コンサルティングサービスについて
お問い合わせ

すぐに役立つコンテンツ

テキスト・動画【第480回|一番稼いでいるポイントはどこだ?ハイラインを固定せよ】

こんにちは。河野です。
今日も開封していただきありがとうございます。

一番稼いでいるポイントはどこだ?ハイラインを固定せよ

*僕の話は音声で聞いてもらう方がよりわかりやすいと思います。
音声はこちら。

先日クレジット決済代行会社のマネージャーさんと久しぶりに会いました。
うちの会社は決済代行もやってるので、その打ち合わせを兼ねてたまに話します。

で、僕か必ず聞くのが、この質問。

「今何が異常なくらい儲かってます?」

というのも、決済会社って非常に多いインターネットを使ったビジネスの売上げ規模や客数を把握できるからです。

1年前は仮装通貨の購入費用の決済がダントツでした。
聞けば鼻血が出る額でした。(笑)

だって、買い物じゃないです。ユーザにとっては両替に近い。額がまず大きい。
なのに仮装通貨のややこしさにまぎれて莫大な手数料を取れるからです。

でも、今はいろんな事件もあったりして、クレジットでの購入はできないそうです。

今は、恋愛や結婚のマッチンプアプリ。
いわゆる出会い系ですね。

この手の依存性と欲求の深さを考えれば理屈は通ります。

さて、僕のように「何が儲かるのか?」がいっつも気になってる人も多いと思います。

でもねここで、
「そうか。今は出会い系が儲かるのか。じゃ出会い系やるぞ!」
思い立って1週間でリリースしちゃう人もいるかもしれません。

ま、それはそれで「速度」がすべてを可能にするという点で成功すると思うんですが、
こういう考え方でビジネスを始めたり、自分のビジネスを変化させると、たいてい儲かりません。

クレジット決済会社にとって一番儲かってる業種だし、
複数を比較しても売上が相対的に高い業種であることは間違いないんだから、
「儲かるもの」であることは間違いないんだけど、
単に「僕らにとって手取り早く儲かるもの」じゃないからなんですね。

ややこしくなってきましたね。

誰でも”手取り早くもっと儲かるもの”を探していると思います。
それはいいと思うんです。僕心の中でいつも探しているし。

ただ、「僕らにとって手取り早く儲かるもの」というのは、
サービスの種類とか、商品とか、エリアとか、業種とか、
こういう要素では見つけられないと思うんですよね。

「儲かるもの」は、もっと違うパラメータで構成されてると思うわけです。

パラメータって要素のこと。

例を出しましょう。

僕は会社員時代に転職マニュアルを販売しつつ、転職コンサルティングサービスをしていました。
両方そこそこお金にはなりました。

このビジネスを分解してみます。

Aお客さん:転職したい人
B商品:ノウハウと直接(メール)対話による相談業務
C集客チャンネル:ネット広告
D成約プロセス:無料ノウハウを先に出して教育し信頼してもらう
E仕入れ:自分の知識と経験だけ

この要素が組み合わさってお金になったということなんです。

かといって、この要素が全部同じくらい重要かというとそうでもないんですよね。
自分でもなかなか気づけない。

僕の場合は次のビジネス、その次のビジネスをしたあたりで理解できました。

次のビジネスに選んだのは英語の教材企画販売ビジネス。

先ほどの要素で言えば、

Aお客さんは転職したい人 を 英語を学びたい人に変更し、

B商品はノウハウのみに変更し、

D成約プロセスは、無料ノウハウを先に出して教育し信頼してもらうのをやめて
直接セールス文で売ることに変更しました。

つまり、ネットで販売することと、ノウハウを商品にすることを軸にしたんです。
その方法なら、よりでかい市場で物が売れるだろうという皮算用ですね。

結果。そこそこは売れましたが、伸び悩みました。
てか伸びませんでした。

つまり、ネットで売ることや、ノウハウを売るということが僕にとっても儲かるものの要素じゃなかったってことです。

いくばくかの傷心とともに次のビジネスに取り掛かりました。

今度は、ホームページ製作業。
しかも売れるホームページに特化しました。

分解するとこうです。

Aお客さん:ビジネスしたい人、している人
B商品:受託作業
C集客チャンネル:ネット広告
D成約プロセス:無料ノウハウを先に出して教育し信頼してもらう
E仕入れ:自分の知識と経験だけ

転職ノウハウ販売やコンサルの時と違うのは、
お客さんが起業家になったのと、商品が受託制作になった部分です。

この頃は独立していましたが、食えるは食えました。

でも、これもイマイチ伸びない。伸び悩んでました。

そして傷心とともに(悲)次のビジネスに取り掛かりました。

次は同じようなものですが、コンサルティングやアドバイスをするビジネスです。

B商品:受託作業を、ノウハウ提供と直接(メール)対話による相談業務に変えたんです。

これはおかげさまで今でも続いています。
伸び代はまだまだあると感じます。

このあたりでやっと僕は「僕が儲かるもの」がわかった気がしました。

・自分のスキルや経験を使って、
・無料ノウハウを先に出して教育し信頼してもらい、
・ノウハウや直接(メール)対話による相談業務を売る。

この3つの要素があると自分にとっては「他のものよりは簡単に儲かるもの」ということなんです。

ちなみに今日は、このような楽に儲かる要素のことをハイラインと呼びます。(ハイラインの意味は後で)

伝わります?

僕が楽して儲かることをやるなら(ま、楽ではないのだけど、他のことをやるよりもという意味です)
人のスキルを使うとか、直接一発のセールス文だけでいきなり商品を販売するとか、
対話が発生しない商材を売るとかって要素は必ず含めて組み合わせを変えるべきってことなんです。

それが僕のハイラインだから。

もし僕が、今からスペイン語を猛勉強して、メッシに単独インタビューするくらいになったとします。

そのスキルを使って、スペイン語コーチングのサービスを立ち上げたりするとしたら、
これは僕にとっては「楽して儲かるもの」と呼べると思うんですよね。

こんな風に、その人にとっての「楽して儲かること」って
その人が楽できる要素=パラメータで構成されてるはずなんです。

その要素にいち早く気がついて、その要素を変えずに他のパラメータだけ変更して
儲かるビジネスを生み出せる人は結構早く稼げるのじゃないかと。

特に何かで、すでに稼いでいるならなおさらです。

先日、昔から古いお付き合いの友人でもあり、クライアントさんでもある人がこんな話をしてくれました。

もともと、転売で業績をはね上げてきた歴史のある人です。
転売と一口にいっても非常に奥深いんですが、海外の商材を日本へ独占販売もとらず、普通に転売するんです。

もちろん、個人のビジネスの規模ではありません。

とはいいつつ、他にもたくさんのビジネスをされてきました。
中でもとても力を入れていたのがオリジナルの商品の開発や、
独占販売権を獲得してのメーカー的商品販売。

「あ。あれね。もうやめることにしましたー。」

めちゃもったいないと普通は思うので、そんな決断はできないものなんですが、
意思決定と思い切りの良さと、センスの塊のような人なので判断されたんですね。

理由はシンプル。

「うちの会社がこれまで儲かってきた。今でも効率的に利益を生んでいるのは転売なんですよ。
なら転売を軸に資源を集中して利益を拡大するのが合理的だと思うんですよね。」

と。

世の中の問題を解決する商材をネットで売る。
ちょっと面白くて楽しい商品を日本へ紹介する。

とかそういう要素が儲かるポイントなのじゃなくて、
転売で売れるし仕入れが有利な商材を選定したり、売れやすいチャネルを見つけるって要素が
儲かってるポイント=ハイラインというわけです。

おやりになるわけじゃないだろうけど、
海外の輸入建材の転売とかでも要素が同じなら「楽してもうかるもの」になりえるんだろうと。

■初めてのビジネスでもハイラインはとっても重要

これって、初めてのビジネスでも結構当てはまります。

当然初めてなんだから売れるものを選ぶのは鉄則だけど、
その人が「収入を得る中」認められてきたもの。
周りから努力なしでも評価されてきたもの。

この要素は結構儲かるための重要な要素であることが多いです。

僕の場合は、カスタマーサポート業務や、
電話での技術サポート業務をしたり、マネジメントしたりといった仕事を会社員のときしていました。

そして成績はすこぶるよかったです。
つまり優秀。(笑)

・人と対話して信頼してもらう。
・わかりにくいことをわかりやすく論理的にときには情緒的に説明して納得してもらう。

こういうことで評価されていたわけです。
今のビジネスでも、この要素を使うときに伸び代が出てるんですね。

よく、儲かった人の成功話は何も参考にならない。
あなたはその人じゃないから。とかって話があるじゃないですか?

それも、これで理屈が通ります。

となると、ナンセンスな悩みの種類もわかってきます。

「今はアメブロってどうなんでしょう?」

「広告はFACEBOOKの方が儲かるのかな?」

「日本のアマゾンよりアメリカのアマゾンの方が売れますかね?」

「教材販売は月額見放題か、個別販売どっちが儲かりますか?」

全部「人による。」というなんとも色気のない答えになっていきます。

なぜならアメブロを書くことで集客したいサービスが何かから始まり、
その人の得意なことが何で、とか要素がめっちゃ多いからなんですよね。

もし本気で自分にとって楽に儲かることが知りたいなら、
おすすめの方法があります。

Aお客さん:
B商品:
C集客チャンネル:
D成約プロセス:
E仕入れ:

最低でもこれらのパラメータの組み合わせをいろいろ試してみて欲しいんです。

でもそれだと50通りとかになってしまうので、ベースにあるパラメータはロックするのがコツです。

サービスを売るのも、自分を売るのも苦手だし、何のスキルも経験もない。お金もあまりない場合。

Aお客さん:欲しいもの
B商品:なんでも売れてるもの
C集客チャンネル:モール
D成約プロセス:直接購入
E仕入れ:無在庫転売

こういうベースで、変えられるのは

Aお客さん:欲しいもの
B商品:なんでも売れてるもの
C集客チャンネル:モール

この3つ。
Aお客さん:欲しいもの
B商品:なんでも売れてるもの
これもロックしてC集客チャンネル:モールをバイマ、アマゾン各国と変えていくこともできますね。

または、
C集客チャンネル:自社サイトを広告でとしておいて
商品を水虫薬とかって方法もあるかもしれません。

■まとめ|ハイラインを探せ

サーフィンで一番ボードの速度が出る波の場所のことを”ハイライン”と言います。
そこに入れば加速するからスピードが出るんですね。

(ちなみにサーフィンは上級者ほど同じ波でも加速してより早く走れます。)

ビジネスでも、このハイラインを軸に要素を組み合わせることが
「儲かるもの」になると思うよってことです。

「世界中で何が一番儲かるか?」
とか、
「今どのメディアが一番儲かるか?」
とか、
「この広告のどの機能を使えば一番アクセスが集まるか?」

こういう質問がいかにナンセンスか伝わったでしょうか?

ぜひあなたにとっての「楽して儲かるもの」を探して欲しいなと。

【編集後記】老眼鏡とアル中おやじ

正直に告白します。

老眼がひどい。小さい字はまったく見えません。
何かのアンケートとか紙で出されても1文字も読めません。

「小さくて読めなーい!」と叫びたくなるレベル(笑)

「老眼鏡かければ?」
そうなだけどね。

コンタクトでど近眼だし。
遠くを見えるようにして、さらに近くを見えるようにするって行為が
滑稽だし。

てか老眼鏡って年寄りになった感じするじゃん?

「キンドルで読めば文字めっちゃでかくできるから問題ないっしょ?」

みないな葛藤もあったっわけです。

でもね名著と呼ばれるものに出会っても、たいていはキンドルありません。
そして文字がめちゃ小さい!

近眼だって遠近のコンタクトはあるし、今時は遠近のレーシックもあります。

それこそ、多焦点眼内レンズと言って、遠近両用のレンズを目に埋め込むことすらできる時代。

要するになんかあがなってたんでしょうね。

ですが、どうしても読みたい書籍が3冊続きました。

どうしても読みたい。

かつキンドル版は当然ない。

これをきっかけに、どうしても読みたくて
老眼鏡作りました。

嫌だったのに。

結果・・・

最高!めちゃ見えます。本もスラスラ。

なんで早く作らなかったんだろ?て感じ。

一応娘に老眼鏡かけて「どう?」って聞いてみたんです。

(娘)「ん?いつもと一緒。」
と、つれない返事。

(父)「老眼鏡作ったんだけどどう?」

(娘)「あー!別に変じゃないよ。うん変じゃない!大丈夫。」

と、もう年頃で、男子にも気が使える彼女はせいいっぱい忖度してくれました。

が、僕は「変か?」とは聞いてないんですけどね(笑)

そして話は変わりますが、この頃日本酒をお冷で飲むのにはまってます。

しかもネットでどんどん美味しいと噂のお酒を頼んでは飲んでます。
チビチビってレベルじゃないかも

毎晩読みたかった本を老眼鏡かけて読みながら、
日本酒を飲んでます。

毎日です。

うーん、僕ちょっとアコール依存ぎみ?

海外在住の起業家がこんな時代でも
ネットを使って売上を5倍*にした方法

インターネットビジネス
売上アップ
実践ガイドブック

今すぐ無料で読む

*2021年時点。ordercompany社販売実績データ

最新の記事はこちら
メルマガに登録する
ここでしか知れない海外在住者のための
ネットビジネス/起業ノウハウ配信中

    お名前

    メールアドレス