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【第330回|起業家が死なないように生きるなんてつまらない?ハワイよりお届け。】

20150818

こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。

---<おしらせ>------

 ※この人はやっぱすごい人。

 ※サーフィンと虹とワガママ。

 ※Twitterでハワイ情報リアルタイムで配信中。

 ※音声版はこちらでお聞きいただけます。
  https://www.contentslab.net/podcast/330_20150818.mp3

→詳しくは雑談コーナーと編集後記で!

---------------

「いい商品なので300万ほど仕入れようと思います。」

「このシステムの権利を500万5年分轄で購入するチャンスなんです。」

「店舗(オフィス)契約を今すると気合が入ると思うんです。」

数件に1件の割合でこの手の相談をいただくことがあります。

全部にやるべき理由があるし、
やりたい動機もあります。

でも僕は99%反対することのほうが多いです。
(意見としてですが)

なぜかなと考えてみました。

昔はただそのアイデアや
その勝負で”成功率が低い”という理由で
論理的に反対している部分がありました。

今は成功率なんてものは、
パラメータが多すぎて人が算出しても
たいした参考にはならないなって思いますので
そいう理由で反対するのじゃないのですね。

「死なないため。生き延びるためにやらないほうがいい。」

そういう理由なんですね。

僕は自分の体験と
自分の触れ合ってきた起業家のかたがたの事例から、
独立したからには「死なない」算段に集中しているほうが
かえって成果というか儲けていらっしゃるなって
実感があるんですね。

当然派手に勝負して
退路を断ってやることで
成功率がグンと上がる世界はあると思います。

ただ、死なない算段をすることで
死なないだけじゃなくて成功率がグンと上がるアプローチもあったりします。

ということで今日は
死なないためにできることと、
結果それがなぜ成功率を上げるのかについて
僕なりの考えをお話していきますね。

■起業家は死なないようにしよう!

概念の話よりも
具体的なことに落とし込んで、
僕なりに思う死なない方法を説明していきますね。

1.”直接的に収益に影響しない”固定費はできるだけ0
 または変動費化する。

僕はオフィスにかようってことをしていません。
(オフィスはあるのですがシェアだし仕事するために登記していません)

でもカフェにはよくいきます。

ワーキングスペースで仕事した後で、
さらにカフェにいくこともあります。

そんなことをしていると
月のカフェスペース代で小さい小さいオフィスなら
借りれると思います。

僕は贅沢費だと割り切っているからなんですね。

オフィスだと仕事が効率化しないのはいつもオフィスにいるからだし、

カフェだと落ち着かないのは
同じカフェばかりで脳みそが活性化していないから。

つまり、
オフィスを借りる=パフォーマンスが上がる
とはとらえてないのですね。

ということで
僕にとってオフィスは不要。

だけど、
脳の活性化をするとか、飽きないためというぜいたく品として
とらえてるんですね。

なので固定費
つまり何もしなくてもかかる費用として
計上はしないと決めていて、
あくまで変動費 即日やめられるものにしています。

補足しますが、
オフィスをまったく借りず
家と公園ややれとは言ってないのです。

必要なものは使うし
お金を使ってもいいと思うのですが
固定費化しないってことなんです。

たとえば、
まつげのエクステをするとします。

普通に考えると
店舗としてコストを抑えるためにマンションを借りたりすると思うんですが、
これも相当死なない算段ができな手ない状態では
”自宅でやる”とか、
”出張でやる”とか、
そういうことになります。

はたまた安く遊休スペースを貸してくれる
美容院や、エステさんに間借りするとかですね。

もちろん、固定的な店舗でも、
路面店で人通りのことしっかり押さえていて、
そのエリアが客層にぴったりという
集客面で死なない算段をしているなら

“直接的に収益に影響する”ので
固定費にしてもいいと思うんですね。

でも”収益に影響する店舗”について見立てができないとしたら
そういう条件(固定的な場所をもたない)で、
固定費を持って死ぬかもしれない苦労より
集客面を工夫するという苦労を買いたいところですね。

同じく
WEBサイトに何百万もいきなりかけるとか、
何かの権利を何百万で購入するとか、
これを分割で支払う場合も同じことが言えます。

あ。あたりまえですが、
これ以降で話す死なない算段ができていたり、
一定の額を投資して撤退のタイミングまで
図っているようなオーナーなのであれば
オフィスや店舗といった固定費も持ってもいいと思います。

2.一気に現金を吐き出さない。

これは1番にも関係するのですが、
言うまでもなく、
起業して死ぬときは「現金がなくなるとき」です。

当然本人が本当に死んでしまうときや、
健康面で仕事ができなくなることなどはありえるのですが、
それは社長の稼動率が落ちるということであって
現金があれば休んでいるだけで死んだりはしません。

つまり、
ビジネスを維持するために根幹になる固定費を払えない。
その現金がないときが死ぬときだと思うんですね。

自分の給与とか、
変動費なら払わない時期を耐えることができれば
死ぬまではないのですが、
やはりビジネスの存続をするための固定費を
払えなくなるときが死ぬときだと思います。

であれば、

1番でいうところの固定費をできるだけ控える。
ことと平行して、
耐えるための現金を残しておくことも大事ってことになります。

僕は贅沢としての変動費は
ありだと思っているんですが、
それも現金を吐き出してしまわないように
するのも大事ですよね。

たとえば、
口座に100万あるとして
15万使って刺激と学びのために節約して海外に行くとかは
有効なぜいたくな変動費としてはありだと僕は思います。

3.小さいイノベーションを止めない。

「私は30人のお客様を一度に集める方法は知りませんが、
 1人のお客さまならくるかもしれない方法は30通りは知っています。
 ただ毎日それをしているだけなのです。」

成功されているカイロクリニックの方が
”ビジネスを成功させるコツは?”と質問されて、
このように回答しているシーンが
ダンケネディさんの書籍に出てきます。

僕の好きな一節の1つですし
真理ですよね。

これってまじめで勉強熱心な起業家なら
最初はこれをなさっていると思います。

そのおかげもあって、
事業に発展していかれています。

ただ、落とし穴があって、
うまくいったあとに、

”30通りのことを試さなくなる。”

という状態になることがあります。

経験上業績が落ちていくときは
だいたいこれです。

為替、政治、競合、商品ライフサイクル
いろんな要素はあるのですが、
根本はここだと思うんですね。

うまくいってからも
30通りとは言わないまでも、
いろんな可能性を試しておくのが重要じゃないかと思います。

たとえば留学斡旋をしているなら・・・

違う分野の留学を扱えないか?
留学生に提供できるサービスは他にないか?
留学斡旋以外に提供できるサービスはないか?
語学レッスンはどうか?
別の国の人を受け入れられないか?
別の国でも事業できないか?
日本国内で短期国内留学体験などできることはないか?
Btobで留学を取り扱ってくれる業者にセールスできないか?

たとえば化粧品を販売しているなら・・・

広告メディアはもっと試せないか?
ソーシャルで愛称がいいものはなにか?
インフルエンサーに声かけてみるとどうか?
パブリシティをやってみてどうか?
PB(プライベートブランド)で商品が作れないか?
他の国にも売れないか?
美容のイベントを開催してそれを事業化できないか?

・提供サービスそのもの
・ビジネスモデル
・売る相手
・売る方法

これについて常に変化させたり、
追加したりの試行錯誤をしていることが重要だと思うんです。

もちろん事業がまわってますし
これまでの努力が実っているわけですから
贅沢したり、ゆっくり家族と過ごしたりは大事だし
やるべきなんですが、

A 何もしない。

のと

B 1通りでもゆっくりためしていく。

両者では、Bが死ぬ率が劇的に違うなって事例を見ていても
思います。

3.お客さまリストを持つ。

一番大事なのはこれかもしれません。

このニュースレターの読者の方は
常識すぎるかもしれまんが
あらためて説明しますね。

とにかく
お客さまや見込み客、応援してくださる方(友達)でもいいので、
最低でもメルアドとお名前、
よければ住所や電話番号を持ちます。

そして定期的にコンタクトをとります。

そして役にたってみてください。

役にたつとは、

「面白いことを教えてくれる面白く感じさせてくれる」

「暇つぶしをさせてくれる」

「困ったときに助けてくれる」

「儲けるヒントをくれる。」

「幸せに感じる。」

こういうことなんですね。

たとえばですが・・・

レストランだとしても
スペースを作って夏に金魚すくいとか
綿菓子とかをやる小さい夜店イベントとかやってもいいですね。

それをこのリストの人へご案内するわけです。

整体院とかであれば、
子供体操教室とかやってもいいでしょうし、

エステなら
ヨガのイベントをしてもいいかもしれません。

それをこのリストの人へご案内するわけです。

別にイベントだけじゃなくて
対象になる人が役にたつなら
それをこのリストの人へご案内そのもので
情報をお届けしてもいいですね。

単に「クス!」と笑える内容ですら
僕はいいと思っています。

僕の知り合いの方がやっている保険会社からの
ニュースレターは毎月届くのですが、

「営業○○の挑戦日記」

とかってコーナーがあって
毎月 ケーキつくりとか、
子供を引率してキャンプにいった話とか、
メイドカフェにいった話とか、

ぜんぜん関係ないのですが、
面白いなとなんかほんわかさせてもらえます。

で、ここから2番にも関係するのですが、
こういった会社が

”自動車保険はじめました。”

といわれてタイミングが更新時期なら心が動くと思いますし、

”社長が家庭のファイナンスの本を出しました。”

といわれたら買うと思います。

つまりは
自分、自分たちを信頼、信用、応援してくださる
人の輪を大ききしておこうってことですね。

とても単純な話なんです。

売れている営業の人は
どの業界でもこの行動を日常にされています。

オンラインの業界にいるので
僕はメルマガという手段を使いますが、
営業マンは毎週毎日だれかに連絡している
だれかと食事してお役にたとうとしている
というだけの違いだと思うんですね。

売れている営業マンは
はるか昔からやっていることを
やっておきましょうってことですね。

実際美容師をしていた友達は、
スタッフとして切っている頃から
お客さんの連絡先を個人的に交換して、
定期的にお客さんと連絡ととりあっていました。

そのおかげで
自分の店をすこし遠い場所にオープンしても、
すぐに立ち上がったんですよね。

きっと彼が
化粧品を売りたいとか
シャンプーを売りたいといっても
ある程度は販売できたのじゃないかと思います。

このことを”コミュニティを作る”と呼んだりします。

その昔、江戸時代の商人は豪邸が火事になったら
自分と家族と顧客台帳だけ抱えて逃げたといわれています。

顧客台帳

というものをもっていないなら、

・メルアドや住所を取る仕組みを作る。

メルアドや住所がとれたら

・定期的に接触する仕組みを作る。

定期的に接触しているなら

・役にたつ。

これで死なないための大切な宝ものが
手にはいると思います。

ちなみにメルアドとか取ることができないなら
ギフトと交換してみてください。

・役にたつ冊子や電子書籍やセミナー短いものでもいいと思います。

・その場でその日だけ値引きされるクーポンと引き換えでもいいと思います。

・単に直球で聞いてもいいと思います。

このへんのアイデアはいくらでも出そうですね。

4.余談

ちなみに・・・

固定費をかけてしまう心理のひとつに、

”だれかか何かに委ねたい。”

というのがあります。

店舗さえあれば・・・

このシステムさえあれば・・・

みたいな。

何か思い切ったお金を使うと儲かるのじゃないかな?

みたいな考えがよぎっているかどうかも
自分に問いかけたほうがいいですね。

どっちにせよ
生き残るために
生き残らせてくれるのは

お客さん

であって、
お金を払う業者じゃないのは間違いないと思うんです。

どうせ思い切ってお金を使うなら、

自分が笑える余暇や浪費

お客さんの役にたちそうなこと(それがあほらしいことでも)

に使うといいのかもしれませんね。

さて、これでもあなたはメルマガやりませんか?(笑)

答え:10人中5人はやりませんので
やっておくと得だと思いますよ(^_^)

このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。

【今週の雑談】

ハワイでもお世話になったイゲット千恵子さんから
「ハワイにいるうちのなんかやろうよ
 きっと河野さんの話もっと聞きたい人いるよ?」
てうれしいお誘いいただきました。

千恵子さんはハワイ中でも人気ブログを運営しつつ
スパ経営や化粧品製造販売など多様なビジネスをしている
女性社長です。

僕はコンサルティングでもお手伝いさせていただいているのですが
逆に教えてもらうことが本当に多いです。

ファンがたくさんいて人気もなっとくのとてもエネルギーのある方です。

でそのセミナー無事終わりました。

その1日の感想が
この人はすごいな。と。

まずセミナーはコラボというかたちにしてもらったんですが
集客は千恵子さんが数日前にブログとメルマガで
告知しただけ。当然有料なんです。

なのですが、たくさんのハワイ在住の方が
ご参加いただけていました。

今日のテーマにもつながるのですが、
これはつまりコミュニティの力なんですよね。

普段はビジネスのことは
それほど大きく取り上げてらっしゃいませんが
美容・子育て・ビジネス全部のオファーに
ファンの方がご賛同なさるわけです。

当然セミナーの中でも
そのからくりというか
取り組みを披露してくださっていたのですが、
その行動量といったら半端ないわけです(笑)

で7年くらいかけて今の状態になっているわけですが
その後近くのショッピングセンターで
自分の会社で扱うお茶の試飲会をするので行くというので
ついていきました。

試飲会をスタッフが休みだということで
社長がやらなきゃならない日tだったので
そばにえらそうな代理店の人みたいな風情で立って
「いらっしゃいませー」とかいいつつ僕は雑談していたのですが、

なんでもその店も
自分で突撃訪問して
お茶を置かせてもらうことにしたのだとか。

かつ、試飲会をすると店の人も
喜ぶので定期的に軒先でやらせてもらっているそうなんですね。

やはりすごいなと。

「私は30人のお客様を一度に集める方法は知りませんが、
 1人のお客さまならくるかもしれない方法は30通りは知っています。
 ただ毎日それをしているだけなのです。」

これを

”立ち上がるまで。”

”立ち上がってから。”

ずっとやっているわけです。

よくハワイの方から、

「いったいどうやっているのですか?」

と立ち話のときとかに聞かれるとおっしゃっていましたが、

「うん。いろいろやっているよー!」

としか回答できないでしょうね(笑)

にしても
ハワイの方のお話を聞きながらの
セミナー
2回できると思っていなかったので
僕はおかげでとっても楽しかったです。

ありがたいです。

【■編集後記】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<お知らせ>

ハワイのことはリアルタイムで
Twitterで流していきますね。
暇な方みて絡んでやってください。

  河野のTwitter: https://twitter.com/kounotatsuo 

ーーーーーーー

ハワイ滞在残り2日間。

なのに、
いまさらながら娘にサーフィンレッスンを受けてもらいました。

「親父ばっかりやっちゃいますもんね」
とプロの先生にも言われちゃって(笑)

でもさすが上手です。
・波が怖い
・水に落ちる流される
・パドルがしんどい。

この要素を全部なくして、

・波にのって走り、立つ。

この要素だけでレッスンしてくれるねですね。

どうしても

「今これを努力すればこの先いいことあるぞ!」

「今楽をしても癖になるぞ!」

みたいな昭和的ビジネス発想になるのですが、
普通に考えたら
楽しい経験があるからやりたいと思うんですよねw

けっきょく努力を強いて自分らしい楽しさを手にいれようと、
楽しさを覚えたので努力もできるのも

結果は同じですしね。

あ。とかまたクドイこといってますね。

なにわともあれ、
サーフィンは楽しかったみたいで
今は海を見ると、
「お!波あるじゃん!」
とか言ってますので
いろんな布石ができました。

あそんなハワイですが、
実は結構名残惜しいです。

やっぱり僕はここが好きなんでしょうね。

なんといってもサーフィンが
仕事と食事の合間の1時間とか2時間でも
空きがあれば
さくっと毎日できるし
水があったかいし
波はいいし・・・・

あ!ちがった。

家族とゆっくりすごせるし・・・

といっても、
仕事をするにはちと不便なのも否めませんね。

ネット回線とかのインフラがやや
弱いんですよね。

あと速度が勝負のIT企業は
情報がやはり遅いので
ちょっときついかなって思います。

それなら
拠点とはしつつ、
人と情報が集まるところに定期的に移動するのは
どうしてもいるかもですね。

もちろん、
自然とともにアロハな生活をするだけ
つまりリタイヤとか
長いバカンスってことなら
これほどいい場所はないです。

ってことで
帰国後またハワイに滞在してみました編
でもお送りしますね。

マハロ!

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