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情熱があるほど儲からない意外な理由【615回】

情熱。

何をするにもあった方がいいに決まってます。
その情熱をビジネスに転換するなら最高。

そもそも持続力がありますしね。
お金も稼げちゃう。

でも不思議なもので、情熱が強ければ強いほど、
なぜかビジネスがうまくいっていない人が多いように感じます。

そして、いろんな方を手伝ってこの理由がわかった気がしました。

情熱がある人のエゴが強すぎるわけでもない。
努力をしない夢想家ってわけでもありません。

情熱があるけどうまくいかないのは、意外とシンプルな理由でした。

ということで今日は、情熱的な人がなぜ売れないか?って話をします。

今日もYouTube動画とPodcast音声と文章版でどうぞ。
*メール下部に文章バージョンもおつけしています。*

 

動画で見る|情熱があるほど儲からない意外な理由

文章バージョン続き|情熱があるほど儲からない意外な理由

情熱がある人って、使命感も合わせもってることが多いです。

「これ(商品とかメソッドとか解決策)を広めなければならない。」

こんな感じ。
しかもできるだけ多くの人にです。

例えば、ある健康法を広げたいAさん。

子供達の発育に役立つし、アトピーや肥満にも効果的。
将来の健康に問題を抱えてる人にも役にたつ。

現在はビジネスサークルで知り合った数名人に受講してもらっています。
サービスの品質については高評価。

受講したお客さんに理由を聞くと、子供が摂食障害で困っているとか、
本人がダイエットしたいと思ってるとかです。

でもAさんは満足していません。

Aさんは、日本の健康法に関する認識、教育は欧米先進国の基準からは遅れているし、
このままだと不健康な人ばかりになってしまうと危惧しています。

でも、それに気がつかず、自分の頭で考えない人にも苛立ちを覚えます。

健康に意識が人でさえ、健康になると信じているけど、本当は不健康になるものを食べ、
運動や睡眠、ストレッチの常識も誤解ばっかり。

早くそんなのはダメだと気がついて欲しいわけです。
できるだけ多くの人に問題意識を持ってもらいたい。

そして本当に役に立つ自分の健康プログラムを受けて欲しいわけです。
いや、最悪お金にならなくても自分の広めるメソッドや情報を知って欲しいんです。
今のままではいけないことに気がついて欲しいんです。

そんなAさんのホームページをのぞいてみましょう。

そこにはAさんの熱い思いが詰まっています。

でも・・・「ちょっと何いってるかわからない。」

贔屓目に見ても、よく分からない。
何を主張しているのか?私が何をすればいいのいか?
ピンときません。

「何を言ってるのかはわからんけど、とにかく熱いのはわかる。」
そんな感じ。

情熱のある人のビジネスが儲からない理由の大きな要因が、
ここにあるんじゃないかということなんです。

”伝え方”が圧倒的に下手なんですよね。

相手に何かを買わなければならないと思ってもらう為の伝え方。
相手に何かをしてもらうための伝え方。
相手に何かを理解してもらうための伝え方。

これが不足しているのじゃないかと。

ビジネスおける伝え方は文章力のことです。

文章力がないと、売れるものでさえあまり売れなったりします。

ましてや、売れないものを売ってるとか、まだ人が知らないものを広めようとしているなら、
余計に文章力がものをいいます。

かといって、情熱のある人が読解力がないとか、知能が低いとかってことはありません。

理由は3つくらいあると思います。

■文章が論理的でない。

いくら情熱があっても、文章は相手が理解しやすい順序で論理的に書かれていなければ、頭に入ってきません。

論理的ってのは、例えばこんな順序で文章が書いてあるって意味です。

1子供のアトピーで困ってる人がいます。
2日本の病院の処方や、食事指導では解決しません。
3なぜならアトピーなどについての理解が根本的に間違ってるから。
4その根拠はこうです。
5このままにしておくと将来危険をはらんでいます。
6アメリカの最新の研究ではこういう解決をしています。
7残念ながら日本にこの情報が広まっていない。
8ぜひ取り入れてほしくて広める活動をしています。
9まずはこれで試してみてください。

ざっくり書きましたがこういうのが論理的になってるって意味。
相手に伝わりやすい順序です。

これを同じことを言いたいのだけど、情熱がある人が書くとこんな感じになります。

1アトピーについて病院の診断はすべて間違ってます。
2ステロイドなんて使ってはいけません。
3病院と医薬品メーカーは儲かればいいので解決することは求めていません。
4日本の医薬品メーカーと医療者の癒着はがん治療でも問題になっています。
5食品メーカも添加物を平均で使いますが何も説明しません。
6ちなみにあのお菓子の成分は欧州では禁止されています。
7知らないお母さんが多すぎです。
8お母さんが勉強しないのが問題です。
9頭のいい子供にするためにはこういう食事がいいのです。
10知らないと将来子供が別の問題を抱えてしまいます。
11胃腸が健康を作ると言われています。
12このプログラムはアメリカの名門学校でも採用されました。
13胃腸から体を作るこのプログラムを試してみてください。

わざと下手にしましたが、思いが熱いのだけは伝わりますかね?(笑)

でも、読んでいる人は迷子になるんですよね。
何を言ってるのかはわかりますが、何を言いたいのか?はわからないんです。

何が問題か?
それは何が原因か?
では何が解決策か?
その根拠はどれか?
結論として何を提案しているのか?
私にして欲しいことは何か?

こういう順番ってめっちゃ大事なんですけど、
思いが溢れてしまうと、こういう順序の文章にはならないんですよね。

小説だって基本的には物語が順番に進んでいきますよね?
もちろん引き込むテクニックは使っていますが、

「主人公のAくんは中年の会社員である。
彼は電気メーカに勤めていて、経理部の課長である。
あ、そうそう電気といえばEVシフトは日本潰しだって知ってますか?
あれが普及すると日本の部品メーカーは倒産してしまいます。
部品メーカーが多いのは名古屋地域です。
そしてAさんには子供が2名います。子供が大学1年生と高校2年生。
大学の淘汰が進んでいて、日本政府の怠慢が浮き彫りです。」

こんな変な流れにはなりませんよね。
これだと何を読まされてるかわからないわけです。

でも熱い思いの人は、思ってることが溢れすぎてて、ついついこうなりがちです。

■対象ユーザの設定が曖昧

そしてその原因が、誰に伝えるか?何を伝えるか?が曖昧なことが多いからです。

先ほど例に出した健康プログラムを広めたいケースだと、
健康ってテーマはぶっちゃけ人間ならだれでも当てはまりますよね?

・肥満を問題だと思っていて、ダイエットで解決したいと思ってる人。

・肥満だけど何も問題を感じていない人。

・肥満を問題だと思っているけど、どうしていいかわからない人。

・何も問題がないけど、将来の病気が心配で予防をしたい人。

・健康法おたくで正しい健康法を探し求めている人。

・一切何も問題を感じてない人。

今あげた対象客って、意識のありかが全部違うと思うんです。

何を問題としているか?
または、問題そのものに気がついてないか?

何を使って解決したいと思ってるか?
または、解決方法が全然わからなくて途方に暮れてるのか?

何で解決しようと思ったけど騙されて怒りに満ちてるのか?

これらが違うだけで、説得するための文章の順序も中身も全部変わります。

同じ文章で、全員を説得するのはめっちゃ難しいです。
文章の論理構成を全然ちがったものにしないといけないんですよね。

本来文章というのは誰に伝えるかが明確なら明確なほぼ伝わりやすくできますし、
その方が何を伝えるかも明確になります。
結果、人を動かす力を得ます。

でも、熱い思いを持つ人は、割り切れないことが多いです。
全ての人に伝えたくなって欲張っちゃうんですよね。

あの人も、この人も、その人もみんな助けたい。みんな得して欲しい。みんが気がついて欲しい。
あれも言いたい。これも言いたい。知って欲しい。気が付いて欲しい。わかって欲しい。

結果何を言ってるかわからなくなることがとても多いです。

先ほど文章が下手のところで説明した「文章が論理的でない。」のが、対象ユーザを混ぜてしまってることが理由であることも珍しくないです。

その場合は面倒くさがらずに全パターンの対象者向けに文章を準備するべきなんです。
(書き方は長くなるんで今日ははしょりますね。)

■理解してもらおうという気がない。

先の2つの理由を解決するのは別に難しい話じゃないと思うんです。

ビジネスなんだから、誰に伝えるか?何を伝えるか?を絞るというか整理すれば
論理構成もまとまりやすいはずです。

実際僕が手伝う熱い思いのクライアントさんでは、すぐにまとまります。
人が動く伝わりやすい文章になるんですよね。

でも、そうならないことも結構あります。
それは別のところに大きな問題もあるケースがあります。

「わかってもらう努力をする気があまりない」場合です。

めんどくさがってるわけじゃなくて、なんていうか作られた文章は媚を売ってるというか、
本質が理解されないと思ってるというか、
とにかく熱い思いは、そのまま情熱をぶつけるべしと思ってる節があると思うんです。

なんていうんでしょうね。作為的に編集した文章は嘘くさいって思うのかな。

■芸者になった山中教授

ここでちょと話を変えます。
ISP細胞の研究で有名な山中教授が過去のインタビューでこんなことをおっしゃっていました。

「僕は研究費を投資してもらったり、論文を著名な学術誌に掲載してもらうためなら、
裸踊りでもなんでもします。芸者になりきることも率先してやります。」

これ冗談ではなくて、ある雑誌に掲載してもらうのに、編集者がダンスが好きだと知って、本当にダンスを踊ったことがあるそうです。

これ言われるともうね。頭が上がりません。

みなが賞賛する(べき)世界を変える研究をしているのに、
それを広げるために、理解してもらうために、ダンスまで踊ってみせる。って。

何かを人に伝えるとか、わかってもらうことの本質がここにあると思うんですよね。

山中教授は「わからない奴が悪い」とは決して言わないのだろうなと、勝手に想像してます。

相手がわかるようにすることが、それを広めること、達成することであって、
自分が言いたいことを言って、相手がわからないと匙をなげるのは、ただのエゴなんだろうなと。

僕も嫌な奴にまで頭を下げたくないし、付き合いたくもないから独立してます。
だから、「わかってくれないならそれでいい。媚なんて売る気はない。」という感覚を持ってます。

が、最大限「わかってもらう努力や細工はしているか?」って自問はしていきたいなっていつも自戒してはいるんです。

とはいえ、熱い思いを持っているけどビジネスが上手くいってない人の中にも、
そういう覚悟を持ってる人の方が圧倒的に多いとは思います。

なので、結論としてはターゲットを絞ってユーザの意識のステージを絞ることから始めるといいのじゃないかなって思います。

つまり、情熱的な人は、情熱的であればあるほど、コピーライティングの技能をすこしだけでも知って実践するだけで、
一気に解決するんじゃないかなーとも思うんですよね。

熱いクラインとさんをお手伝いして、結果を出してきて思う実感です。

ではでは。

ーー動画だと、もっと詳細に語っていますので、
もっと理解したい人はそっちもご覧ください。

 

【雑談】久しぶりにサッカー観戦

息子の影響でここ数年は川崎フロンターレのサポーターです。
シーズンチケットを買って、ユニフォームも買って、
ホームゲームは毎試合応援してました。

ちなみに地元だからスタジアムは自転車で10分です。

夏なんてすこし早めに会場に言って担々麺を食べながらビールを飲んで、
さらにお代わりして、試合観戦してるのが結構心地よくて好きでした。

ただ、コロナになって2年シーズンチケットもなくなり、
会場に少ない人数しか入れなくなってたんですよね。
チケットも争奪戦だし、諦めてました。

それが今年は解放されましてね。
シーズンチケットがです。

てことですでに2試合ほど観戦にいきました。

相変わらず、エセサッカー観戦ですが、
やっぱライブは面白いですね。

これからはライブの価値がさらに上がるんでしょうね。
リモートワークがもてはやされてるし、この流れは加速するだろうけど、
ライブで仕事をともにするってのも同じくらい価値がでると思いましたねー。

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