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【狭い世界でお山の大将で生きていく?サバイバル術みたいなものについて考える。】

こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。

 ※ロンドン楽しい。ロンドンレポート。

 ※世界とつながるアブローディング( https://abroading.net/ )

 →詳しくは編集後記で!

4日間のロンドン滞在も終わり、
イタリアのフィレンツェへ移動中の飛行機の中で書いています。

ロンドンのレポートは編集後記でさせていただきますが、
とにかく有意義な滞在でした。

勉強会を含めて、ほとんどの時間人とお会いしていたわけですが、
古いお付き合いのメンバーさんとも
念願かなって、お会いできました。

海外在住者さんへのコンサルティングがなんとなくやっていけるかもと
思い始めていたころからの僕にとっても恩人のかたで
6年間ではじめてって方もたくさんいます。

駆け出しのときに信頼してくださった人というのは
一生忘れないものですね。

で、その中でビジネスのお話もたんまりしてきたわけですが、
今日はそのお一人のお話が面白いのじゃないかと思いましたので
シェアしたいと思います。

ロンドン在住11年目。

たったひとりで資金もコネもなく起業なさって6年。

出会った頃は
お互いどういやって生き延びるかばかりを考えていたときなので
感慨深いものがあります。

「お互いよくぞ生き延びましたよね。」

ってな話をして笑ってました。(笑)

ということで今日は、
”どうやって生き延びたのか?”
そのお話をしつつ、生き延びるコツになりえるのだろうなって
話をシェアしますね。

■1/100をあきらめた。

その方、男性なのですがAさんとしておきますね。

Aさんはもともと、お車が大好きで
カーレーサーやモータースポーツの関連職につきたくて
イギリス、欧州に渡ったそうです。

でも、それでは食えない。

ってことで起業に舵をきられたわけですが、
当然自動車に詳しいので
最初はロンドンで自動車関係のお仕事をなさいました。

日本人で日本語が操れるってことで、
日本人相手の 中古車販売、修理、保険などなどですね。

いわゆる車屋さんです。

といってもロンドンは在住日本人が5万人以上いる大都市です。

すでにライバルも当然いました。

それでも需要は一定量あるわけですから、
数%のお客さんを奪えれば食っていけます。

僕のよくいう、

100分の1を奪う。

という発想ですね。

”売れているものを俺も売る。”

そういうことです。

中古車を日本人から買いたい人が毎月20人いて、
業者が3社でとりあっているなら、

そのうち3人とか2人を自分が奪う。

そういうことです。

これでスムーズに稼動なさっったんですね。

まず、

1/100を素直にとりにいった。

これがよかったのだと思います。

当時の僕は、

「そんなありきたりのことをするより
 もっとこう。。。こんなビジネスどうですか?」

くらいはいったかも知れませんん(笑)

それでも
愚直に100分の1だったからこその
生き残りだったのですよね。

とはいっても、
その間に金融危機、為替の変動、
固定費の高騰で(ロンドンってのは家賃とかが
あほみたいに高いのです)
生き延びることがちょっと怪しい。しんどいと感じ始められたそうです。

で、どうしたか?

まったく新しい100分の1を生み出したり、
今までの収益を使って、チャレンジングな新規ビジネスを立ち上げたりと
方法はあったと思うんです。

ただ、Aさんはそうしませんでした。

生き延びることを優先して
こういうことをなさったんです。

■人がいないところにいった。

答えは単純です。

固定費の高騰、マーケットの縮小(つまり100だったものが60くらいになること)
残る収益を考えると
100分の1という概念の使えなくなりつつあるロンドンをあっさり捨てちゃったんです。

で、どうしたか?

10分の10が取れる世界にいこうと決めたそうです。

つまり、
同業者がない小さい市場だけど、
10のマーケットはあるエリアです。

地域はぼやかしますが
ロンドンじゃないエリア。

そこに拠点ごとうつしちゃったんですね。

ここはマーケットが小さいからか
(きっとそうですが)
ライバルがいません。

そのため10分の10がとれれば、
ロンドンよりも儲かるわけです。

おまけに固定費も安い。

相変わらず精力的にビジネスをなさっています。

■支配する。

ここで大事なことがありまして、
僕も似たような作戦をとればいいのではないかと
アドバイスをさせてもらうことがあるので
同感なのですが、

10分の10を取るビジネスは
とにかく収益が伸びずらいと感じますし
実際のびずらいのです。

当たり前にやっていては。

なので、

”その狭い世界ではすべてを支配する”

という戦略をとるほうがよかったりします。

つまり、

たとえば車のことをそのエリアで調べれば、
検索エンジンだろうが
ソーシャルメディアだろうが
動画だろうが、
口コミだろうが、

自分の会社のことを聞かないわけにはいかない。
絶対どこにでもヒットする状態。

車のことであれば、どんな小さいサービスや商材でも
自分が扱っていないものはない状態。

こういう状態を作るべきなんですね。

たとえばこうです。

車をほしい人に車を売る。

日本人が日本人から買いたいのって
きっと日本人だからこそのメリットがあるからだろう。

メンテナンスや保険は全部自分から提供。

売却も自分が受け持つ。

現地生活でのアテンド、コーディネートも提供する。

帰国時の調整も全部やる(処分とか)

このすべてを、
新規でも獲得すべく露出は支配して、
お客さんの囲いこみ(フォローアップですね)でも支配します。

こうすると、
100分の1をとっているときと同様
またはそれ以上の収益になってきて
ビジネスのレベルにあがったりすることって
多いと思うんですね。

実際Aさんもその途上。

いかがですか?

「お互い生き延びましたよねー」

ちょっとした挨拶ではありますが、
6年も10年も生き延びている人には
絶対に秘密があるものなのですよね。

みなさんは、
”生き延びる秘訣”お持ちですか?

以上

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。

【今週のコンテンツラボメンバーズ:こんなことやってました。】

なにはともあれ。

今回は念願の初ヨーロッパでの勉強会。

欧州のメンバーさんは、はじめた当初からとってもたくさんいらっしゃいます。

やりたくてもできていなかっただけに
すっごく楽しみにしていたイベントです。

結果は大・大盛況。

実は準備は去年の秋からしていました。

長いでしょ?(笑)

というのが、
僕の海外勉強会のスタイルは、
その土地にいる人だけに会いに行くというより、

その土地に各国から集まろう!

というスタイルなんです。

つまり、「お誘いをして旅行して集まってもらう。」
というプロセスなんですね。

にしても、
半年前は長すぎると思うと思うんです。

でも実は欧州のメンバーさんは、
面白いように ほとんどが女性。

そしてご家族、お子さんのいらっしゃる
「主婦業」もある方が多いわけです。

しかも仕事もバリバリです。

となると、そんなに急に何日間も外国にはいけない。

家族の旅行とからめて。

ご主人のお休みにあわせてお子さんを預かってもらう予定をつくっておく。

そういう調整があるわけです。

僕みたいに、家でがんばってくれている妻をさしおいて
「はい!いきます!」とか気楽にいえないのですよね(笑)

ってことで長い時間の準備があったんです。

それだけに、
感慨深いものがありました。

そのせいか、普段めったにないのですが
体調を崩してしまい
懇親会の後半は僕はなぜかヘロヘロ。

ハワイのヒーリングマスターであるまきさんという
メンバーさんにマッサージまでさせる始末です。(笑)

でも最高でした。

なにより、参加してくださった方が
刺激を受けたり、興奮してくださているのが
僕がみていてもわかるからなんです。

さらに、欧州同士ですから
さっそくビジネスの話をなさっている人、

また国をまたいで会う約束をなさっている方
(しかも数日後とかに)

そういうことが起こっているのが
なによりうれしかったです。

自画自賛で恐縮ですが、
コンテンツラボのメンバーさんの
”空気感”のようなものを僕はすごく大事にしていまして
売り上げの過多、経験の長短、規模の大小とかではない
ところで共通するもの
面白いとお互い思うポイントがあるようなものを
重要に思っていらっしゃる雰囲気がありまして、

リアルな交流をするたびにそう強く思います。

これをきっかけに
また連鎖でいろんなことが起こりそうで
本当楽しみです。

次はどこでやろうか
もう考えている僕がいます。

ご参加のみなさん、
アレンジくださったロンドンのメンバーさん
本当みなさん最高でした。

感謝。

(コーナー説明)

僕は本業としてコンサルティングのサービスをしています。
コンサルティングのメンバーさんのことを
”コンテンツラボメンバーズ”と呼ばせていただいています。

メンバーさん同士もいろいろ絡んでいただいています。

そこで話されていることって、ここでは言えないこと、
言っていないことが多いでのですが
相当面白いやり取りや、トピックもあるので
ちょっとしたものだけでも可能なものはさわりだけでもご紹介しています。

【■編集後記】

イギリス在住の男性メンバーさんと、
ベトナム在住の男性メンバーさん。

実はご両名、とっても長いおつきあいです。

このお二人もなんとなく意気投合するだろうなという
予感もありましたし、
ビジネスの話もつながる気がしたので、

まる1日イギリス郊外へ旅をしてきました。

道中。馬鹿話が7割?だったかもしれませんが、
仕事の話、人生の話もまじえつつ

遊んできました。

スタンフォードという例の有名大学のエリア。
コッツウォルズという好きな方にはたまらない
イギリスの田舎地方です。

景色は前面ディズニーランドで、
羊あり、
芝生に囲まれたパブでうまいビールあり、

絶品のローストビーフありで
充実した1日でした。

僕は雨男なのですが
おふたりとも晴れ男らしく
晴天でラッキーですね。

でもあのエリアまだ商売のネタがあるなーなんて
いろんな話をしていました。

そのへんは職業病ですね。

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