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【面倒くさいことをしないために面倒くさいことをする。アジア紀行。他】

こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。

 ※アジアや海外に出る人。両極端な2タイプ。

 ※12月12日バンコク勉強会会場決定。
  http://www.contentslab.net/bangkok_2014.html
 
 ※音声版はこちらでお聞きいただけます。
  http://contentslab.net/podcast/mix20141021.mp3

 →詳しくは雑談コーナーと編集後記で!

「自分の強みって何だろう?」

考えたこと1度はありますよね?

ビジネスでは”よい部分”を伸ばせと言われますし、
人生でもそういう教えって多いです。

そのほうが精神的にも物質的にも成果が得やすいからでしょう。

で、人によっては、

コツコツ創作するのが得意だからオリジナルのハンドメイド商品を作ったり
プログラミングをきわめるとか、

話すのが得意だから
講師業や人と話すことをサービスにするとか、

その国 その業界でコネが強いから、
他国の人のコーディネートをするとか、

会社とかビジネスでも同じような感じです。

オンラインの語学学習を格安のネイティブを取りまとめて、
いち早くはじめたとか、

ニッチな請負サービスを人件費の安い国で請け負っているとか、

こういうことを強みとして、一定の成果を得る人も実際いるわけです。

今日はこの”強み”について、
本当の強みってなんなんだろ?
って話をしてみたいと思います。

■強みってなんなのさ?

さっき強みを伸ばすことをみんなするよねって
話からはじめました。

でも世の中面白いもので、
商売って相対的なものです。

競争相手というか、競争しないにしても同業者というか、
そういう周りの何かとの対比によって
強いかどうかは変化しちゃうんですよね。

あ。もちろんイノベーションを起こして世界を変えるようなプロダクトを
生み出す人に競争は存在しませんし、
強みが世界とか日本でナンバーワンである必要も、
トップ10%である必要もないのです。

単純にその強みがビジネスが維持成長できるくらいには
お客さん(人)から選んでもらうのに
影響するくらい目立ったものかどうか?

これが「強み」と呼べるものだと思うんです。

そういう意味で言うと、
もともと最初からあるとか、持っているとか、
見つけたとか、そういうたぐいの強みは、

一瞬で消滅することがありえると思うんですね。

世界を動かすイノベーションが起こると
その強みが消滅することがあるのですよね。

もっと単純な話、
周りにも同じくらいその強みを持っている人はいたりするわけです。

たとえば・・・
海外ブランドの平行輸入を行う代行とか卸とか
そういう類の仕事をしていた人は

BuymaやEbay、日米転送サービスをはじめとするサービスの登場で
ほとんど無価値化されてしまいました。

今までは外国に外国語で仕入れにいけるということそのものが
強みだったものが、
すべてをなくされてしまったわけです。

SEO対策の作為的テクニックを教えたり
請け負ったりしていた場合、
Googleや検索エンジンの思惑で
その強みを消滅させられてしまいました。

フィリピンのオンライン英語サービスも、
格安のフィリピン人を確保教育し
サービスを安定して提供していることが
強みだったのですが、
大手が資本力で 人材をごっぞり確保し
資金力で安定したサービス提供ができるシステムを導入することで
強みが消滅したというよりも、
同じような人が2人とか3人に一気に増えたのです。

こういうことから考えられることって、

「単純な差異は永続的な強みにはなりえないのかもね。」

ってことなんです。

今日までのアジア渡航で
いろんな人と話し込んだのですが、
長い付き合いの友人でもあるメンバーさんと

「なぜ生き残ってきたのか?」

という話をしてました。

彼も10年以上2つのビジネスを成長させてきています。

ひとつは旅行会社なのですが、
サービスはそれほど特徴があるわけでもない
現地ツアーです。

マイクロバスに乗せて、
安い現地人のガイドさんと運転手が
ご案内する普通のツアー。

でもネットの進化で客が減って・・・
とか、
そういうことはありません。

10年前は、
割安で現地で日本人がやっているツアー会社ってことが
強みだったわけです。

でもそのままだったら、
ツアー代金の値引き合戦で利益率の縮小で
お客様を増やすことで利益をとっていく。
でも、現地スタッフも大手にとられてスタッフも不足して、
日本人も人件費が高騰してるので多くはとれない。
平行してクオリティは落ちて、、、
みたいなことになっていてもおかしくありません。

ただ、そうはなっていなくて、
サービス運営スタッフとして日本の海外志向の強い若者を
”経験代”として理解してもらったうえでどんどん受け入れて、
かつ経営陣、先輩スタッフともども
高いモチベーションを保つチームつくりをしているんです。

学園祭の店舗をすっごくまじめに高度にやっているイメージですね。

もちろんこの風土を作るのには相当な時間と失敗を経験されています。
どういう人を受け入れるといいのか?
男女の割合は?
リーダーをつくるかつくらないか?
報酬はどうするか?
若者にはどういうタイプがいるのか?
それぞれのタイプで何があるとやる気が出るのか?
価値観を共有するには?

ここが強みになっているわけです。

この時代、いくらでも現地でツアー会社は作れると思います。
現地人と組んで会社を作り、
許認可とって車を購入してスタッフを雇うか自分でやる。

そこは強みになりえないくらいコモディティ化しているので。

でもこの強みがない人では、
膨大な案件をさばく人材を確保できない。
まともに確保したらコストがペイしない。
自分だけ忙しくて・・・疲弊して・・・
そのまま撤退ってことになるのじゃないかと思うんですよね。

若い人材を低コストで高いモチベーションで
チーム運営していけるシステムと風土と文化。

これが強みになっているわけです。

彼はオーダーのアパレル商材を扱うビジネスもしています。

が、これも数年前なら
アジアの人件費の安いエリアで作る工場を持つとか、
委託工場と提携する。
現地にも住んでいる。

そういうことができることそのものが強みだったわけです。

でも今は、
ネットもありますし、世界中の人とつながるツールはいくらでもあります。

人件費の安い国でものを作る。

これくらいのことなら誰でもはじめることができたりします。

だからこそ、
直販、OEM受託ともに非常にたくさんのライバルというか
同業者が生まれました。

でも彼の業績は好調です。

非常に単純でして、
”そこ”が強みってわけじゃないからなんです。

やられたことのある方ですとわかると思うのですが
比較的低賃金の外国人(あえて日本人以外と言います)にものを作ってもらって
高いクオリティでものを完成させるって死ぬほど難しい。

あとはオーダーメイドの請負をするとき
自分以外のスタッフが窓口になって、(服でもシステムでもデザインでも)
お客さんとのコミュニケーションを円滑に行い
満足してもらうのって、死ぬほど難しい。

これをコスト構造を変えずに、
長い時間をかけて円滑に行うような仕組みと企業文化を
作ったのですね。

それが強みになっています。

言うまでもないですが、
手痛い失敗もたくさんあります。

試行錯誤の量は膨大です。

同じように僕の話にもなりました。

僕もコンサルティングをしていますが、
はっきりいってコンサルティングなんて
はじめようと思えばいくらでもはじめられますし

「海外在住者のコンサルティング」

なんてことも明日から真似できちゃいます。

集客もこなれた人がやれば
集まると思うんですよね。

メルマガ1万人とか(笑)

でも保障してもいいですが、
継続的にお付き合いできるクライアントさんを
得るということになると
ほぼできないと思います。

なぜなら
僕は7年前から無料の相談を膨大な数受けていますし、
どうすればクライアントさんになりえるのか
クライアントさんと友人になるってどういうことかわかってきました。

個別のコンサルティングを毎日毎日続けていける
経験と知恵と体力もついています。

さらに300回以上のコンテンツが蓄積されています。
このコンテンツの接触で得ている信頼度も多少はあるわけです。

つまり、
はじめただけではお客さんが取れないか
継続できないのですよね。

きっと僕の強みをシンプルにすると
頭脳でも、人柄でもなくて実は
”続けてきたこと。”になるのじゃないかと。

■面倒くさいことをしたら強みになる。

こういうことを考えていくと
強みって”ある”のじゃなくて
”作る””できる”のだなって思うんです。

簡単に言えば、

・面倒くさいことをしてきた時間。

これにつきるなーと。

われながら夢のない言い方ですが、
一番しっくりきます。

メンバーさんの彼も
スタッフの何度切れそうになったかわからないと思います。

お客様からのいわれのないお叱りに
悔しかったことも1度や2度じゃないと思います。

時間をかけて解決して
なんかすっげー上手になった。

そういうことじゃないかと思うんです。

すっごい面倒なオペレーションを試行錯誤で作り出しているとか

ながーい時間で作られてきた企業文化風土とか

長い時間をかけて自分を信頼してくれている友人でもあるお客さんがいるとか。

人の役にたつ人脈を縁があるというだけじゃなくて、
その影響力のある人と役にたち続けたことでものすごい濃い人間関係をつくっているとか。

個性と得意分野の違う最強の2人とか3人がチームとしてがっつり組んでいるとか。
(「やりましょう!」と軽くはじめただけじゃなくて本当に理解して共鳴している状態)

「面倒くさ!」

「あ。私向いていません。」

10人中95人くらいは言うと思うんです。

だって、実際めんどくさいから(笑)

でも、結構こういう強みがないと
ビジネスの 衰退のタイミングが来るのも早いのですよね。

あぜんぜんそれでも心配ないです。

だって、その時代時代、そのエリアエリアで
絶対に「それをやっていることで儲かる」という
ニッチなビジネスってあるわけです。

ただ、それを探すというか見つけるというか
準備して軌道に乗せるのって結構体力使います。

これもこれで

「面倒くさい」

のですよね。

向き不向きではあるのですが
どっちを本当にめんどくさいと思うかですね。

一番だめなのは

A・毎日面倒くさいことをして未来の面倒くさいことをしないようにする。

B・面倒くさいことをする必要が出たときに集中して片付けちゃう。一定の周期で。

AでもBでもなくて、

C:毎日面倒くさいことはできないです。でも一気に儲かる面倒くさいことを
 準備するのも面倒くさいです。

という人ですね。起業しないとかアイデアばっかりの人はCが多いです。

僕の周りには
Aの人もBの人もいます。

ぼくはBにあこがれるAタイプ(笑)

さて、あなたは「面倒くさいこと」いつしますか?

以上

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。

【今週の雑談】

今回の旅で思ったこと。その1。

カンボジアのプノンペンと、
タイ バンコクに滞在して
いろんな日本人の方とお会いしました。

昔から思っていたし、
海外にいる人にとっては常識なのでえすが
特にアジアにいる人は2つのタイプに分かれます。

海外でチャレンジするぞのガチな人。

海外に滞在するのが目的の人。

たとえばプノンペンでお会いした古い友人は
もともと外国でビジネスをしたかった。

外国に住んでビジネスをしたいのじゃなくて
外国でビジネスをするのです。

手始めにやったのが
先進的な現地企業への弁当のケータリング。

当然弁当のレシピは現地の料理で味付け。

メニュは現地語と英語。

営業は現地企業へアポなしの訪問営業です。

次になさったのが
現地店舗のクーポンを集めた
フリーペーパー。

設置する場所も現地人の集まる場所とか
欧米旅行者の集まる店舗です。

こういう人は本当に面白いです。

聞いていてわくわくしますよね。

金を稼ぐなら日本人のほうが短期的には儲かるとか
そういうのは当然ここまでなさる人ですから
100も承知なんです。

(あ、もちろん日本人向けのマーケットよりはるかに
 設けている人もたくさんいますよ)

でも志と野心で
挑むんですよね。

僕は青臭いかもしれませんが
こういう人がいないと日本は沈むんじゃないかと思うくらいです。

たくさんいてほしいし、
応援できることは全部やりたいなと。

(てかお前がやれよってのはおいといて(笑))

もうひとつのタイプは対照的です。

ビザが比較的ゆるい国で
裏技か合法的に住んで
ゆるくノマド的なことをしている人。

日本人として働いて
日本人の社会で生活する人。

(または日本人が現地情報に弱いのを知っているので、
すこしかたくさんぼったくって儲けている人(日本人を食うと呼ばれます)もいたりしますが)

この場合別に外国でビジネスをして
グローバルにとかそういうのじゃないのですよね。

僕の理解としては住む場所として
物価とか環境どちらか どちらともが魅力的なので
そこにいつきたい。

こういうことだと思うんです。

そこには「日本」がいい意味でも悪い意味でもあります。

ここにグローバルとか
海外で働くとか
海外で暮らす。

という意義とか意味って
それほどないのかなって気もします。

長い旅路みたいなものですね。

ぜんぜん悪いことじゃありません。

価値観が合う場所に移動する権利なんて
だれでもあるし
第一それのほうが楽しいですしね。人生も豊か。

どっちがいいとかは
まったくないのじゃないかと思うのですが、
一方が他方を否定するってことも結構あるみたいです。

僕はどっちもいないと
だめなんじゃないかと思ったりしますねー。

ガチで海外で売るぜって人しかいないてのは
日本がもう沈んでいるってことだし、

ゆるい人しかいないってのは
これから沈むってことだし。

両方の人と話すのが
僕はたまならく面白いです。

(コーナー説明)

僕が日ごろビジネスに限らずいろいろと思ったり
知ったりしたことをユルクご紹介するコーナーです。

なのでたまーに。「今週はなし」とかもあるかもしれません(笑)

【■編集後記】

<<お知らせ>>

12月12日金曜日 バンコクで勉強会 会場も決めてきました!

http://www.contentslab.net/bangkok_2014.html

タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、インド、日本各地から
面白く、刺激的な人たくさんご参加予定です。

ビジネスもしているお友達もたくさん来てくださるってことで
にぎやかになる予定です。

ぜひぜひみなさん集まりましょう。きっといいことありますよ。

お申込みはこちらから。
http://www.contentslab.net/bangkok_2014.html

<<こっちが編集後記>>

いっつも同じこと言ってますが・・・

今回のアジア渡航。

何度か行っているバンコクですし、
カンボジアもそれほどたくさん予定を入れずに行きました。

なので、ゆっくりカフェにでもいって
篭り仕事をしようとも思ってたんです。

が、予想とおり人と会えば会うほど
予定って全部うまっていくのですよねー。

語るときはお酒も飲んでたので結構ハードでしたし、
個人的にできなかった仕事もあります。

でも、やはり旅をしている。人と会っている。語り合った。

こいうのは、やばいです。

またいいアイデアも出ましたし
でかい気付きもありました。

さっそく実行しました。

人生バランスですが
いつも篭っている僕には
こういうたびでは 篭らないほうがよいのでしょうね。

逆にいつも旅している人は
篭るのも大事かも。(笑)

あと細かい旅行記は
ポッドキャストの方で話ていきますね。

【■ご依頼】

僕らの手がける、新しいWebサービス。
アブローディング( https://abroading.net )

世界中の日本人に助けてもらえるサイトです。

https://abroading.net

バンコク プノンペンでも
賛同者をたくさん得ることができました。
ぜひのぞいて、使ってみてください。

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