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労働と事業と浪費と投資。そこが問題だ。

こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。

「起業家にとって心地よい労働は苦悩にも変わる。」

今日はそんな話からはじめてみたいと思います。

起業家と呼んだり、経営者と呼んだりしますが
ビジネスをする人は、ビジネスをすべて自分で回している場合も多いです。
(インターネット界隈だと特に)

当然事業開始当初は資金もありませんし、
自分ですべてやろうとしますので、
一人で回すことになります。

ネットショップなら、
”買える限り”で仕入れしたり、
ドロップシップで販売したり、
出荷も自分で行ったり、
仕入れも自分で行います。

サービス業なら
問い合わせも自分が対応しますし
日中はずっとアテンドやサービスの提供そのもので
活動しています。

さらに夜なべか早起きをして広告やらサイトやら
ブログやらメルマガやらの運用もやります。

最初はしんどいんですが、
そこまでまじめにやればたいていは
1ケ月とか半年とか早いタイミングで
売上げが結構入るようになっていきます。

ここでかなりの確率で、
気持ちがよくなりますよね。

金銭面でも勤めているより収入が多くなったりもします。

人から感謝されたり尊敬されることも増えます。

買いたいもの、行きたいところへ行ける様にもなります。

いやな仕事をしなければならなかったり
休みたいときに休めたりもします。

まさに”心地よい労働環境”にあるといったところですね。

ただ、ある日この心地よさは
苦悩に変わることもありえます。

簡単な所でいえば、

・収入が下がったとき
(つまり売上げが落ちたとき)

・しんどいと感じ始めたとき

朝起きて、
「もう仕事したくない!
でもやめると収入がなくなる。(または減る)」

みたいな(笑)

こうゆう苦悩に変わります。

誰しも経験があるかもしれませんね。

ここで気がつかなければいけない
当たり前の事実が出てくるわけです。

労働から事業へ。

浪費から投資へ。

とはいっても、
わかっちゃいるけど
いまいちピンとこないこともあると思うんですね。

ということで考え方や取り組みとして
理解しやすいことをいくつかピックアップしてみます。

1.再投資は複利で伸びる

ほとんどの人が嫌がる数字の話です。

ビジネスを事業化するには、
自分がいなくてどこまで自走するか?ということを
作るプロセスなんですが、
そのために絶対はずせないものが
新規顧客数でありリピート数であり購入単価の最大化です。

そのためには、

広い意味での販促費用
狭い意味での広告費用

が絶対に必要になります。

どういうことかというと・・・

1万円で1名の新規顧客を獲得できる広告があるとして、
月に10万円広告費を使うと10名の新規客です。

1名の新規顧客から3万円の売上げが上がるとして、
その商品の原価が1万だとすると
1名あたり1万の利益。

1名の新規顧客が毎月2割は再度購入するとしたら、
翌月は広告費0円で2万円の利益が2名分入ってきます。

でも翌月も10万の広告費を使っていれば、
また10名の新規顧客が獲得できているので、
利益は10万円+4万円で14万円。

でもここで先月の10万円の利益のうち半分の
5万円を広告費に再投資して
3万円を収入、2万円を予定納税なのに供える留保金にしたとすると
いっきに数字が変わります。

翌月の新規客は15名になり、
19万円の収益なのでわずか5万円の差ですが、
その翌月から福利で数字が開いていきます。

計算してみると
粗利の半分を広告費再投資すると
1年後の利益合計はなんと50倍。

もし広告費は利益の半分だけだとしても
10倍にになっていきます。

さらにメルマガを書くことや
キャンペーンを正しく行うことで
リピート率があがるなら
さらに1万円を人件費に再投資して・・・

連動して収入と呼ばれるものの差も
10倍くらいになったりします。

これを再投資というのですよね。

あ、もちろん数字はこのとおりにはいかないし、
マーケットが小さい市場なら10倍までがマックスだったり

5倍を超えようとしたときに
利益額が半分になったりして

おとしどころは3倍でしたってこともありえます。

ただ、
収益を給与とみなして運用しているときとの差が
出過ぎる事実なんですね。

これを投資と呼ぶのだと思いますし、
事業と呼ぶのだと思います。

別に広告をかけるだけが投資ではないのですが、

「もう仕事したくない!」

「売上げが落ちた。収入が減っちゃった。」

の原因程度なら取り払えるのではないかと。

第一この広告費に回す分の何割かを
新規のビジネスに再投資することでも
実は同じことが起こります。

2.給与は給与。

これに関連するのですが、
この再投資に関する心理ブロックの最大の理由は

収益を給料だと思っているところですね。

会社登記をして、
比較的毎月か定期的に決算を見ている人だったり
税理士さんが豆な人だったりすると
気がつくのですが

収益が給料には
理屈の上でなにえないのですよね。

納税もあるし、
翌年の予定納税のための現金も必要です。

諸経費もそこから計上します。

となると
収益の中の一部が給与なのであって、
収益=給料ではないのですよね。

これが皮膚でわかっていないと、

「自分のお金を使うのはもったいない。」

「収入が減る」

みたいな話になっていきます。

毎月40万とかのラインって
先進国だと給与として認識しやすいので
余計なのかもしれませんね。

でも正しい認識は

「今の自分の事業では役員報酬を満額取れるほど
また儲かってない」

ということになります。
(あくまで会計上はですよ)

であれば「途上」なのであって
安定と呼ばれるもの

「投資額+留保金+給料」

に到達するまでは
成長させるしかないわけです。

何度もいいますが
これは感情は無視しています。

あくまで理屈の上ではなんですが
成長させるしかない途上の状態なんですよね。

感情的に成長させずに
心地よい労働で維持することを選択する人も
とても多いですし
それによって得られるメリットもたくさんあるので
それはそれでいいと思います。

ただ、心地よい労働であるときに限る
というのが曲者なんですよね。

繁盛期でも閑散期でもない期間=心地よい労働

繁盛期=忙しさでいやになる。

閑散期=収入が減ることでいやになる。

これを繰り返すような場合は

「成長させるしかない」

のですよね。

ビジネスをやるからには!

という志の話しをしているのではなくて
ものの道理ってことなんです。

浪費の中でも人生を豊かにするものは意外と多い。

僕は最近本当にそう思います。

しょせんお金は墓までもっていけませんしね(笑)

ただ、浪費は浪費であって、
そのおかげで再投資が滞って
結構大変なときもくることは
理解して浪費はするほうがいいですね。

再投資するべきお金を
丸ごと使っているとしたら
それはきっと浪費です。

生活費が足りなくて
贅沢をしているわけではないにしても
投資額+留保金を確保していないのだから
ビジネス上は浪費に回していることになるんですよね。

別に使うなとかはまったく思わないのですが、

浪費をしていて機会損失をしている

というデメリットの裏側に
心地よさや安心を得ているってことは
ここだけは理解しておくといいのじゃないかと。

いかがですか?

もちろん、
自分の時間も投資と呼べますので
自分の時間を再投資しているのだといえばそれまですが、
その時間の投資効率が 外注に払う額から得られる
リターンよりも多いときにはじめて投資と呼べるのじゃないかと思います。

ブログを書いている時間が月に20時間
ここから得られる収益が月に200万円であれば、
時間単価が10万になっているので
十分な投資になっていると思うんです。

これが月に2万であれば外注に渡すか
やらなくてもいいって単純な話ですね。

ここまで話していても、
起業家には100人いれば100通りの生き方がありますし、
100通りの人生の価値基準が存在します。

なので
再投資につぱっしりたくてもできない状況も
やりたくない状況もありえます。

それの方が多いかも。

僕はたくさんの人を手伝っていますので
ものすごくこれがわかります。

ビジネスの収益は再投資して
マックスまで成長せよ。

500%正しい。

でもそうできない人
そうしなくてもいい人もたくさんいます。

だからいいたいのは、
そうしろってことじゃないのです。

ビジネスというのは
理屈の上でそうなっている。

これを知ることなんです。

自分サイズで
再投資せず
収益を全部収入にしていて
いつか10倍になることは道理の上でないってことなんですよね。

大事なのは・・・

「そんなのわかっててやっているのさ」

といえることじゃないかと。

さて、みなさんどんな”ビジネススタイル”
で生きていますか?

ぜひ教えてください。

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。

【今週の雑談】

先日ビジネスでつながった仲間で久しぶりに集まりました。

みんなとの会話は相変わらず最高に
刺激的なんですが、
そのとき日本の中枢にいると言ってもいいのじゃないなかという
お役人の方もご縁がありご参加になられています。

僕は去年に続いて3回目にお会いするのですが
いつも見識も広く、ご説明もデータに基づいているので
僕の大好物名話が盛りだくさん。

今回もとっても楽しいお話をお聴きしていました。

その中で”ベタ”ですが、
「中小企業の若いものはこれから何をするといいですか?」

と質問してみたんですが

「”1億層活躍社会”って言葉があったでしょ?
あれは違う意味なんだけどシニアが定年してからの
居場所つくりが絶対的なthemeになるはず。
そういう場所を作るビジネスならいいかもね。」

僕は「コミュニティ(サロンと呼ばれたりしますが)を運営して
マネタイズしたり、居場所、絆のビジネスモデルが流行るってか
実際流行っているとおもっていますので
同じことをおっしゃったのが驚きでした。

【■編集後記】

吉田ソースの吉田社長ってご存知ですか?

単身アメリカにわたって
年商200億声の吉田ソースを作った方です。

トレードマークはウエスタンハット。

僕はかなり前に書籍も拝見していますし
強烈な記憶に残っている方でした。

そんな方と、なんとひょんなことで
偶然お話しできる機会がありました。

偶然のすれ違いでほんの立ち話だったんですが
とにかく明るい笑顔の人で顔が最高でした(笑)

また別れ際の台詞も印象的で

「ほな。さいなら。
儲けてやー!」

商売の話なんてしてないんですよ?

なのに「儲けてや」。

僕にとっては
先輩経営者とかじゃなくて
ほとんど大阪の神様であるビリケンさんとかの
世界です。

拝んでしまいそうになりました(笑)

ご存知ない方は
書籍も動画素材もたくさん出ているので
ご覧になってみてください。

お知らせ

東京勉強会の12月12日土曜日です。お申し込みはお早めに。
海外在住起業家勉強会in東京2015お申し込み

今年最初で最期の勉強会です。
今度また日本での日程は決まってませんので
「いつか行ってみたい」方なかはぜひぜひ躊躇せずに
チェキラです。

続々とご参加申し込みいただいています。今からとっても楽しみですね。
人数もありますのである程度お早めに申込みはコチラからお願いします。

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