いし、
お友達にもそういう方が多いことが多いんだけど、
子どもが好きとかでもない限り、
本人はアニメ漫画ゲームってまったく知らなかったりするんです。

つまりインバウンドサービスをやろうとする人の中でも
思いつきにくいけど需要があることを見出せる可能性が高いってことなんですよね。

そして日本のオタク文化に共鳴する海外の方の驚くほどの多さについて知らない方も多いので、
そこにもちゃんと思いを馳せた方がいいんじゃないか、という意味でもあるんです。

ここまでがインバウンドビジネスについてよくある勘違いでしたが、
これを聞くと、やはりインバウンドビジネスだと言っても別にお宝の山ではなくて、
普通のビジネスなんだなって分かっていただけると思います。

ただ、それでもやはりどんどん観光客は増えていますし、
安い日本が買い叩かれていくというディストピアをただ見守るよりは、
どうせだったらお金に変えた方がいいと思うので、
やってみたいならやる価値は十分あるかなと思っています。

僕らのクライアントさんも
結構手がける人増えてきましたので
相談あればいつでもどうぞ。

【雑談】石垣島でウェイクボード

夏の終わりに家族で石垣島に行ってきました。
沖縄本島はここ数年毎年行ってたんですが、石垣島は初めてです。

そして今回は子どもたちも中3と大学生ということで大きくなりましたし、
僕ものんびりする旅行が好きなタイプではありませんので、
普通におとなが楽しむアクティビティをいろいろ詰め込みました。

その中の一つがウェイクボード。
ボードでひっぱってもらう水中のスノーボードです。

子どもたちはもちろん初めてだったんですが、
教えてくれた方々もめちゃくちゃ上手くて彼らも無事ライディングを楽しむことができ、
大満足に終わることができました。
いい経験だったと思います。

で、ここまで話すと子供たちのためにって聞こえるのですが、
実は僕がすごくやりたかったんですよね。

ウェイクボードは30年前に一度だけやったことがありました。
もともと横ノリのスポーツは好きで
サーフィンも、スノーボードもやってるなかで
もう1個ウェイクボードも趣味にしたくて
チャレンジしたことがあったんです。

その時はめちゃうまく乗れて最高に楽しかったんで
ボート免許もとったくらいです。

結局、1年中サーフィンにハマってしまったので、
それっきりになってしまったんですが、今回はその時の興奮をまた味わいたかったってことです。

とはいえ今回は足腰も弱ってるしで、
平静を装いつつ内心子供より「できるかなー」とドキドキしていました。

ですが結果は上々。うまく乗れました。
僕が一番楽しんだかもしれません。また本格的にやりたくなってしまいました。

てことで
「結局お前がしたかったんかい!」って話でした。

で、話は変わるんですが
石垣島で驚いたのは、ツアーサービスのホスピタリティの異常な高さなんですよね。

競争が激しいから必然的にそうなったのかと最初は思ったんですけれども、
とにかく接する人接する人がめちゃくちゃいい人で、
サービス精神がものすごく旺盛だったんです。

たまたまそういう人たちを採用しているっていう噂もありますけれども、
よく聞くとほとんどの人たちが移住組なんですよね。

ですから、いわゆる都会でサービスレベルを競っているようなところで育った方々が移住しているし、
さらには競争が激しくなっているので、あんなにレベルの高いサービスになっているのかなと思いました。

普通、島とかに行くと現地の人がのんびり対応しているってことも多いと思うんですが、
そうじゃなくて都会のサービスかというくらいカチッとしているので、そこが一番僕は印象的でしたね。

そして自分の仕事でも生かせるようなこともたくさんあったので、
色んな意味ですごく面白かったです。

話せばまだ他にもネタがたくさんあったので、また次回以降のネタにしたいと思います。
では!

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