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【とにかく即戦力の人材を探してます!?】他、起業したいのにしない人のメカニズム?

こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。

 ※起業したいのにしない人のメカニズム?

 ※大阪人なのだけど大阪文化のことを解説してもらった男。

 ※音声版はこちらでお聞きいただけます。
  https://www.contentslab.net/podcast/mix20140826.mp3

 →詳しくは雑談コーナーと編集後記で!

「社長は人のことで悩んで、悩み続けて死んでいくんだよ。」

昔お世話になった社長が
笑いながらこういっていました。

「あなたの人を見る目がないのでしょ?」

というコメントが出る人は、
きっと社長業をしていないのだろうと思うんです。

僕がお手伝い、お付き合いさせていただいている
コンサルティングのメンバーさんも
例外なく最後はここにいきつきます。

人の問題に悩まない、
悩まないまでも工夫をしたことないとか
そういう人に会ったことはありません。

当然収益を得るとか、お客様から信頼をいただくとか
そういう初期のステージを越えると、
強いブランド化、
お客様コミュミティつくり、
新たなマーケティング、
商品ライフサイクルにあわせたシフトなんてことも
やっていきますし、
大事なこと。

でも結局全部
”よい人材”ってことが満たさせてないと
意味をなさないことばっかりなんですね。

営業や請負をする担当者が増えないと
集客はできても成約できないとか、
フォローできず信頼を失うとか、

ニュースレターや
カスタマーサポートで顧客満足度をあげたくても
その取り組むべきスタッフがやる気ゼロだと
逆効果っです。

単純に閑散期は一人で回せて、
繁盛期はお客様をお断りしたり
自分が体を酷使して日常生活すら破綻寸前みたいな
状態になっていても、

閑散期にチームをちゃんと作っておかないと
繁盛期に体を壊すという年月を繰り返すだけになっちゃうんですね。

いずれにせよ、自分ひとりでやるにも
拡張は望めないか
拡張とともに体が悲鳴を上げるかの選択になっちゃいます。

そこで、雇用形態にかかわらず
スタッフを確保してしっかりしたチームを作る。

どんな起業家でも、この課題を正面から受け止めないと
いけなくなるわけです。

で、そのときに絶対に悩むポイントがあります。

A:即戦力になる経験者とか一定のスキルがある人を採用するか?

B:スキルはないかもしれないけど、”よい人”を採用して育てるか?

この2択。

一般的にステージの早い会社、
規模の小さいビジネスほど
育てるなんて悠長なことをいっていられないので
Aを選択しようとします。

別に何にも間違っていません。

猫の手も借りたいのですから、
できるだけ躾けられた猫がいいですよね。

第一立ち上がりが早いし、
教育コストもいりません。
共通の用語も多い。

いわゆる業界の”ノリ”とわかってくれています。

説明不要。「よろしくやっといて!」でOK。

即戦力。これが最大のメリットとされています。

もちろんB案にもメリットはたくさんあるんですよね。

まず、おおむねコストが安いです。

そして、特に新卒や職業人生が長いわけじゃなければ、
自社というか社長である自分の文化、価値観みたいなものを
仕込めるということがあります。

「お客様にはこう接すべき。」

とAのような即戦力の人に説明する場合と、
B案のような新卒的な人に説明するときに
受け入れる素直さというか、
浸透率というか、余白って圧倒的にBの人なんですよね。

これは逆に即戦力の最大のデメリットでもあります。

とにかく、価値観を共有しにくい。

即戦力のメリットは仕事はすぐにできるようになって楽なんですが、
長い経験で価値観が固定化されているので
新しい価値観を共有しようとすると
いちいち「なぜですか?」「こっちのほうがいいのでは?」
とかって反論が待ってたりします。

これ経験したことある人ならわかると思いますが、
相当めんどくさい。(笑)

”説明”がめんどくさいんです。

雑にいえば生意気なんです。

しかも絶大な信頼を得る前にこうなっちゃったりします。

つまり、コミュニケーションコストが実は結構かかるんですね。

語弊があるかもしれませんが、
「イイカラヤッテ!」みたいなシーンって
成長途上でかつ小さい組織ならぜんぜんありえます。

でもいちいち、
「なんで?」
「必要あります?」
とかって話している。

かといって、新卒や経験者じゃない場合は、
当然教えるという肯定が入りますから
同じ量のめんどくささがあるのですね。

質が違うだけで同じ量のコミュニケーションコストは
かかるわけです。

整理すると・・・

すぐに戦力になるけどそのぶん説明が大変。

説明は大変だけど説明すれば戦力になる。

この2択でどうしようかなと。

人を採用するときは、
たいていこういう風に理解していると思うんです。

ただ、僕は”即戦力”か”新卒チックな人”か?

このそういうくくりに問題があると思うんです。

コミュニケーションの質でいえば
同じ量でも間違いなく新卒チックの人のほうが
ポジティブで楽しいです。

しかもコミットメントを得られるのは
間違いなく新卒チックな人。

じゃ問題は経験がなくて使い物にならないって話になるんです。

が、僕は、僕らのような小さい小さい零細企業にとって
真の意味で即戦力になる人なんて採用できないと
見もふたもないことを思っていたりします。

経験豊富で、違う企業にいっても
すぐに戦力になる人ってのは、
売り手市場。

間違いなく僕らの会社は手伝ってくれません。

真の意味で実力のある人ってのを見るとよくわかります。

ということはですね・・・

即戦力なんてものを求めては駄目なんですよね。きっと。

あるのはこの2拓。

そして実態は、
経験が長くてもすぐに戦力になってくれる人もいるし、
経験の短くてもすぐに戦力になってくれる人もいる。

つまり、

経験って要素はこの際無視していいのかなとも思うわけです。

あ、繰り返しますが、
小さい小さい会社の話ですよ?

ってことは、

素直で努力家で、
価値観に共感してくれるコミュニケーションコストが高くない人。

ってことになると思うのです。

雑にいえば、

「いい人」

でいいのかなと(笑)

実際に、
価値観を共有するために

調整するとか、説得するってのは すごくコストかかるので
教育とかわらないし
育ててほしいと思ってもらってないと
ほとんど機能しません。

人をある程度の人数採用して
チームを作ってきた仲間やメンバーさんも
同じことを言うんですよね。

「人を採用する基準は?」

「うーん。資質とか人柄かな?」

当然、
価値観を共有して
みなに幸せになってもらいたい。

それはすべての社長が思っているのですが、
全力で走っているときには

「ヤレ!イケ!」

っていうときに、

「イエス!サー!」

という感覚がないと
きついです。

しかも、即戦力=経験や実績じゃないとなれば
おのずと採用基準はきまってくるのかなと。

さて、どっちがいいですか?

以上

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。

【今週の雑談】

「なぜ起業しない?」

なんだか悶々としている人が
起業しないとか、ビジネスを本格的に進めないってことが
なぜか?ってたまに考えることがあります。

そのうちのひとつに
結構前から気がついたことがあるのですが、

A時間:勤めている時間=満足していないある種余計な死んでいる時間。

B時間:余暇=全力で充実させたい大事な時間。

きっとこういう区分があって、
今か未来もB時間を失うくらいなら
何もしないほうがまし。

こういう判断が入っているのだろうなって思うんですよね。

ま、それならわかりやすいのですが、
もうひとついえるのは、

A時間=仕事をしている時間が
現在のB時間と同じくらいかそれ以上におもしろいものになる。

そういうイメージがないのだろうなと。

B時間をつぶす。

そのうち自分の事業にA時間を使えるようになり、

さらにB時間はまた余暇を過ごせるようになる。

そのときは

A時間:仕事をしている時間=満足していない時間。

B時間:余暇=全力で充実させたい大事な時間。

となっていて、

この中での収入が今の倍とか10倍とか
そうなるなら

最初の B時間を埋めてもいいよ。

みたいな。

そんな感じかなと
いろんな人と話していて思いました。

これって長く会社員をしていると余計おもっちゃうんでしょうね。

よくわかるんですけどねー。

とっても残念。

仕事がおもしろい。

戯言かもしれません。

でも、仕事という形の定義があるわじぇじゃなし、
パソコンを見てなくても、会議しなくても、
オフィスに通わなくても
仕事ってすっごく広い意味だと思うんですよね。

僕の周りって
形は違えど仕事も余暇もめちゃくちゃで
おもしろくすごしている人が多いので
もったいなーって思うんです。

特に40歳超えているとかなら
残りもわずか(笑)

もったいないっすねー。

(コーナー説明)

僕が日ごろビジネスに限らずいろいろと思ったり
知ったりしたことをユルクご紹介するコーナーです。

なのでたまーに。「今週はなし」とかもあるかもしれません(笑)

※先週までのコンサルティングメンバーさんとのやりとり
紹介コーナー名称を変えて、
その中で気がついたことも含めた雑記やトピックを
ゆるくお話していくことにしますね。

【■編集後記】

分け合って急遽大阪に帰省してきました。
家族をつれて1泊2日のトンボ帰りです。

で。そのとき大阪のお好み焼き屋さんにいったんですね。

やっぱりあっちのほうがうまいからです(笑)

ただ、注文しすぎていて、
まるまる1個くらいのお好み焼きがあまりました。

そしたらなんと
包んでくれるじゃないですか!

アメリカとかだと普通だと思うのですが、
間違いなく東京だと食中毒が怖いのか
断られます。

それを店員さんに聞いたら
その女性店員さんが教えてくれました。

「大阪人てねー。”もったいない”って精神があるんですよー。
 だからどこの店で”包んでもらう”ってのは普通やし、
 私らも店で頼まれても”水ちょうだい”くらいに普通のことですわ
 大阪ってそういうとこなんです。」

なるほどー。

と感心して聞いてたんですが、
待てよ。と。

それを聞いたのは、
僕の実家からわずか車で10分の店。

僕の地元です。

東京にきて22年。

とうとう大阪の人に大阪人のことを
教えてもらうようになったのかと思うと
笑っちゃいました。

海外にいて、
日本のことを不思議に思う人も
そういう感覚なんでしょうね。

でもやっぱり
お金をかけなくてもうまい
のは圧倒的に大阪ですね。

さすが、わがふるさとです。

【■ご依頼】

僕らの手がける、新しいWebサービス。
アブローディング( https://abroading.net )

テレビからのご協力依頼もきていたりと
ご利用いただけています。

僕にとってもぜひ除いてみてください。
そして意見をくださいね。

https://abroading.net

※週間ダイヤモンドのWEBメディアである
「ダイヤモンドオンライン」で取り上げていただきました。

“世界中で日本人同士がつながり助け合える「Abroading」の持つ可能性”

http://diamond.jp/articles/-/55245

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