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【それでも私はハンドメイド商品をネットで売りたいのです。】

こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。

※欧州での勉強会やります。
  → https://www.contentslab.net/2012/02/13/2074.html

  ※シンガポール・バンコク勉強会やります。

 詳しくは編集後記で!

「ハンドメイドの素敵な商品があるので、ネットで売りたいです。」

自分のお気に入りの手作り商品を売って、生計を立てる。

そんな生活にあこがれる人も多いですよね。

僕も、この手の相談は結構受けている方だと思います。

No1
・手作りのジュエリー

NO2
・手作りの小物

No3
・手作りの服

そんな感じです。

決まって僕は最初にこう提案してみます。

「お金を稼ぐという目的だとしたら
 別のことをしませんか?」

中には、「秘術!ハンドメイド商材を売る方法」を
期待していただく方もいます。

なので、すごくテンションを下げてしまうとわかりつつ
最初にはこういう提案をしています。

でも、9割の確率でこう言われます。

「いえ。私はそれでもこれをやりたいのです。」

要するに、

「どうしてもやりたい。」
「いや、できるはず。」

ってことです。

ハンドメイド商材を売りたい方の多くは、
そいう特徴をお待ちなんですよね。

ということで今日は、
僕の思う「ハンドメイド商材の茨の道度合い」と、
「どうしても売りた場合のやり口」についてお話しますね。

■ハンドメイドが売りにくい3つの理由

まずはネガティブな方からいきましょう。

”売れにくい理由”の中で3つほど代表的なものを
まとめてみました。

1.ハンドメイド商材は嗜好品なんだけど種類がそろわない。

ハンドメイド商材というのは、
たいていの場合、嗜好品であることが多いです。

ジュエリー、アクセサリー、バック、
服、小物。

「なくてもこまらないけど、素敵だから欲しい。」

そういう類の購入理由です。

そんな嗜好品のことを”ウォンツ商材”と呼んだりしますが、
(逆の必要品のことをニーズ商材と呼びます。)
この”ウォンツ商材”をネットショップで売る場合、
とても大事な要素があります。

それは、

「”選ぶ”というプロセスが必要である。」

ということなんです。

つまり、

その店の中で、自分が素敵だと思う商品を探す、見つける。
という行為をしてもらわなければならないってことなんです。

わかりますかね?

たとえば、

自分の好みの商品を1つ見つけたとしても、
他にも選択肢がある中でないと、購入まで踏み切らないことが
起こりえるんですね。

”厳選した品揃え”とか”こだわりのラインナップ”とかが
重要なのではないのです。

”選べる”という状態が必要なんですね。

実際売ってもらえればわかりますが
一定量の品数をクリアしていない店は、
ぜんぜん売れません。

要するに商品数が多くなければならないわけです。

ただ、ハンドメイドでかつ自分がやっている場合、
この商品数がとても少ないことが多いのですね。

多くしようとしても
せいぜい100点とか200点くらいにしかならずに
そのせいで売れないってことが多いのです。

自分の手作りじゃなければ
努力でいくらでも増やせるのですが
自力のものだとそうもいきません。

この辺のジレンマがあるんですね。

2.趣味思考が需要に合っていない。合わせられない。

何度もいいますが、趣味嗜好品は”好み”がすべてです。

そして、好みというのは10人10色。

ということは、

品揃えについてもマーケットで、
最大公約数的に好まれている商品のテイストや、
少数に好まれるテイストを網羅しておく必要があります。

一定の確率で売りたいなら、
この発想ははずせません。

「需要に合わせて、かつテイストも多岐にわたる。」

単純に言うと売るための近道はこれです。

そのせいで店のコンセプトがずれるとか
そういったデメリットもあるにはあります。

ただ、「売る」という近道でいうとこれは必要なんですね。

ただ、ハンドメイド商材を売りたいと思っている多くの人は、
たいてい、需要に合わせることなんてできません。

だって、

「自分の作ったものが、人様に認められて売れる。そして生計をたてる。」

こういう目的の人に、

「あなたのじゃ売れないから別のテイストで人の真似をして作れ。」

といって、素直に受け入れられるものではありません。
正常な感覚ならそうですよね?

実際ネットだからそうなだけで、
その人のデザインは受け入れられるからです。

いい間違いじゃないですよ?

ネットだから売れないだけで、
手にとってもらったりすると
売れるはずなんですよね。ていていは。

だからこそ余計、

「あなたのじゃ売れないから別のテイストで人の真似をして作れ。」

こんなこと受け入れられるはずがないんです。

でもネットで売りたいなら、そうする方が早いのですね。

ここにまたジレンマがあるわけです。

3.相場価格が合わない。

ハンドメイドを売るといっても、
購入者にはいろんな種類の人がいます。

たとえば、

A・値段は問わないけど、素敵なハンドメイド商品を探している人。

B・ハンドメイドという1点ものに興味はあるが、
 市場価格と同等しかお金をだしたくない。

C・既製品だろうが、ハンドメイドだろうが素敵なものが欲しい。

こういった人がいます。

そうなると、
BとCの人は、高額なものを最初から購入する気がないのですね。

一方ハンドメイドを売る人は手間ひまかけているわけですから、
楽天の店舗のように安くするわけにはいかないわけです。

ここにアンマッチが生まれます。

安くすると売っている意味がない。

高くすると相場と合わなくて売れない。

こういうジレンマがこれまた生まれてしまうんですね。

検索需要はハンドメイドそのものを探している人は
確かにいます。

たとえば、

「ハンドメイド 雑貨」この先月の月間検索数は 2000回程度。

若干ですがあるんですね。

でも、相場が合わないってことが起こりえるわけです。

と、ここまでが、夢も希望もないってな言い方になっていますが、
ここからは、「じゃー、どうすれば?」というやり口についても
お話していきますね。

■ハンドメイドの商材をビジネスにするには?

僕の考える方法論は3つくらいです。

1.オーダーメードに切り替える。

これは需要に合わせられないというジレンマをクリアする
方法になるのですが、
最初からオーダーメイドという受託製作の手法をとるということです。

その中でも提案できる要素を入れれば
欲求とも合わせられるのではないかと。

もちろん、その商材のオーダーメードというマーケットが
なければなりません。

スーツ、靴。

なんていうのは代表的ですが、
そういう商材ならありですね。

2.目的別に絞る。

これは趣味嗜好が多すぎてクリアできないジレンマを
解消することになるのですが、
要するにセグメントを絞るってことです。

僕らのコンサルティングメンバーさんに
トルコで雑貨を販売している方がいらっしゃいますが、
多くのものはハンドメイドなんです。

もちろん、その方は自分では作っていないですが、
ハンドメイドであることにかわりないのですね。

であれば、先ほどから言っている売れない要素があるはずじゃないですか?

でも売れています。

これは、セグメントがトルコ雑貨と区切られているからなんです。

つまり、趣味嗜好が多岐にわたるといっても、
そろえる品数がそこまで膨大じゃなくてもいいってことなんですね。

また、セグメントが絞られていて、
特徴が固定的である場合は、
職人をかかえて、
つくってもらうことすらできる類の商材ってことになります。

品数を増やせるってことなんですね。

なにかの衣装なんかは実例が
結構あるみたいですが、
そういうセグメントの商材の場合はやる価値はあると思います。

3.自分を売る。

最後の手法は一番難易度が高いですが、
どんなものでも売れる可能性も秘めているもんです。

芸能人って、”多才”な人がいたりしますよね?

あれって僕の見解は”多才”なんじゃないと思います。

芸能人プロデュースの服

とか

芸能人プロデュースのグッズ

とか。

売れますよね?

あれは芸能人が人気あるからです。

その芸能人のスタイルが共感を呼んでいるからこそ、
手がけた商材が人気がでるという側面があります。

要するに、これと同じことを
小さい世界でやるってことなんです。

いくつもやり口があるので一例を出しましょう。

たとえば天然石を使ったアクセサリーを作れるとします。

で、かつ天然石の効果というか
スピリチュアルな面を活用していて
それを伝えることができるとします。

かつそれをスタイリッシュに身に着けようみたいな。

そんなメッセージをもっているなら、

「スピリチュアルな面を活用して
スタイリッシュに自分らしく生きる」

みたいなメッセージを提言できる人になるわけです。

その中で、おすすめするオリジナルグッズなら
売れる可能性は高いですよね。

ここでネックになるのが、
ブランディングをする上での
メルマガやブログやソーシャルメディアの読者を
いかに多く集めるか?です。

”スタイル””生き様”を提言するような
コンテンツを無料で配ってリードするか、

はたまた、商材そのものでいいので
おもいっきりハードルを低くしてリストを取るってことが必要です。

たとえば数万のジュエリーを販売しているなら
初めてセットの 安いものをそろえておくとか、

小物系の商材ならはがきとか、
しおりとか、メモ張なんかを無料で配るとか
そういうことですね。
(アメリカの「ハンドメイドを売るためのコンサルタントさん」は、
 この手法を薦めていますね。)

・・・・

いかがですか?

ハンドメイド商材のマイナス面と、
それでもやる場合のやり口を説明してみました。

ただ、やっぱりやってみないとわかりませんし、
可能性はとても低いことはかわりません。

第一、もっと重要なことがありまして、

ハンドメイド品を売りたい人って
ビジネスとして収益化をしていくだという
必要性をそれほど感じていない人も多いのですね。

商い

をしたいことが優先じゃなくて、

望み

をかなえることが優先だからなんです。

僕がビジネスなら
他のものやりませんか?

と進める一番の理由もここかもしれません。

でも一方、
ビジネスにしたい欲求も強く
そこまでこつこつできる方がいるのも事実なんですね。

その場合は、
やっぱり例としてあげている1-3を含めて
チャレンジを進めてみて欲しいなって思います。

まずは、
アメリカのハンドメイド商材のEbayといわれている
「エッツィー(Etsy)」からはじめてみてもいいですから、
売れにくさの空気を感じてもらってもいいかもしれませんね。

チャレンジしたい場合で
個別に相談したい場合は無料相談を利用してみてくださいね。

「どうしていくべきか?」

 をお話しましょう。

以上

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。

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音声版と最新のバックナンバー

【メール対応が煩わしくなっちゃってる人へ気がついてほしいこと】

 字で読む:https://www.contentslab.net/2013/09/17/3605.html
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【さあ、「儲かる」ことなんて無視して「儲ける」と決めるんだ!】

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※これより以前のバックナンバーはコチラから

<ポッドキャスト版>好評いただいています。
http://www.voiceblog.jp/contentslab/
<ニュースレター版>
https://www.contentslab.net/category/news-letter

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【編集後記】

ロサンゼルスの勉強会、最高でした。

って話は先週報告させていただきました。
→ロサンゼルス道中記 : http://goo.gl/hMxqN

今日はロサンゼルスの仕事以外のお話を。

で僕が仕事以外にすることはたった一つ。

サーフィンです。(笑)

今回は贅沢にも滞在中2度もサーフィンができました。

1度目は勉強会翌日につれて言っていただいた
マリブ。

サーフィンする人なら絶対聞いたことのある場所ですよね。

2度目はサンディエゴにある、オーシャンサイドというビーチです。

オーシャンサイドのポイントでは、
「夕日がやばいくらい綺麗」ということと、
夜にサンディエゴで人を紹介いただくまー仕事があったので
サンセットサーフィンをしました。

これが最高でした。

海から見える景色も
日本ではない風景ですし、
アジアの海でもなかった景色なんですね。

なんていうのでしょう、
乾燥している地域特有の色というのですかね。

とにかく最高にいい時間でした。

しかも、ロスから車で2時間かからないくらいなんです。

で、ゆくゆく考えてみると、
ロスってすごいなって思いました。

僕の知る限りというか、
行ったことのあるエリアで、

多くの人と仕事上のご縁が持てて、
インフラがそこそこ都会で仕事も快適。
最大でも2時間程度で車で移動できる距離に
素敵なサーフポイントのあるエリアって、

ロスくらいなんです。

あ、、、、

サーフィンしない人はこのネタ
ぜんぜん興味ないですよね?

ま。でも話しますね。(笑)

ハワイとかバリ島もポイントは近いのですが、
仕事って感じじゃありませんよね。

バンコクはプーケットやサムイ島。
ベトナムも第三の都市ではありますがダナンまでいかなければなりません。

(LCCで5000円くらいなので車とあまり変わらないですがw)

となると実質はロスだけかな。と。

これから欧州も行きたいと思っていますので
そこで僕がどう思うかなんですが、
今のところロスってすごいって結論なんです。

あ、、、、

サーフィンしない人はこのネタ
ぜんぜん興味ないですよね?

ま。でも続けますね。(笑)

でもそういう話をしているときに
さらに気がつきました。

東京です。

東京とか関東エリアって
この条件がそろっているんです。

しかも千葉なんて
日本でも有数のポイントといってもいいと思います。

東京はそういえば、
世界住みたい国ランキング
住みたい国ランキングでも上位に入る都市。

ソフトウェアとしては
住みにくいかもしれません。

でも、ハードウェアとしては、
相当いけてるな。と。

東京、日本ももっともっと
見つめてみたいなって思います。

道中記をFdacebookにもアップしていますので
ぜひ除いてみてください。

(ロサンゼルス道中記)
http://goo.gl/hMxqN

■アジア・欧州勉強会やります!アンケートのお願い※※

バンコク、シンガポールの勉強会を おそらく12月上旬にやります。

欧州での勉強会も、春やることに決めました。

両方現地の方、現地付近の国の方。
日本からどちらかに行きたい方。

お楽しみに。

で、場所のアンケートにご協力くださいますとうれしいです。

自分の都市が一番いいと思うものですが、
ここなら行ってもいいよって都市もぜひ教えてください。

アンケートになっています。

・シンガポールなら行く場合を以下クリック

http://goo.gl/Y4WJ0p

・バンコク タイなら行く場合を以下クリック

http://goo.gl/cth6SK

・バルセロナ スペインなら行く場合を以下クリック

http://goo.gl/lR6gxJ

・ロンドン イギリスなら行く場合を以下クリック

http://goo.gl/co00TK

・パリ フランスなら行く場合を以下クリック

http://goo.gl/qOLzpy

・フィレンツェ イタリアなら行く場合を以下クリック

http://goo.gl/K69yjg

・ベルリン ドイツなら行く場合を以下クリック

http://goo.gl/YXiveu

・欧州も広いですし、まだあると思います。他の地域がいい人は場所を教えてください。

http://goo.gl/Ii6Z41

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