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【第453回|10年後も食えてどんどん楽になる人の特徴】テキスト版

トピック:10年後も食えてどんどん楽になる人の特徴

こんにちは。河野です。
今日も開封していただきありがとうございます。

海外在住の日本人の人ってこの季節に帰国される人が多いです。

なぜなら、欧州とアメリカの学校はたいてい今が長期休みだからです。
子供のいる方だと、それに合わせてるんです。

それに合わせて、僕も普段は海外に自ら行ってクライアントさんとお会いするんですが、
夏だけは帰国される人とは、東京でもお会いしています。

帰国する人が複数いらしゃるので、日時をあわせて多人数で集まったりもしています。

昨日はそんな集まりのあった日でした。海外在住者帰国勉強会とでも言っておきます。

今回はアメリカとイタリアと新潟と静岡と東京の人で集まりました。

道すがら一緒に会場に向かっていた欧州在住でビジネスをする方とこんな話になりました。

「出会ってかれこれ10年になるけど、こんなに安心していられるのも、
旅行ができるのもあの時勇気を出して起業したおかげ。」

話の流れ上、「これから10年後20年後に向けてはどうしていったらいいかね?」なんて話にも結びついたんですが、
僕はどんな人でも当てはまるのだろうと思っていうポイントがあります。

・10年後も食えているためには?
・そして10年後は今よりも楽に楽しくなっているためには?

今日はそんな話をしています。

■事業ポートフィリオを持つ

昔、ロバートアレンという個人起業家が、「億万長者入門」という書籍を出版しました。

その本で僕ははじめてこの言葉に出会います。

「複数の収入の流れを持ちなさい。」

その後も多くの人が数え切れないほどこの考え方を説いていますから、聞き飽きてますよね?

でも、1個目のポイントはこれだと思います。

ビジネスって一発当てたり、瞬間風速的に収入を得るのは、そんなに難易度が高いわけじゃなくて、
長く継続的に収入を得続けるのが難しいのだと思うんです。

その証拠に10年で95%以上の会社がなくなるのだとか。
(もっとも悪い人たちが、ペーパーカンパニーを作っては潰してってことをしている場合もあると思うので、
法人の倒産数は参考にならないかもしれません。)

だからこそ、
顧客リストを大切して、何回も購入してもらう仕組みを作り、
新規客獲得もサボらず、
規模が大きくなることに耐えるため組織化仕組み化をする。

かといってサービスや商品の改善も続けることが大切になります。

でも、ビジネスの種類によってはリピート購入がほぼ見込めないものも存在します。

・住宅販売
・留学、観光ツアー
・結婚式関係のサービス。

その場合、とっても不安定です。

マーケットがなくなるという話ではありません。

人々が10年後結婚してないとは思えないし、
テロがあってもツアーサービスがなくなるとも思えません。

そういう意味じゃなくて、浮き沈みがあったときに、
維持できなくなるんですね。
生活や、ビジネスそのものをです。

そうなると、生きていけませんので、
どこか勤めるとかそういうことになるわけですが、そうなると事業を成長させたり、
巻き返す資金的な資源も時間的資源も失っていきますし、
それにより助けてくれる人的資源もなくしていきます。

そして、いなくなるんですね。

ではどうするか?なんですがとっても単純な方法があります。

旅行をやっているなら、
結婚式のコーディネート事業、
ブライダルフォト事業、
次に留学斡旋、
そして・・・という具合に、複数のビジネスを回しておくんです。

今出した例だけとっても、全部リピートしにくいものです。

でも1個1個が独立して回っていれば、
1個が不安定になっていても、他の2つがリカバリをしてくれたりします。

同時に全滅ってことは確率が0ではありませんが、相当減ります。

先ほど話していたクライアントさんもその状態を作られています。

もちろん簡単ではありませんでしたが、
おかげで「不安」はほぼなくなったそうです。

「次はなにやろう」というワクワクが勝つのだとか。

もちろん次も事業ポートフィリオのひとつとしてリピートしない事業をやってもいいだろうし、
今度はお客さんから利益か最大化する事業を手掛けてもいいと思います。

年収が1000万円くらいで十分と思っている人がいたとします。
であれば、極論月額15万くらいになるビジネスを5個くらいやれば達成できると思うんです。

でもいい時もダメな時もあるはずだから
まるめると平均して1千万くらいじゃないかと。

会社員時代に僕は教材販売を二種類ほどやっていたのですが、
起業してからもそのビジネスをなくしはしませんでした。

つまり販売はできる状態にしていたんです。

起業当初うまくいかずお金のことで相当辛かったんですが、
この2つのビジネスの売り上げが絶妙なときにパッと立っていたので、
首が繋がったこともありました。

なので複数の柱でなくてもいいのです。

柱でなくても、か弱いロープでも、たまに詰まってしまうような蛇口でも。
あるだけで絶対に違います。

■顧客生涯価値を最大化せよ。

もう1個のポイントは先ほどと逆。

見込み客のリストを数千の規模で持っておく。

購入客のリストも数百の規模でもっておく。

見込み客と既存客と信頼関係をもち続けるためにメルマガとかでコンタクトを取り続ける。

購入客に何度も購入してもらうために、商品やサービスの開発を続ける。

規模が大きくなるためにスタッフをちゃんと抱えて組織化する。でも固定費はケチる。

こういうことがこれが一番最高で楽です。

この場合リストの数と、商品開発力がとっても重要です。

ビジネスは新規客を集めることが一番しんどいので、
ビジネスを維持する最大の要素が新規客集めということにならないというのがとっても楽な理由なんですよね。

また、一つのビジネスを長くやっていると、
周りの関係者との信頼関係や相互を助け合う関係が自然とできてきます。

この人間関係が利益を生み、首が繋がることも少なくはないんですよね。

これも何万もリストがないといけないって話ではないんです。
楽をしてそこそこ儲かるって意味では、そんなに巨大でなくてもいいですよね。

同じお客さんが複数のサービスを買うというマーケットなら絶対にこっちをやるべき。

■たった一つを探し求める滑稽さ。

昔ある起業セミナーにゲスト参加させていただいたときのことです。

参加者の似た年齢の男性と会話をしました。
お勤めなのは一流上場企業といっていい会社。

何年も前から起業したいと思っていると話されていました。

「なぜ起業しないんですか?」と聞いたら、
「儲かると確実に思えるものさえあればやりきる自信があるんですけど、
それが今の世の中、日本にはなかなかないんですよー」とのこと。

追跡していませんが、このかたは決めつけていいなら、
たぶん今も起業していないだろうし、何もとりかかってなくて、
同じように、「儲かると思える青い鳥」を探しているのだろうなーと。

何が言いたいかというとですね。

必ず儲かることがあるとしましょう。仮に。

そんなのないけど(笑)

あっても、それは今年とかの話であって、
10年後に続くものではないわけです。

であれば、なんでもいいから立ちあげて、
月収が10万位しかならないのか、
200万くらいになるのかはわからないけど、

なってもならなくても次のビジネスをやって
ポートフィリオを構築するか、

リストが収益を最大化するならそれを頑張ればいいって話だと思うんですよね。

何がいいたいかというと、
刹那的に捉えすぎなんだろうと思います。

手っ取り早く稼げる。

それがいいなら、人が嫌がる肉体労働とかしたほうが早いですしねー。
(新薬の治験とか時給単価は結構高いし。)

成功するビジネス。

何年のスパンで言ってるのか?
年収2千万二なると、幸せに暮らしましたとさめでたしめでたしになってるのか?

そこじゃないのですよねー。

■60歳でも走れる人になるには?

マラソンのことをいろいろ教えてもらってる時に、
こんな記事を教えてもらいました。

60歳になってから健康のための走ろうと思っても、40歳からの筋力の衰えと
心肺の劣化があってかえって危険になることもある。

乱暴に解釈すれば、「やろう」と思ってもスイッチをオンにするようにはできないってことなんですね。

騙し騙しでも長く走ってないと、その時に走れないってことです。

これってビジネスでも同じ。

「儲かると確実に思える青い鳥」か、「自分が好きなものという名の青い鳥」を見つけたのが
50代だとしたら、長年ビジネスをしたことがない脳みそとマインドは急にスイッチが入りません。

たった一つの安定している「ように見える」ビジネスだけしかやってなかったり、
キャッシュを自動で生み出す不動産投資で食ってたとしても、
それがなくなってから動いても、体がついてきません。

20年爪を手入れしている鷹にすぐに食べられちゃうわけです。

ビジネスに年齢は関係ない!

それはそうなんだけど、本人がそのぶん負荷をかけないと結構きついです。

「自分は年だから」

こういうセリフって間違いなく出るんだけど、それは年齢なのじゃなくて、
長年爪を研いでなかったのでしんどいなーってことなんですよね。

でも、できなくはないので、やればいいかなーって思うんです。

少なくても60代でマラソに挑戦するよりは、10倍は楽です。(笑)

10年後に食えるためには?

という未来予測がオカルトに近いと思うのもこれが’理由です。

何に備えるって、自分がボケないように爪を手入れしておくとか。
サボりながらでもちょとでも走る癖をやめないとか。

そういうことで100%近い確率で生き延びれると思うんです。

複数のビジネスを作ろうと試み続ける。
組織化してその時間をとれるよう試みつづける。
情報のインプットはやめない。
情報のアウトプッともやめない。
人嫌いになって仙人のような暮らしはしない。

俗にいう自己投資というのが’最強の方法なんですが
資格をとるとか、高額の何かのコースを受けるって意味とはまったく違います。

ずっとなんかやっとけ。

ってことですね。
やっとく+学ぶじゃないんですW

■やるのは北の国から。千と千尋の神隠しじゃない。

ビジネスで最終回のない連続ドラマみたいなものだと思うんです。

サザエさんとかがそうですが、あれは波乱万丈がないからちょっとちがうくて
北の国からとか。
金八先生みたいなの。

これをやり始めるのに、最終回のことは考えにくいですよね?

でもメガヒットを生み出す映画の脚本を探し求める感じになることが多くありませんかね?

まずは第一話でいいのじゃないかなーと。

そうすると2話か11話か54話か第二シーズンかわからなけど
ヒットが出るんですよね。

たとえ偶然でもそのほうが、楽して儲かるのじゃないかって話なんです。

実際僕が見てきたりお手伝いしている人はそのパターンばっかり。

さて、何かをとにかくやっとけ論 伝わりましたでしょうか?

【編集後記】美食の街 サンセバスチャンに行って見て。欧州渡航記

欧州も数週前になりましたが、
いろんなことがあった旅でした。

今日も渡航の話の中から、

・サンセバスチャンは本当に美食の街?

からの
・嵐の空港でスペイン女性と大げんか
です。

マドリッドのセミナーが終わって翌日早朝。
ずっといって見たかった街、サンセバスチャンへ行ってきました。

サンセバスチャンといえば、美食で有名です。

もちろん美味しいものを食べるのも目的ですが、もう1個、
サーフィンができるんです。

大西洋のうねりを受けるポイントなので欧州サーフィンのポイントしても有名です。

ということで、食と波を満喫すべく3日間と長めの滞在にしていました。

まず美食の話なんですが、バルセロナではじめて覚えた”バルのはしご”が好きなので
星のレストランは予定いれず、バルを何件もはしごしました。

バスク地方の名産であるスパークリングワインの兄弟のようなお酒チャコリや、
はしごする人のために量の少ない生ビールを飲み、
独創的なピンチョスやタパスを食べていきます。

僕のお気に入りは現地の名産でもあるあさりのご飯。
リゾットではなく。ご飯です。

パエリア的といえばパエリア的ですが、どちらかというとあさり雑炊。

あとは、イカを茹でてイカスミであえたタパスが最高でした。

現地在住の人はもちろん、人気のあるガイドブック、口コミの評価の高い店と
20店舗くらいは回ったと思いますが、
こればっかりは自分の口で確かめないとわからないものです。

僕が一番気に入ったのは、あんま評価が高くはない、どちらかというと人でごったかえしてない
「さびれた」雰囲気の店でした。

(人気のある店は、観光客から地元の人まで、とにかく混雑しています。)

ふらっと入って、気のいいお店の看板娘のような方が勧めるままに食したら
これが大当たりでした。

滞在中3回行ってます。

そしてサーフィンもやりました。
サーフィンのできる街としても有名なだけあってたくさんのサーフショップがあり、
中心部から徒歩で10分も歩けばサーフィンのできるビーチに着きます。

3日間、ショートボードをレンタルして、到着した日の夕方、
9時すぎまで明るので余裕でできます。
その後は毎朝たっぷり海に入りました。

低気圧が来ていて嵐だったのもあって、波は結構ハード。

欧州であそこまでがっつりサーフィンできるとは思いませんでしたが、
クオリティは千葉の日常といったところです(^ ^)

てなことで、サンセバを満喫したわけですが、
事前に書籍を読んでいったので
余計に楽しめたのかもしれません。

サンセバスチャンが観光地として成功したのはこの10年ほど。
美食クラブというサークルを通じて料理を研究していること。

料理人も自分がインプットした技法をみんなにシェアすることで、全体的な底上げをしていること。

バスク地方といういわゆる特殊な民族が住むエリアの街であること。

などなど。

食事とはストーリーを食べているとはよく言ったもので
そうじゃない場合はもしかしたら「オリーブオイルばっかり、もういいよ!」と2日目には
なってたかもしれませんよね

サーフィンも欧州のサーフシーンだと思ってなければ、
なんか千葉みたいな寒い海だなーって思っただけかもしれないんですよね。

一種のプラシーボかもしれませんが、
人の幸福感にストーリーは欠かせないのだなということを強く感じたのでした。

そんな感じでサンセバを後にしてアムステルダムへ向かうわけですが、
大嵐のため事件が起こりました。

それはまーまたの機会に。

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