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大量の”改善””変更”を繰り返しても無駄

 <今日のサマリ>

【今週のトピック】その変更必要ですか?
【雑談】現金を売る
【セミナー】ロサンゼルセミナー申し込み開始
【編集後記】ワンオク

【今週のトピック】その変更必要ですか?

こんにちは。河野です。
今日も開封していただきありがとうございます。

ビジネスをしていたら、
誰しもが持っているものがあります。

それは、大量のタスクリスト。

ToDoリストと呼ぶかもしれません。

終わらないタスク。

期限がとっくに過ぎているタスク。

いまいち何のことか思い出せないタスクまで(笑)

WebサービスやECサイトを運営していたり、
製作中なら、思いついた修正項目もそれにあたります。

「ここのボタンはこういう大きさに修正したい。」という見た目から始まり、
「ここで出る注文リストはこの項目を追加したい。」という機能まで。

「あれ?カテゴリ分けって、これではわかりにくいからやり直したほうがいいのでは?」

「ミスをなくすために
発送漏れのアラートを出す機能がなければ。」

「お客さんから決済がわかりにくいと指摘されたから
至急修正しなければ。」

毎週毎日、無限に修正項目が増えていきます。

ビジネスを成長させようとしているときも
同じです。

「このアイデアは試したい!」

「先日偶然お金になったこの商材をぜひ増やしたい!」

「このブログはこういう風に変更したい」

「インスタグラムをぜひ本格的に取り入れよう」

毎週毎日、無限に修正項目が増えていきます。

でもそんなに一度に修正できるほど
資金とコストもありません。

たいていの人はマーケティングも、
情報発信も、オペレーションも自分でやってますので、
1個もタスクは減っていきません。

そこで、
「時間をどう捻出するか?」
というタスクをさらに追加する人と、
「いつかやる」
と決意だけを持っていようとあきらめる人とに
分かれたりします。

僕も、アブローディングのWebサービスをでは
膨大な100項目以上のタスクリストを持っていましたし、
自分のコンサルティング事業でも
常時50はタスクリストをもっていました。

結構減らしていたと思います。
ながい時間労働してです。(笑)

でも、成果は・・・出たような出てないような。

そこで知ったことがあるんですが、
「ビジネスは大量行動によってのみ成長する」
という事実以外に、
「大量行動とはタスクリストにすることではない」
ということなんですね。

つまりタスクリストなんて
今、全部消しても、さほど成果に作用しないのだろうってことなんです。

ということで今日は
大量に思いつく”改善”や”変更”をどうとらえるか
僕の知ったことをお話したいと思います。

■何を改善したいのか?

当たり前のことですが、
大切なのは何を成し遂げるために改善や変更をするのか?
ということですよね。

たとえば、「事業を大きくしたい」と思っている場合、
新規客が増えるか、
1回の購入額が増えるか、
2回目の購入をしてもらうために
何を改善するかということだけに集中するべきだし、

新規客を増やしたいと思っている場合、
アクセスを増やすこと、
露出を増やすこと、
購入率や問合せ率を増やすために
何を改善するかということに集中するべきです。

ふと気に入らないと思い始めたロゴのデザイン。

ふと思いついたカートの動作。

一人、1社のお客様からの要望の改善。

大量の改善をすることが大事なのではなくて、
1個の目的を数値的に果たすために、
大量の改善を試すことが大事なんですよね。

もちろん、
エゴである「気持ちよい仕事」をすることが
目的であるなら、
そのための改善を進めればいいのですが、
目的によって改善することは違うので、
同時には果たせません。

■思考のスイッチコスト

「でも目的のためにやることが
大量にある場合はやはりタスクリストにして
全部実行するほうがいいのでは?」

こういうもっともな意見もあります。

そのとおりなんですが、2つの理由であまり機能しません。

1つは、
人間の脳みその処理能力、
肉体的な処理能力では、
複数の仕事を平行して行うと
間違いなく効率が落ちます。

なぜなら、
起用に作業しているつもりでも、
1個1個の課題に頭を切り替えるのに
相当な労力を使うからなんですね。

タスクにしてしまっているだけで
気になります。

そして1個のアイデアのことを
考えている間に別のアイデア(タスク)のことを
調べてしまったりします。

これだと
終わるものも終わらないって話になるんですね。

もう1個は、
ある目的を果たすために
改善すること、変更することは、
仮説であるということです。

つまり、タスクリストは”アイデアリスト”なんですね。

トイレ掃除のときに作業項目をチェックする
タスクリストとは意味合いが違います。

そして、たいていアイデアは状況でどんどん変わりますし、
時間とともにもっといいアイデアを思いついているものです。

過去のアイデアは、
なぜそう思ったかの根拠も忘れていくものです。

そう考えると、
アイデアは「いつかやろう」という使い方よりも、
「やるか」「却下か」という使い方のほうが
理屈に合ってのじゃないかなと。

もちろん記録をとっておく効果はあるのでしょうが
そのときがくれば結局別の新しいアイデアと
取捨選択をするわけで、
おんなじ話なんですね

まとめると、

タスクリストはアイデアリストである。
でも、アイデアはすぐに実行するか
却下するかしないと意味がない。
なぜならアイデアはどんどん思いつくし、
新しいもののほうが有効に思えるものだから。

そして、タスクは1個だけを確実に実行しないと
速度が時間が倍以上かかる。

こういうことになるわけです。

■ユーザの要望は全部汲み取れ?

「ユーザから要望があったから、
すぐに改善しなければ!」

とまじめな社長は思います。

成長するために、お客様から信頼されるためには
絶対必要な素養だし態度です。

でもユーザ、お客様にとってのその要望も、
実は「アイデア」であることがあるってことなんです。

つまり、同じユーザに1け月後に同じことを質問すると、
「あれ?そんなこと言いましたっけ?」ということがあるんですね(笑)

あ。もちろん大切なご意見ですから無視してはダメです。

ちゃんと聞き、ちゃんと検討するんですが、
本当に改善しなければならない機能って、
何度もおっしゃいますし、
複数名から出るものですし、
聞いている本人も言っている本人もぜったいに忘れません。

大量の「お客様のご意見」を全部真剣に誠実にお聞きした上で、
”最初にやるべきこと”にあぶりだされてから
すみやかに変更を実行しても、遅いってことはないかもしれません。

■無駄の加速装置

もうひとつ。
作業を効率化するためのタスクを出している人へも一言。

たいてい成長途上の事業
1名ー20名くらい?でまわしているビジネスの場合、
運用は非効率極まりないものです。

僕も当然そういう暮らしをしてきました。
(自慢することじゃないですがw)

つまり、
ものすごく無駄で間違いが起こりやすい仕組みになっているのです。

最低限「失敗しないような」運用になっている程度ってことも多いですね。

でも、それを不思議と仕組み化しようとしてしまいます。

たとえばですよ?

資料請求フォームから見込み客を集めました。

その見込み客をメルマガリストへ登録して、
ニュースlレターの郵送リストへも登録しています。
手作業で。

そこで記載ミスが外注さんで起こってしまい
河野さんに田中さんのメールが届いたこともありました。

それを防ぐために、
メルマガリストと郵送先リストの
突合せをする担当者がいます。

それをシステム化しようとするのですよね。

非効率なことを自動的に行う。

というなんとも間抜けな話になってしまいます。

もう気がついたかと思うんですが、
申し込みフォームから全部自動で
データが反映すれば、
2工程の作業がなくなりますよね?

さらに言えば、
郵送物は送っている価値があるのか?
ビジネスの収益を上げるために作用しているか?
ということを計測すると
不要になるかもしれません。

たいていのビジネスは
この段階です。

僕は、何十万何百万と費用を使い、
導入直後に修正依頼の嵐になった業務システムや、
導入直後に運用が変わり使わなくなった業務システムを
たくさん見てきました。

てことは、
きっとシステム化はもっともっともっと先にするか、
手ごろなパッケージを使い、
そのパッケージの運用に合わせるかが
一番効率的かもしれません。

たいていのビジネスは、

「いったいどうすれば、集客が自動化するか?」

「いったいどうすれば、収益化が最大化するか?」

これを仮説検証している段階なんですよね。

そうなると、
運用を自動にする「改善」は
まだ今しなくていいって話になることも多いのかなと。

いかがすか?

もしすこしでも当てはまるなら、
大量のタスクリストをさっそく削除して、
今すぐやることを今すぐやってみては
どうでしょうか?

【雑談】

「4万円分の現金を、
47300円で販売する。」

4万円の現金なのに、
多めに払って買う人が大勢います。

”「1万円札4枚」が4万7300円、なぜ? メルカリが現金を出品禁止。”

こういうニュースが最近ありました。

”メルカリ”とは、今爆発的にユーザが増えている
ヤフオクをもっと簡単にした
オークションサイトみたいなものですね。

そこに現金が商品として出品されていて、
現金の合計より高く買う人がいるということです。

理由は簡単で、
クレジットカードで決済をして、
一刻も早く現金がほしい人がいるからなんですよね。

借金の返済のために、
クレジットカードのキャッシング枠は全部使い切っていて
誰からも借りれない。

そんな人の現金化の手段は
昔であれば、新幹線の回数券や
高速のチケットをクレジットで購入して
金券屋で売るというものでした。

売るほうも売るほうだし、
買うほうも買うほうといえばそれまでですが、
今も昔もキャッシュというのは
ものすごく重要ということですね。

お金は信用。
お金そのものに価値はない。

そういってしまえばそれまでだし、
現金が必要なときに用立ててくれる友人がいないのが
問題なのだといえばそれまでかもしれませんが、

やはり現金はとても大事な武器になります。

いくら黒字決済していても、
現金がなければ明日の生活ができないし、

1億の赤字でも
現金があれば贅沢三昧名人もいるわけで。

さて、自分の会社のキャッシュフロー。

ちゃんと見てます?

【お知らせ】

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ロサンゼルスの方へセミナー6月17日土曜日で
人数限定です。お早めにお申し込みを。

【■編集後記】

これを読んでる人で
ミスターチルドレン(Mr.Children)ミスチル

はご存知ですよね?

だいたい30-50代の人が多いと思うんです。

で、

ワンオクってご存知です?

ワンオクロック(ONE OK ROCK)

若い方の間でものすごく人気のある
アーティスト(ロックバンド)です。

僕も名前くらいは知っていたのですが、
この前のこのワンオクのライブに
親戚の高校生が行くというので本人に話を聞いていました。

なんとそのライブの前座を
ミスチルがやるのだとかで、
さらに言えば主要なファンの人にとっては
ミスチルがよく知らない懐メロになっているのだとか。

音楽業界は1ミリもわからないのですが、
新しいファンの方にも自分たちを知ってもらうために
ミスチルが出演したのだとしたら、
すごいことだなーと。

時代とともに変化したもの
適用したものだけが生き残る。

というのを地でいってて、
結構反省しました。

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