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【「専門家はその分野のトップ10%に入れ」のウソ】

こんにちは。河野です。

  ※・9月1日にお会いできる方募集中。
   ・娘に変化が!
    -詳しくは編集後記で。

「この分野に私はまだ詳しくないのです。」

「だから、メルマガに、たいしたことが書けません。」

「だから、ブログに、たいしたことが書けません。」

自分が得意な分野で起業していない場合、
こういう悩みにぶつかることってあると思います。

”人が求めているもの”ということを優先して
ビジネスを始めた場合、
収益は上げやすい反面、出てくる悩みです。

しかも、この悩みを深くする話がもうひとつ。

”パーソナルブランディング”

という思想があります。

今の時代、個人でビジネスを始める場合、
その店や会社の店長や社長のキャラを前面に出して、
店長や社長そのものをブランド化しようという考えのことです。

店長や社長個人のファンになってもらうことで、
商品やサービスの購入を促し、
口コミを増やそうと意図したものです。

この”パーソナルブランディング”を実現するために
よく言われるのが、

”店長や社長個人はその分野の専門知識や製品品質で、
 トップ10%に入らなければならない。”

という教え。

要するに、ある分野でお客さんからファンになってもらうためには、
その分野の中でトップ10%に入るくらい専門知識や実績がなければ
ならないということを言っているわけです。

要するに・・・

・儲かるためには自分の好きなこと得意なことじゃなくて、
 人が求めているものを扱う必要がある。

・ビジネスを拡大するには、扱っている分野の専門知識を
 入れて情報発信をしなければならない。

・しかもその分野で上位10%に入らないと駄目。

・でも自分はそもそも専門家じゃないから、
 上位10%なんて無理だし、お客さんを納得させられる
 専門的な情報も発信できない。

こういうジレンマに落ちることがありますよね?
というお話です。

でも、僕はこれって無用の悩みだと思っています。

パーソナルブランディングのために、
専門分野でトップ10%に入る必要なんてありませんし、
専門分野の知識がなくても、情報発信できますし、
十分に収益は拡大できます。

ということで今日は、
得意分野でビジネスをしていないために、
専門分野の知識が乏しいというジレンマを
解決する方法をお話したいと思います。

■お客さんが役にたつかどうか?を考える。

まず一番の悩みである得意分野じゃないから
それほど詳しくないという発想から。

こういう風に悩むタイプには2つあります。

1つ目は。

勉強しているから知識はあるのだけど、
たいした情報はないと思っている場合です。

例えば僕。

僕がこんな情報を発信するとしましょう。

「Webサイトの収益を決めるのは以下の公式です。

 アクセス数×反応率×顧客単価×購入回数 」

このニュースレターを読んでくださっている方にとっては、
初めて知る人も結構いると思うんですね。

つまり、少なからず役に立っているんじゃないかと。

でも、僕にとっては常識過ぎて、
「どうだ!」なんて気持ちは1ミリもわきません。

ネットのマーケティングの専門家にとっては、
わざわざ口に出すまでもないくらいのことなんです。

でも、知らない人の方が圧倒的に多いのが実態です。

つまり、発信者である僕が専門家すぎて、
このたぐいの情報に飽きているだけなんですね。

話を戻しますが、
勉強しているから知識はあるんだけど、
たいした情報はないと思っている人には、
こういうことが起こっているということです。

発信すれば、相手に十分役にたつのに、
自分だけが飽きているので役に立たないと
勝手に思っているということですね。

詳しい自分を基準にしてしまっているわけです。

この場合の解決策はすごく単純です。

お客さんが役にたつかどうか?
という基準で考えるようにすればよいだけです。

そうすれば、
自分にとっては面白くなくても、
相手が面白いかどうか?という基準で
情報を選べるようになると思うんですね。

次に2つ目のタイプ。

本当に専門知識がないから、
自信がない場合。

この場合も、実は1つ目と同じことが言えます。

専門知識がないといっても、
ビジネス立ち上げの中で調べ物をしたり、
勉強をしているはずなので、
ある程度は詳しくなっているはずなんですね。

だけど、

「もっと詳しい人がいるだろう。」

「周りは専門家だらけ。」

という売り手の基準で見てしまっているのですね。

繰り返しますが、
情報を読むのはお客さんなんです。

周りの専門家より詳しいかどうか?
キャリアが長いかどうか?なんてお客さんにとっては
どうでもいいんです。

1点。

「自分に役にたつかどうか?」

ということだけなんですよね。

ということは、
お客さんより詳しいだけでいいんです。

そう考えると発信できる内容なんて
いくらでもあると思うわけです。

わかりますかね?

ネットでのビジネスのコンサルティングサービスをしていると
しましょう。

僕の思う専門家とは、
たとえば、やっかいなFace Bookと紙のニュースレターを連動させる
高度なマーケティングを教えることができることだったとしますよね?

でもお客さんが知りたいことは、

「イギリスに住みながら日本へ何かを売るときに
 クレジット決済をどうやったら導入できるの?」

とか、

「送料の決定の仕方は?」

みたいな話題だったりするんです。

前者は僕にとって役にたつこと。

後者はお客さんにとって役にたつことということなんです。

こんな風に考えると、
情報発信なんて、お客さんの役にたつことだったり、
お客さんが面白いと思うことならなんだっていいと思えると思うんですね。

「彼らは素人だ。」

そんな風に同業者から言われたって、
知ったことありません。

正しい情報をお伝えして、
お客さんが満足しているなら正解だと思うんですよね。

で、ここがポイントですが、
やっているうちに本当に専門家になります。

不思議なもので、
情報って貯金してから発信するより、
発信し続けたほうが高度になっていくものなんです。

明日発信するメルマガより、
1年後は確実に進化しているんですよね。

意図しなくても、情報発信するようにすると、
インプット(勉強)をしているからなんです。

読書とか参考書とかそういった直接的なことじゃなくても、
お客さんの声や、普段のアンテナの中で
吸収する癖がつくようになるんですね。

そう考えると、
躊躇なく発信をしていったほうがいいということなんです。

■上位10%の意味

もうひとつの問題。

専門分野でトップ10%に入らなければ
パーソナルランディングは作れない。

これも理解を間違うと結構つらいことになります。

だって、言葉だけ受け取ると、
100社とか100人いる同業を追い越して
上り詰めないといけないような気になるじゃないですか?

そんなことはありません。

そもそも業界ランキングなんて存在しないんです。

業界ランキングって、お客さん一人ひとりが
決めることだったりします。

なので、接触頻度を上げて、
お客さんにとってその分野の人の中では
役にたつランキングの上位に入っていれば
ブランディングはできるってことなんですよね。

たとえば、
コンサルティングをする人や、
起業についての情報発信をする人は何百人もいます。

でも僕のニュースレターを読んでくれている人が、

「河野の情報はいつも読むメルマガの中のベスト3だな。」

と思ってくれていれば、

僕はその方にとっては上位10%ですよね?

こういう理屈なんです。

自分が、または自分達が、
そのお客さんにとって役にたつと思ってくれる人が
できるだけ多くなるようにする。

これがパーソナルブランディングの本質だと思うんですね。

パーソナルブランディングをすると
商売が楽になるというのはまったくもって正しいです。

ただ、その条件である、

・実績や品質、知識でその分野の上位10%に入ること。

この理解が僕は違うと思うって話だけなんです。

たった一人のお客さんにとって、
自分や自分達の品質、知識が一番だと思ってもらうこと。

そういうお客さんをできるだけたくさん増やすこと。

が条件だと思うんですね。

で、結論として、そのお客さんにとって役にたって、
面白いと思う情報を配信し続けましょうね。

ということになるんです。

「この分野に私はまだ詳しくないのです。」

「だから、メルマガに、たいしたことが書けません。」

「だから、ブログに、たいしたことが書けません。」

こんな風に思っているなら、とてももったいないです。

ぜひ躊躇せず配信していってファンを作っていってくださいね。

以上

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
ぜひご連絡くださいね。

また次回お会いしましょう。

————————————-
ニュースレターの以前のバックナンバーはコチラから

<ポッドキャスト版>好評いただいています。
http://www.voiceblog.jp/contentslab/
<ニュースレター版>
https://www.contentslab.net/category/news-letter

過去3週のネタ

【こういうタイプは要注意-うまくいかない人の共通点ー】

【売れない時は”安くする”じゃなくて”ズラす”】

【Webサイトの内容をてっとり早くすばらしくする方法】

【”売り込まずに”売り込める方法】

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【編集後記】

娘にちょっと感動しました。

先日4才の娘だけつれて海水浴にいきました。

僕と2人でデートです。

で、そのとき車の前で思いっきり
素っ裸にして着替えさせていたときの頃。

「なぜ、ここで着替えるの? はずかしいよ。」

一瞬耳を疑いましたが、
なんかジーンときました。

そうか、もうそういうことを言うのかと。

あわてて
バスタオルにくるんでレディーのように着替えてもらいましたが
このへんガサツな父親そのものですね。

反省しつつ、

いつかくるであろうXday。

「もうお父さんとはお風呂に入らない。」

その日を想像して一人泣いていました。(笑)

■追伸その1

9月1日に新宿でお会いしましょう!

というのが・・・・

僕がすごく仲良くしてもらっていて、
すごく影響を受けている友人がいます。

名前は角田さん。

学生時代から起業して
もう10年生き抜いてきた兵です。

扱った商材は200以上。

*ここでも今日のネタである“量の効果”を見せつけられますね。

海外にも強く、
バックパッカーや、自転車横断なんかの
冒険も経験済。

今は事業を一部売却して
新しい取り組みをしています。

そんな角田さんですが、
コンサルティングなんかは一切やっていません。

でも、めずらしくイベントをするというのです。

レアです。

僕も行きます。(ただの聴衆者として。)

イベントの名前は、

「今知っておきたい、海外起業、ワークスタイル、お金の基本」

日程は9月1日です。

ページはこれ。
http://www.willvision.co.jp/seminar0901/index.html

セミナーのコンテンツはもちろんなんですが、
すごく刺激的な人がたくさん来ます。

それだけでも有意義なんじゃないかと思います。

僕も行きます。

開催者じゃないので参加者です。

ご参加される場合は
声かけてくださいね。

前の方に座っていると思います。

ゆっくりお話できると思いますよ。

あ。ちなみに普段着でいるので、
うまく見つけてくださいね(笑)

■追伸その2

実は今はタイにいます。

おそらく。

というのも、時間的に余裕がなさそうだったので
このニュースレターは出発前に書いているからなんですね。

ちょうど1日だけ休みをとって
サーフィンしている頃じゃないかと(笑)

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