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【なぜネットショップばかり目指すのか?ネットでビジネスをする場合に気にしておくべきこと。】

こんにちは。河野です。

「まずは雑貨でも売ってみたいと思います。」

ネットを使ってビジネスをスタートしようとする方が、おっしゃりそうな言葉です。

雑貨でなくても、「○○の商品でも売ってみたいと思います。」という具合に、
何か”物”=”商品”を売ろうと思っている場合もあるでしょう。

いずれにしても、
ネットショップをやろうと思っているわけですね。

もちろん、しっかりと論理的に売れる根拠があったり、
その商品にものすごく大きな情熱をもっていたりするなら、
ぜひやったほうがいいと思います。

実際、僕の会社のクライアントさんの中にも、
雑貨を売って成果を出されている方は一人や二人じゃありません。

でも、もし、ネットショップで商品を売ろうと思っている動機が、

・最初はネットショップしかできない。

・ネットショップが初心者には簡単そう。

ということであれば、
もう一度だけ後戻りしてみてほしいのですね。

なぜなら、ネットショップがネットのビジネスの中では一番簡単なんてことはありませんし、
楽でもありませんし、成功率がつきぬけて高いわけでもありません。

逆に初めて取り組むにあたって、もっと効果的なビジネスがあったりもするからなんです。

と、いうことで今日はネットでビジネスをはじめてやる人が
自分の取り組む商材を選ぶ際に気にすべきことをお話します。

■ビジネスで成果をあげる3原則

創業時に行うビジネスで、守るべき条件としてよくあげられることがあります。

それが、

・在庫を持たない

・利益率が高い

・定期的に収益を得られる

こういったものです。

これをネットショップに当てはめていきましょう。

まず在庫。

ネットショップというのは商品を扱いますので、
すくなからず在庫が必要です。

もちろん最初のスタート時には、
商品写真の撮影用に1点だけ買って、
あとは受注があったら注文するとか、
写真を仕入先から借りる。撮影用に商品を一時借りるなんてことができれば
在庫を持たなくても大丈夫です。

でも、ある程度まわってくると、
事務の効率化のためにも在庫を持たないなんていうことが、
運用面でできない=やってられなくなる日がきます。

そう考えるとやはり在庫は必要になるんですね。

次に利益率。

これはものによりますが、
だいたい仕入れ価格が3割とか4割くらいならまー許容範囲かなといったところです。

ただ、仕入れが7割とか、先の在庫を持たないためだけに
ドロップシッピングの方式をとって仕入れが8割なんていう人がいるわけです。

これではとても利益率が高いとはいえませんよね?

最後に定期的に注文を得られる。

これがネットショップでは一番難しいです。

もちろん、化粧品やサプリメントなどの消耗品では、
定期購入システムなどが導入できるんですが、

それ以外はリピートをしてもらううという概念はあっても、
定期的にというとちょっとニュアンスが違うんですよね。

こう考えると、ざっとみただけでも
ネットショップが創業時にまもるべき条件には
ばっちりはまっているともいいがたいことがわかります。

ちなみに・・・

なんで創業時に在庫を持たず、
利益率が高く、定期購入があるほうがいいのか?
補足しておきますね。

まず在庫。

在庫がないほうがいいというのは、
在庫はイコール損失に直結するからです。

当然来月売れると思って仕入れるわけですから、
それがもし売れなくなってしまった場合、
一気に資金繰りが悪くなってしまいますよね?

たとえば、来月500万売れると思って、
200万の仕入をすでにしているとしましょう。

もし留保金がほとんどない場合、
来月の売り上げが予期せず半分の250万に減ってしまったら・・・
その次の仕入れにも影響しますし、
すでに抱えている在庫が完全に損失として残ることになってしまいます。

次に利益率。

仕入れ原価は3割くらいが理想的なんてよく言われます。

ビジネス経験のない人にとって
仕入れが3割が理想的とか聞くと、残りの7割をぼったくっているの?
なんて感じる場合があるんですが、
それは完全な誤解です。

やればすぐにわかるんですが、
ビジネスで必要な経費は商品原価だけじゃありません。

・顧客を新たに獲得する広告費(SEOなどアクセスを集めるすべてのコストを含みます)
・運用を助けもらう場合の人件費
・お客さんのためになる取り組みの費用
・自分の給料
・納税をするための利益

実に金がかかるわけです。

そう考えても仕入れは安ければ安いに越したことがないんですね。

話を戻しましょう。

何がいいたいかというと、

・ネットショップは楽でも簡単でも初心者向けでもない

ということなんです。

「まずはネットショップから」という判断は、
ちょっと違いますよということなんです。

あ。何度もいいますが、

「ネットショップをやるな!」

「ネットショップなんてもうからねー!」

と言っているんじゃないですよ?

初心者=ネットショップ=簡単で手軽

という風に単純に考えてはいけませんよってことを言ってます。

もっと広い視野で商材選定をしてみてほしいとうことなのです。

■サービス業という選択肢

ちなみに僕も創業時に商材選定ではいろいろ考えました。

で、ホームページ制作やネットマーケティングの支援というサービス業を、
やろうと思ったんですね。

なぜかというと先ほど出てきたセオリー。

・在庫を持たない
・利益率が高い
・定期購入がある

これを絶対に守ろうと思ったからなんです。

ホームページ制作やコンサルティングであれば
在庫は必要ありませんし、
利益率もすべて人件費ですから高いといえます。
定期購入についても、メンテナンスをさせていただくことで
かなえることができるわけですね。

そういう意味で、ネットショップという選択肢は
最初からありませんでした。

でも、そこでひとつの疑問というか文句がわきませんか?

「河野さんはそういう専門的な知識があったからいいですね。」

こんな意見をよくもらいます。

これにもすごい誤解があるんですが、
僕はWebデザインはできませんでした。

今でもできません。

あ。もちろん自分でサイトを作ることくらいは多くの人より高いレベルだと思います。

お客様に納品するプロレベルのWebデザインやWeb開発はできないんです。

ですから創業当初から、パートナーを探しました。

案件1件、お客様からお金をいただいてから払う。

みたいな契約ですね。

メンテナンスもそうです。

提供できるかどうかは、
完全に後で考えたんですね。

すでに市場があるサービスや商品はなんだろう?
売れているサービスや商品はなんだろう?

その中でも在庫を持たない、利益率が高い、定期購入があるものを選ぼう。

よし、サービス業でホームページ制作をやろう。

で、誰にやってもらおうかな・・。

こんな順番で決めていきました。

わかりますかね?

最終的にネットショップをやってもいいんです。

ただ、最初に「ネットショップでもやろうという固定観念は持つな。」
ということなんですね。

儲けたいなら、

1.すでに市場があるサービスや商品はなんだろう?

2. 売れているサービスや商品はなんだろう?

3.それは在庫を持たない、利益率が高い、定期購入があるものだろうか?

4.よし、それをやろう。

5.で、どうやって提供しようかな・・・

こういう順番で考えれば、
ネットショップと固定的には考えなくてすむと思います。

たとえば、
ハンドメイドアクセサリーが好きで自分で作っているデザイナーさんが、
創業しようとすると思います。

でだいたいは5番から逆に進んでいってしまうんですね。

つまりすでにハンドメイドアクセサリーのネットショップをやることが
前提になって話が進んでいってしまいます。

でも、1から順番に考えていけば、

1.ハンドメイドアクセサリーは買いたい人より作りたい人のが多いな。

2.じゃーハンドメイドアクセサリーの教室をやろう。

3.これだと在庫はいらないし、定期レッスンができるし、利益率も100%だ

4.仲間のデザイナーにも手伝ってもらおう

という感じで結果的にサービス業をしたほうが儲かるということに
気がつくと思うんです。

他にもいくらでもそういうケースはありますね。

ある国に住んでいる人が、ネットビジネスをやろうと決めて、
かつネットショップをやると決めてから考えると、
自国の名産品を売りたいということくらいしか思いつきません。

でも、視点を変えてみると、
自分の住んでいる国は留学生がとってもたくさん来ることがわかっていれば、
留学斡旋の法がよほど成功率が高かったりすることがあるわけです。

わかりますかね?

何度もいいますが、ネットショップでもいいんですよ?

ただ、しっかり成功率の上がる理屈で決めていってくださいねということなんです。

1.売れているものや事は何か?

2.それは利益率が高く、在庫を極力持たず、定期購入してもらいやすいか?

3.それを自分が提供する方法はあるか?

こういう順番で選んでいった結果であれば、
ネットショップでも、サービス業でも勝算はあると思うんですね。

もちろん、全部をクリアするものには、
なかなか出会いませんが、100点満点の70点くらいであれば
やみくもに「ネットショップでもやるか」なんて思っているよりは
よほど成果でやすくなります。

・・・・

いかがでしょうか?

ぜひ、視野を広げて、

ネットビジネス=ネットショップで何かを売る

じゃなくて、

ネットビジネス=売れるものをなんとかして提供して売る

という視点をもってみてください。

以上

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

今日の感想、僕への個別の無料相談もお受けしています。
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
ぜひご連絡くださいね。

また次回お会いしましょう。

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【編集後記】

僕はゴルフはやりません。

車にも興味がありません。

ギャンブルも興味がありません。

お酒もほとんど飲みません。

ワインの名前はひとつも言えません。

グルメでもありません。

映画鑑賞とか、音楽鑑賞とかも・・・・

書いていて思いますが、
僕はなんてつまらない男でしょう!(笑

女性には理解されないと思いますが

車と酒

男なら大体好きなんじゃないかんと思うものさえ
興味があまり沸きません。

大好きな娘や家族、友達のことを除けば、
この10年くらい

・ビジネスでどうやって成果を出すか?

・今度はどんな風にサーフィンを楽もうか?

この2つしか興味がなかったかもしれません。

特に趣味においては、サーフィンだけ。

ゴルフに誘われても、
何に誘われてもサーフィンの時間がなくなるくらいなら
全部断るくらいの勢いです。

要するに、
僕にとってはそれくらいサーフィンが面白いってことです。

でも、「人間的な幅を持たせるためにはもっと見識を広げないと・・・」

なんて声が聞こえてきそうですよね。

でも実は、そんなのどうでもいいかなと思っていたりします。

僕は自分で言うと気持ち悪いですが、
仕事は結構たくさんしている自負はあるんですね。

時間も相当使っている方だと思います。

試行錯誤、失敗成功の繰り返しの毎日です。

で、それでも人間的な幅が広がらないなら
広がらないままでいいや。と。

人生バランスも大事だと思うんですよね。

趣味まで「ねばらならない」なんてことをしたくないなーと。

「ゴルフでもしなきゃお前成功しない。」

と、ぜんぜんうまくいっていないくせに労働時間がとっても
少ない先輩に昔言われたことを思い出してみました。

といいつつ、、、

娘が「ゴルフがしたい」なんて言われたら
即効で自分もはじめるでしょうけどね(笑

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