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スタートアップから学ぶ。誰もやってないビジネスがきっとある!?

 <今日のサマリ>

【今週のトピック】私にしかできないビジネスがきっとある!?
【雑談】確証バイアスとハロー効果
【編集後記】河野塾に行く
【お知らせ】世界20名の自由に生きる人のインタビューが聞ける。
【コンテンツラボ波乗り部 グループ作りました】

【今週のトピック】私にしかできないビジネスがきっとある!?

こんにちは。河野です。
今日も開封していただきありがとうございます。

スタートアップって言葉は聞いたことがあると思います。

「誰もやってない新しいビジネスモデルで
めちゃくちゃな勢いで成長し、上場や売却を狙う事業」

定義はさまざまですが、
こんな風にいわれることが多いです。

民泊という言葉で日本でもなじみのある
AirBnBもスタートアップのひとつですね。

ちなみに、こういうの憧れますか?

めちゃくちゃな勢いで成長したり、
上場や売却を狙うなんてことまで考えている人は
あまりいないでしょうが、

誰もやってない新しいビジネスモデルで
そこそこ収益を得たい。

ということは結構考えている人が多いのじゃないでしょうか?

言葉を置き換えると、
私にしかできない何か。
誰もやってない何か。
というビジネスですね。

そこで成功するスタートアップというのは
どういうものか見てみましょう。

スタートアップについてのニュースメディア「thebridge」に
2016年大手企業に売却をした事業をまとめてありましたので
ピックアップしてみました。

ランニングの記録アプリ「Runkeeper」

ビデオ配信の「Ustream」

VRスタジオの「Ryot」

ビザ申請アプリの「Teleborder」

ホテル予約アプリ「Tonight」

ビジネス向けチャットアプリ「Pie」

AIを使った人材紹介「Connectifier」

ITのオンラインスクール「TechAcademy」

すべては「大きく成長させて、売却した。」
ということでは同じなんですが、
誰もやってない新しいビジネスモデルかというと
そうでもないようです。

何かが新しいは新しいのですが
その人しかできないことではなさそうだし、
誰もやってないかというとそういうことでもないですよね。

すでにある商品やサービス市場で
それよりもすこし変わったオペレーションをするとか
よりお客さんにメリットのある形で提供するとかを
しているものも多いかなと。

つまり、すでにお客さんがたくさんいて、
お金を常時支払っている世界で、
お金の支払い先を自分たちに切り替えてくれるように
工夫したビジネスってことになります。

AirBnBも、
旅行で部屋に泊まるなんて行為を始めてさせたわけじゃなくて、
ホテルに宿泊している人を一般の人の家に泊まるように
切り替えたのと、
グレイグスリストのような掲示板での
宿泊シェアより使い勝手をよくしたってことなのだと
思うんです。

近しい方が会社を成長させたケースでも、
看護師の求人サイト
エステサロンの求人サイト
お見合いマッチングサイト

全部すでにあるものを
ちょっとか、ずいぶん良くして
ユーザに切り替えてもらったものです。

これって僕が
確証バイアスといって、
自分が信じるニュースだけを見て
そう思い込んでいるというわけでもないと思うんですよね。

またスタートアップをする人たちが
スーパー起業家イーロンマスクのように、
いけてないからでもないと思うんです。

お客さんに求められているものが
より便利な切り替えたくなる何か
なのだろうなと。

僕がお手伝いしている方も
誰もやってない新しいビジネスモデルより
誰しもがやっているビジネスモデルを
ちょと上手に行った人
ちょっとがんばった人が成長させています。

人よりも丁寧に通訳サービスを提供し、
人よりも認知されるように露出を増やし、
人よりもサイトの写真に工夫をし、
売上げは安定して伸びている。

でもライバルは100社はいる。みたいな。

そういう感じですね。

これって、
”理屈”じゃなくて”事実”だと思うんです。

ファクトベース

ってコンサルティング業界で生まれた言葉ですが、
論理的にそうなのだっていうより、
実際成功してるのはこうなのだってことですね。

事実から考えると、
”私にしかできないビジネス”
”誰もやってないビジネス”
というのはどうもマネタイズが難しそうです。

あ。ちなみに原理から考えると、
もっと難しいです。

なぜならそのサービスそのものの認知率を上げることから
はじめなければならないので
顧客獲得コストってたぶん通常の10倍以上かかるのじゃないかと
思うんですよね。

ま、ここまではわかりますよね?

だから、
答えは誰かがやっているビジネスでいいから
それをより上手に、工夫してやってみると、
それが私しかできないことだし
誰もやってないことになるのじゃないかなっって話に
落ち着きます。

でもね。

みんなやりたくてしょうがないんです。

私にしかできないビジネス
誰もがやってないビジネス

僕にご相談いただける方も
10%くらいはそういう人です。

潜在的に「そう思っている」というと
30%くらいはそうかもです。

ということで今日は、
おまけのようなメインのような形で
誰もがやってないビジネスを
どうしてもやりたくなったときの話をまたしますね。

■ふわっとしてるアイデア

たいてい誰もがやらないビジネスとか、
自分らしいビジネスとか考えた場合
アイデアがふわっとしてくるものです。

たとえば、

世界で活躍できる子供を育てるビジネスがしたい。

この思いを持つ人が
最近すごく増えたなって思います。

実際このアイデアで相談されることが
多いからです。

日本の競争力が落ちてきているという危機感か、
国際的に活躍されている人が増えているという期待感か、
はたまた、子供をそのように育ててきた実績からか、
いろんな思いがあるのだと思います。

だからこその
私にしかできないビジネス。

そして、

世界で活躍できる子供を育てるビジネス

って明確なサービスや商品は存在しないので、
誰もやってないってことになるわけです。

でも、誰もやってないから
どこにも存在しないわけで、
ビジネスモデルまで考えろといわれると困っちゃうわけで。

世界で活躍できる子供を育てる”何か”って話になるわけです。

めちゃくちゃふわふわしています。(笑)

でこれをどうやってビジネスにするか?
そのふわっとした”何か”を売ることをあきらめたほうがいいです。

そうじゃなくてこの2通りがわかりやすいかと。

まず1個目は。

”誰か”を売る。

人はその人が言うことなら買うって行為をすることがあります。

だからその誰かになって下さいということですね。

世界で活躍できる子供を育てたいと思っている人すべてに
共感され尊敬される誰かになってみると
そのふわっとした何かも売れるかもしれません。

でもたいていは、
「そんな知識ありません。」という話になってアウト。

その場合は、
誰かになれそうな誰かをひっぱってきて
その人の誰かになってもらってください。

つまり、
世界で活躍できる子供を育てることのプロか
世界で活躍できる子供を育てることを説くことのプロの
コンテンツを発信して、啓蒙してファンを作るという段取りですね。

これはインフォメーションビジネスとかで
当たり前になされていることですから
無理なく実装できるのじゃないですかね。

あ。もちろん
世界で活躍できる子供を育てることを説ける誰かが
魅力あるコンテンツ(またはキャラ)を提供できない場合
このモデルは無理になります。

もう1つが
もしかしたら世界で活躍できる子供を育てることができないわけでもない
売れているものを売るということです。

どういうことかというと、
一番客層に近そうな人が通常利用してる
実在するサービスをまずは狙います。

たとえば
小中学生のサマースクールやサマーキャンプ。

国内でのイングリッシュキャンプ。

国内海外どっちでもいいけど
ホームステイ。

こういったサービスは吐いて捨てるほどありますが
参加者も動いているお金も実在します。

ここからはじめて
お客さんにとって自分たちが話を聞くべき誰かになれるよう
にしていく。

こういう方法です。

世界で活躍できる子供を育てる何か

こういうふわふわしたアイデアでかつ
直接的需要もマーケットもない場合は、
この2つくらいしかないと思います。

ま。やはり結論として
自分を売るか
現存するサービス商品を売れ。

って話に落ち着きそうですね。

【雑談】

認知バイアス

って言葉が出てきましたが、
今日はこの話を。

たとえば、
最近自分のライバルが増えたなーとあせり始めている場合。

しかも、みんなうまくいっているし
勢いがあるように見えるという場合。

自分が

認知バイアス
カラーパス効果
ハロー効果

に陥ってないか考えたほうがいいです。

カラーパス効果とは、
ライバルが気になってしょうがないから、
ライバルのサイトとか広告、ブログや
SNSが目に入りやすくなっている状態です。

認知バイアスとは、
ライバルが台頭してきているという仮定を
事実のようにとらえているので、
すべての露出をライバルの台頭だと決め付けるようになる
余計そう見えるという状態ですね。

さらに、ハロー効果っていうのは
広告が出ているからきっと儲かっているはずだ。

ブログをキラキラ書き込んでいるので
勢いがあるはずだ。

とある側面の評価をもって
別の側面の評価も上げてしまうという状態のことですね。

もちろん、
本当に認知率を上げてきている場合もあるし、
儲かっている場合もあるでしょう。

ただ、たいていは
自分だけが恐れている通りの状態に
見えるように自分がしている。
ということが多いのですよね。

そういう場合は、
すくなくともシカトの精神が大事になるかなと。

よく同じ時期に起業した仲間の
ブログとかソーシャルメディアを見て
勝手に焦る。というのも良く似た現象ですよね。

コツはひとつ。

見ない。
なんならフォローをはずす。

というのが一番かなと(笑)

結局自分のちょっとづつのがんばりでしか
成長していかないのですよね。

すべての「焦っている」人へ送る言葉でした。

 

【お知らせ】

コンテンツラボ横乗り部サーフィン部

まずはFacebookの非公開グループを作りました。
ご参加希望の方は FACEBOOKグループでご申請くださいませ。

https://www.facebook.com/groups/contentslabsurfing/

【■編集後記】

小学生の娘が塾に行くって話しになりまして、
担当は父親である僕になりました。

僕は自分が塾にも行ったことがありませんし、
進学校を目指したこともありません。

そして多くの親御さんが思う
教育についていまいち筋がとおったことを
見出せずにいます。

つまり、日本であれアメリカであれ、
小さい頃から努力をして、
いい大学を目指してとか、
スポーツで努力を学ぶとかいったことの
価値をいまいち論理的にも
事実ベースでも理解できずにいるわけです。

と、そんなので大丈夫か?という駄目っぷりなのですが、
少なくとも、
自発的な勉強で学力を上げることが
子供にとって悪く作用することはないだろうってことは理解できます。

で、子供が自発的に学びたいと思うなら
理由はなんであれいいことなのだろうなとも思うわけです。

ってことで
塾めぐりをはじめてみました。

1校目。

幸いコミュニケーションのスキルが高い校長先生が
相手をしてくださったんで
僕の実に理屈っぽい質問攻めにも丁寧に答えてもらいました。

子供の自発を尊重して
子供が勉強嫌いなら塾なんてこなくていい。
子供の好きを延ばしましょう。

という耳障りのいい言葉が続いた後で
思い切ったこと言うなと思ったことがひとつ。

あくまで日本ですが、
日本では高校がどこかで大学のレベルは120%決まるということでした。

もちろん特殊なケースはあるのだけど
そもそも高校ではぜんぜん授業内容のレベルが雲泥の差なので、
間に合わないのだとか。

偏差値の低い高校でも
東大に合格する人はいるのだけど
それはそういうパーセンテージで合格するのじゃなくて
その高校にその年にたまたま異常値が出たのだと思うべきだということでした。

有名な話ですが、ビリギャルも 低偏差値の高校からか合格したんじゃなくて、
高い偏差値の高校生だったんですよね。

つまり

子供の自立にまかせて勉強をするようになればいいですね。
でもどうしても好きなことが他にあったり
勉強嫌いならしなくてもいいです。なりたいことも
未来に見つかることもあるわけですから。
そのときにまた必要な勉強をするようにすればいいし
そうなると子供は勝手にがんばります。

だけど、
高校になってから
高学歴が必要な「なりたいこと」ができても
間に合いませんよ?

だから今はいいですが
高校に進学するときに対応してないと、
狭い意味での学歴というのは
ハックしにくいよ?

という理屈なわけです。

僕はこの説明がいやにリアルで
面白かったです。

海外をからめると
もっと違うスキームがありそうですが、
さ、これが定説なのでしょうかね。

なんだかぜんぜん知らないことばかりで
結構面白く感じています。

教育論と、
女性のくどき方ほど
何万通りも正解があるものはないですもんね。

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