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【社長と社員どっちも気にしたほうがいいと思う大事な事を3つ】

こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。

  ※・ポッドキャスト公開収録兼ミニ勉強会は4月13日14時からで参加受付中。
   → https://www.contentslab.net/seminar-shibuya.html
   ・アンケート「新潟で集まれますか?」
    詳しくは編集後記で!

僕は転職を5回しています。

・会社のイケてなさに嫌気がさした。

・上司と衝突した。

・もっと給料が欲しかった。

・スーツじゃない服装で働きたかった。

・解雇された。(社員全員レイオフ)

まー理由はいろいろですが、
要するに”わがまま”だったわけですね。(笑)

だからこそですが、

「いろんな会社に雇われ側、社員という雇用される側が、
 何を考えているか?」

そこそこ語れるくらいにはなっていると思います。

一方、今は社長というか、起業家、つまり
雇用形態はいろいろあれど人を雇い入れる立場にいますし、
そういうメンバーさんのお話をよく聞くので、
雇用する側の立場もそこそこわかります。

で、思うのが、
お互いの考え方の根っこがぜんぜん違うってことです。

そのために、
まったく解決しないであろうポイントで悩んでいる人もいるなーって感じるんですね。

たとえば・・・

「転職と起業どちらにするか悩んでいるのです。」
とか、

「社員がぜんぜん使えねー。」
とか、

「スタッフからアイデアが出ない。」
とか。

ほとんど意味のない悩みなんです。

悩んでいることそのものが
ずれていたりします。

ということで今日は、
起業家はもちろん、社員の人にも気にしておいたほうがいいなと
僕が思う大事なポイントを一部お話します。

■起業家が知っておくべきこと3つ。

1.社員は起業家ではない。
-------------

一番間違えることの代表例ですよね。

忙しくなるとたいがいこう思います。

「今すぐ私と同じレベルでこれをこなせる人が欲しい。」

「私の変わりにこのサービスを盛り上げてくれる人が欲しい。」

「いろんなアイデアを出して欲しい。」

いきなりそんなこと出来る人、いるわけないです。

だったら、その人も起業していますよね?

よほどその人が社長にほれ込んでいるなら別ですが、
そういうことがまれであることを考えると、
社長以上とか同等な人はなかなか来てはくれないと
思うほうが自然です。

「こういうレベルの人が欲しい。」

こう考えている限り人は来ません。

きたとしてもレベルが従業員として高いことを
自覚していますので、要求が高かったり、
社長の意向になかなか従ってはくれないのですね。

(僕は会社員のころこういうタイプでした。)

これについては4つ目のポイントで詳しく解説しますが、
そう考えると、

「価値観や波長の合う人に来てもらって、
 仕事については育てる。教える。」

こういうスタンスしかとりようがないわけです。

その人がいるだけで、

自分が考えなくてもよくなる。
会社が勝手に大きくなる。

なんてことは考えないほうが自然ですね。

忙しくなりたくないから雇うんだけど、
最初は余計忙しくなるし、

誰かに一緒に会社を育てて欲しいのだけど、
自分が会社を育てていくだけど、一緒に育てている気に
なってもらうために気を使うと思っているというのが
正しい表現だと思います。

2.社員は「私が必要だ」だと思っていたい。
-----------------

もうひとつ。

社員はお金ために働いているのは事実だとしても、
お金だけのためには働けないってことなんです。

やはり人間は社会性のある生き物だからでしょうか、
自分がその場にいることで得られる意味や気持ちよさを
感じられないとい続けられません。

その大きなもののひとつに、

「自分はこの会社にとって必要である。」

とか

「自分は必要とされている。」

という感覚。

人によっていろんな形でその気持ち良さや意味を得ようとします。

ある人にとっては、

「この仕事は自分にしかできない。
 自分がやらないと会社が困るはずだから
 夜遅くまで忙しいけどやってあげている。」

ある人にとっては、

「お客さんからありがとうって言われるから
 やりがいがある。そのためにやっている。
 社長なんてどうでもいい。」

あと1万通りくらいあると思いますが、
こんな感じです。

一方、社長はこんなふうに思っているものじゃないですか?

「社員に成長して欲しい。」

「社員にもっと楽をして欲しい。」

少ない人数で運営していたり、
運営していこうと思うとそう思いますよね?

だらこそなんですが、

「この仕事は自分にしかできない。
 自分がやらないと会社が困るはずだから
 夜遅くまで忙しいけどやってあげている。」

こう思っているスタッフに、

「いや、それは別にほかの人でもできるから
 家で休んでおいて。」

と言っちゃったりします。

「お客さんからありがとうって言われるから
 やりがいがある。そのためにやっている。
 社長なんてどうでもいい。」

こう思っているスタッフに、

「いや、そこまでやっているともっと大事なこれができないから
 こっちに時間を使ってください。」

と言っちゃったりします。

スタッフの人が「ここにいる理由として意識しているポイント」や、
「その会社に必要とされていると感じているポイント」は
それこそ1万通りくらいあると思うのですが、
これ同じように大事にしてあげないと、
とんでもない結果になったりするんですね。

「成長して欲しいから・・・」

だけじゃー、不満が生まれるんですよね。

人によっては起業できるくらいあらゆるレベルで成長したいとは
思っていないものです。

「こんな風に成長したい」

というのが。

「今あるこれをもっとうまくやりたい。」

かもしれないってことなんですよね。

社員の人が何をもってその会社での自己重要感を
感じているかは社長の思っていることとは
ほとんど違ったりするからなですね。

3.社員は自分の好きなようにやりたい。
-----------------

僕が転職するときによく思っていた不満があります。

それは、

「いちいち口を挟まず、好きにやられせて結果だけ見てくれ。
 一度決めた方針をコロコロ変えないでくれ。」

だいたいこんな感じだった気がします。

これ起業家、社長からすると、相当ウザかったりします(笑)

「じゃー、お前が起業して好きにやれよ。」

こういうことですからね。

でも、社員でいる人にはこれがほとんど理解できません。

好きにやりたいんですね。(笑)

・口も挟まれたくない。

・自分の正義を通したい。

・一度決めたことをひっくり返されるのが嫌でしょうがない。

こういう感じです。

仕事に自信のある経験も長い人ならこういう傾向が強いですよね。

3つのポイントの最初に話した1つ目のポイント
「社員は起業家じゃない」でも出てきますが、
あわてて能力やスキルの高い人を採用すると
こういう人に当たる確立が高いですね。

起業家、社長からすると、

「は?何いっているの?」

という類の話です。

だって、方針なんてうまくいかないと思えば変えるべきだし、
そうしなければ収益が出せずに給料も払えなくなりますからねー。

だって、途中に口を出すのも、
責任を取る立場にいるからだったりしますからね。

でも社員はそうは思いません。

「好きにやらせろよ。成果出してみせるからさ。
 でも給料は払え。会社もつぶすな。
 なんなら俺が会社をつぶれない方法を知っている。」

乱暴に言うとこんな感じです。(笑)

となるとですね。

「会社は社長のものだ。
 好きにしたければ自分で会社をやれ。」

といってもうまくいかないし、

「おっしゃるとおり、責任は俺がとるから
 全部好きにやれ。」

といってもたぶんうまくいきません。

となると、

・好きにやってても収益は出仕組みを作る

・収益に直接左右しない部分で好きにしてもらう仕組みを作る

・社長の方針に常に共感してもらうようにコミュニケーションして
 好きにできないくても納得できる環境にする

これくらいしかないわけです。

難易度からいいと最後のが楽です。

と考えると、以前の僕のような
めんどくさい人は採用しないほうがいいってことにもなるんですよね。

・・・

いかがでしょうか?

こういう風に僕は思うからこそ、
メンバーさんのような小さい規模の会社さんだったり、
はじめて人を雇うような方にはこんなアドバイスをしています。

・未経験でもいいから、
 できるだけ波長が合う人、価値観が合うまじめで素直な人にしましょう。

・時間はかかるけど、きちんと育てていきましょう。
 (実際はそれによって自分が成長できるんだけど)

・働き続ける意味を見出してもらえるよう、
 サービスや会社のブランディングをして、その人にとってのいる意味を
 意識して作って維持してあげましょう。

コツは、勝手に優秀なスタッフが入るわけではない。
少数精鋭なんてものは幻想であると思うことなんじゃないかと思うんですね。

で、ここまでは経営者向けの話をしたつもりなんですが
この裏かえしにおまけで
社員の立場にいる人へも気にしたほうがいいこと1つを
書いてみますね。

■おまけ:社員が知っておくべき大事なこと1つ。

1.社員は社長や上司の言うとおりにするもの。

当たり前のことを言いますが、
雇われるというのは、
会社の方針の通りに動いてくれる人になるということです。

社員が正しいと思うことをややりとおせると
そもそも思うのが変なんですよね。

社長がコロコロ言うことが変わるなら、
それに付き合ってあげるのが社員です。

社長が朝礼で演説しているのを聴いていて欲しいなら、
それを聞いて気持ちよくさせてあげるのが社員です。

そんなことをして会社がうまくいくかどうかは
別の議論ですが、それは社長の責任の範疇ですよね。

いちいち口を出すのも、
いちいち口を出す仕事の仕方をしろという命令をされているわけで、
いちいち口を出されながら仕事をするのが”仕事”なんです。

口だけ出して責任はとらないなんて風にも
思うものなんですが、
口だけ出して責任を取らないけどやるのがその会社での役割なのですね。

それが与えられた条件なんです。

その中で喜びや意義を見出すことが必要なんです。

で、嫌なら会社員はできません。

僕は5社めぐって、いつも最後にこの問題につきあたりました。

「俺が正しいと思うように好きにできる。
 好きにしつづけることが永遠できる会社があるはずだ。」

これが実は「ない」と気がついちゃったんで
起業するという選択をしたんですよね。

「俺が正しいと思うように好きにできる。
 好きにしつづけることが永遠できる会社があるはずだ。」

こう思っている人がいるとしたら、
おそらく年齢を積み重ねて気が付いちゃうと思うんで、
あきらめて起業準備をし始めるほうがいいかもしれませんね。(笑)

「僕は会社や社長のして欲しいように、なって欲しいように
 い続けることができる」

こう考えられる人しか会社員は無理です。

僕は会社や社長のして欲しいように、なって欲しいように
 い続けることができる」

こう考えられる人は、
会社になってほしい立場中で、
自分の存在意義を見つけ続けることが出来る人です。

もしくは、会社というものをすごく割り切って考えることができる
人なんですね。

ということは別の意義を人生のどこかに得ている人ですね。

会社以外に、習い事でもいいし、ビジネスでもいいし、
ボランティアとかの活動をしている場合なんかです。

もしそうじゃないなら・・・

やっぱり僕のように起業というオプションしかないと思いますよ(笑)

夢じゃなくて消去法でそれしかないってことなんです。

いかがでしょうか?

今日は社員という立場の方、社長や起業家という立場の人両方へのメッセージです。

これは社員をやっていたことがあれば
思い出すと思いますが社員の立場にいると、

「正しい事」

の基準が起業家とは、ぜんぜん違います。

このことは思い出して人を活用していきたいものですね。

以上

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。

ただし、ニュースレター配信直後は特に、
非常にたくさんのご相談メールやお電話をいただくものですから、
お返事に少々お時間をいただくことになってしまうかと思いますので
ご理解くださいますとうれしいです。

また、公開質問も受け付けております。

お急ぎの場合はこちらをご利用くださいませ。

※ニュースレターの公開質問相談はコチラまで。
https://www.contentslab.net/podcastrequest.html
(匿名でもOKです。)

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過去3週のネタ

【禁煙と英語学習とビジネスの不思議な関係】

【ビジネスモデルを考えてもうまくいかな理由】

【自分には実績と実力と経験がないと引け目を感じた時にとるべき戦略】

※ニュースレターの以前のバックナンバーはコチラから

<ポッドキャスト版>好評いただいています。
http://www.voiceblog.jp/contentslab/
<ニュースレター版>
https://www.contentslab.net/category/news-letter

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【編集後記】

東京渋谷でのミニ勉強会

ご案内と申込みページも作りました。
https://www.contentslab.net/seminar-shibuya.html

日時は 4月13日(土曜) 14:00-16:00

限定5名ですがあとすこし枠があります。

参加予定は起業前の方も、起業直後の方も実績を出している方も来ます。

去年は東京で大きな勉強会を2回。

海外で小さい勉強会を3回やりました。

大きい勉強会もとっても面白いのですが、
小さい勉強かも濃いものになるので相当意味があるなーと感じていたのですね。

ということで今年は小さいのをたくさんやろうと思っています。

なぜかというと・・・

僕は毎月海外や日本のメンバ-さん(クライアントさん)に集まっていただいて、
スカイプで勉強会をしていますが、フリートークが半分くらいなんです。

これが結構面白くて刺激的だと言っていただけるんですね。

僕もテーマは起業やビジネス、
人生なんかについてある程度用意はしていますが、
思わず飛び出すテーマや質問が刺さる場合も多かったりするわけです。

ポッドキャストの公開収録もかねて行いますが、
僕が話すだけじゃありません。

ですから、収録はしますが、配信できないそこでしか話せない話も出ると思います。

参加者同士で出会いやご縁もあるかもしれません。

とにかく、

自分と同じ境遇でがんばろうとしている人。

自分よりちょっと先に行っている人。

自分がこうなれるといいなという生活を送っている人。

と同じ空気を感じて、何なら話すのは
最高にいいことだと思います。

今年は数回やろうと思っていますが、
1回目は渋谷東京で決まりまして申込受付ています。

渋谷のときじゃなくてもいいし
渋谷でもいいので、

最初の一歩が踏み出せない人も、大歓迎です。

過去の勉強会にも参加した人も、大歓迎です。

楽しみにしてますね。

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ポッドキャスト公開収録&海外在住起業家勉強会 
in 渋谷 

2013年4月13日土曜日

詳しくはこちら


https://www.contentslab.net/seminar-shibuya.html

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■追伸その1

やっとひとつできましたが、
まだまだ新しい企画準備しています。

・ミニ勉強会&ポッドキャストの公開収録
 東京都内+日本の地方+海外の各都市でやることは決めました。

 ※たぶん 新潟 サンフランシスコ ロサンゼルスは 決まりだと思います。
  新潟でやったら来る人クリックしてください。
  ↓
  新潟に来る人クリック
  goo.gl/dviWc
 

・海外起業家インタビュー第四弾は
 メンバーさん(クライアントさん)の登場です。
 もちろん初回はベトナムの・・・。
 これは相当やばいです。面白いです。
 なので一部意地悪でカットしようと思っているくらいです。(笑) 
 乞うご期待。

・幻の?初回配信も含めポッドキャストバックナンバー
 配布しようと思っています。
 本当に今準備してますからね。w

 

■追伸その2

個人でもFace Book 結構書き込んでいます。
仕事、プライベート。

そんな書き込み気になる奇特な方は
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また、このニュースレターとポッドキャストの
FaceBookページが実はあります。

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