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良いシャンプーを売っている人がその商品力を武器にサロンを立ち上げると失敗する理由

 

こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。

ある国で1つのビジネスを軌道に乗せた方と
話をしていました。
ビジネスは「仮に」”プログラミングの受託業”
ということにしておきます。
ビジネスモデルはとっても単純です。
日本はじめ先進国よりも割安の人件費の国で、
スキルの高いエンジニアを雇うなり、登録してもらい、
アプリやらWebシステムやらの開発受託をするサービスです。
今では、ベトナムなんかが有名です。

いわゆる人件費の裁定取引(アービトラージ)。
ちなみに、商売の原理を
人がほしがるものを安いところで買って、
高く売ることだとすれば、
人件費の格差を利用したビジネスは
いまだに鉄板なところがあります。
もちろん需要があればですが、
集客はWebサイトと一部DMも使っています。
おかげさまで、リピートも増えてきました。

スキルや、コミュニケーション力にバラつきのでる
人材の管理監督もコツみたいなものはわかってきてますし、
実際”良い人”の集め方もわかってきました。
そこで次のビジネスをしようってことになったわけです。

アイデアを出していきました。

A:抱えているエンジニアのスキルを使って
自社でアプリサービスなりWEBサービスを立ち上げる。
B:抱えているエンジニアのスキルを使って
プログラミングのオンラインレッスンサービスを立ち上げる。
さて、あなたならどっちの事業をやりますか?

需要があるというのを前提にしたとします。

ちなみに僕はAでもBでもない、
Cを提案しました。
当然ビジネスなので、
何がうまくいくかなんてわかったら
苦労はしません。
でもAとBをやるのが
自然で無理のない展開に思えなかったからなんですね。
AとかBのような選択をした失敗例も
たくさん見たからかもしれません。
なぜかというと・・・

新規事業は”コアコンピタンス”をはずさない。

新規事業をする場合や、
新商品や新サービスを開発するときに、
自分たちのコアコンピタンス、
中心的な、根っこになるような、強みを軸に
考えろとは良く言われることです。

そういう観点で、完全なる主観を先にお話していきますね。
A:抱えているエンジニアのスキルを使って
自社でアプリサービスなりWEBサービスを立ち上げる。
確かに、技術力という意味では経験も含めて
強みになりえているとは思うんですが、
自社アプリのサービスやWEBサービスというのは
技術力だけがコアコンピタンスになっているものは
あまりありません。
今流行の金融テクノロジーのスタートアップでさえ
売れる根っこにはユーザの困りごとを解決するという視点が
すべてじゃないかなと思うわけです。

そういう意味では、
最新のプログラミングを超高速で実装できるチームということなら
Webやアプリのスタートアップとしての
強みになりえるものの、
それ以外ですと「まったく違う分野に挑戦する」くらいの
乖離があると思うんですね。

成功率なんて誰にもわからないにしても、
情熱が伴ってでもいない場合、
つまり一般的にもっと事業を拡張して
磐石な経営をしようとか思っている場合は、
あえて選択する選択肢じゃないのかなということなんですよね。
では、このアイデアはどうでしょうか?
B:抱えているエンジニアのスキルを使って
プログラミングのオンラインレッスンサービスを立ち上げる。
これはおしいですよね。
抱えているエンジニアのスキルを使うってことで、
今の強みが生かされると思います。
しかも管理監督の経験値もたまっているので
なおさらです。
コアコンピタンスを、
「人件費の安いエンジニア集団を抱えている。」
と定義するなら正解に近いのじゃないでしょうか。

でももし、エンジニア集団が
ユーザサポート、つまりカスタマーサポートをしていなかったとしたら、
選択から外れると思うんです。

なぜなら、
オンラインレッスンにおいては、
安い技術力も当然商品としての先生には必要な要素だとしても、
実際教える=対話する技能のほうが重要になるからなんですね。

ここでコアコンピタンスについて
視点をすこし変えてみたいのですが、
あくまでスムーズに新規のビジネスを展開させるということに
集中してみます。

新規の事業がスムーズに展開される最大の要素というのは
お客さんがいるかいないか?です。

もっとはっきり言えば
集客できるか?成約できるか?につきます。

よい商材があっても
集客と成約ができないと立ち上がりませんよね。

お客さんを獲得できている手法もコアコンピタンス。

そう考えると新規事業を比較的労働付加を少なく
立ち上げるなら、
コアコンピタンスは「うまく言っている事業はどうやって売っているか?」
ということになると思うわけです。

そうなると、
今回のケースだと、
「人件費の安い国で、ある専門技能を使った受託作業を
割安で品質が高いと思ってもらって受注する技能」

ということになると思うのですよね。

こういうものだと売り方を良く知っているわけです。
その場合にスムーズに立ち上げやすいものとして
C案もあるのではないかと。
たとえば、
その国で似顔絵サービスをするとしたら、、

人件費の安い国で、
品質のそこそこよいものを割安で受託するサービス
という意味で今と同じです。
打ち出し方。
集客の方法。
成約のコツ。
強みがそのまま流用できる可能性があるのじゃないかなと思うわけです。
いかがですかね?

コアコンピタンスを大事にすることで
たいていははずさないとは思うんですが、

特に新規事業をスムーズに立ち上げたいと思うなら
集客のスタイルという面で同じことをすると
スッと立ち上がっている気がします。
米を通信販売で販売している店が
おいしい米を出すレストランをやるよりも、
地元の別の名産品を通販する。

とか。
コンサルティング事業をしている会社が、
ネットショッピングをするよりも、
コーチングの事業を開始する。

とか。
ドイツ語のオンラインレッスンをやっている会社が、
ドイツ留学をやるよりも、
数学のオンライン家庭教師事業を開始する。
とかそういう視点も大事かもしれませんね。
僕の会社はビジネスコンサルティングサービスがメインのビジネスです。
でも、ほぼ病気なくらい
今後のビジネスの展開を考えちゃいます。
「次の新たなビジネス展開をどうしたものか・・・」

そう悩んでいる人は幸せかもしれません。
たいていのビジネスは最初のチャレンジから
躓きますので、
躓いた理由は
言うまでもなく集客です。
それこそをコアコンピタンスと言っても
いいのじゃないかなと思うんですよね。

雑談

僕はある商材をアメリカで販売しようとして、
撤退したことがあります。

結構お金もなくなりました(笑)
需要は間違いなくあったんですけどね。
完全に今回のコアコンピタンスを履き違えたのと、
実力不足の2つだったかなと。
今度の欧州セミナーでは
この話もしようかなって思っていますが、
そんなふうに海外に物を売ろうとする動きのこと
=日本から直接海外へ物を売ることを

「越境EC」「越境ビジネス」

とか呼んだりします。

逆に外国人観光客から儲けようとすることを
「インバウンド ビジネス」

とか言ったりします。

「越境」

「インバウンド」

「AI」(先週話しましたよね。)

という言葉は感度の高い情報のシャワーを浴びる人なら
結構聞くと思うんですよね。

こういう出現が多くなる言葉がある場合
2種類の要素があります。

・実際マーケットがそういう流れになっている。
・そういう流れにして儲けようとする人が増えた。

当然後者も多いのですが、
前者の要素も間違いなくあるなと。

でも、自分が真実に近づく自身がない場合は、
そういう流れにして儲けようとする人
側にのっかっておくと
大きな失敗はしないと思います。
俗にいうツルハシビジネス

僕はコバンザメ商法と呼んでいます(笑)

編集後記

家族で着物。

毎年恒例にしている
スタジオでの家族写真をとってきました。
今年は息子の七五三写真もかねて。
珍しく全員着物を着せていただきました。
僕にとっては大人になってから
2度目です。
(僕のfacebookとかTwitterの写真が着物なんですが
あれが1回目のときです。)
ドレスやスーツもいいのですが
こういうのも大事にしたいなと思うのも
年のせいですかね(笑)
そして、チームの松井さんに
この前、子供の自転車教える奥義を教えてもらいました。

なんと、そのとおりやったら本当にすぐに乗れました。
感謝。
その乗り方は音声で(笑)

 

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