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【今すぐ、すべてをテストせよ】

こんにちは。河野です。

「今からネットを使ったビジネスで儲けるステップを教えます。」

1.テストする
2.1に戻る

コリー・ルドルという情報ビジネスで大きな成果を出した方が
言った言葉です。

これは、実践によるテストでしか、収益を拡大していく手法なり商材は
見つからないと言っているわけですが、まさにその通りですね。

でも実際は、

「売れるかどうか検討する」

「もっと売れないかと悩む」

こういう風に悶々としている人も多いのが現実かなと思います。

でも、ネットという媒体を使って集客なりビジネスをする上で、
これほど無駄な思考ははないかなとも思うんですね。

正しい答えは「テストあるのみ。」です。

ということで、今日はテストの方法なんかを
お話したいと思います。

■何をテストするのか?

で、いったい何をどのようにテストすればいいのか?

ということからいきましょう。

・何をテストするか?

はとっても単純で。

「あらゆるすべての事」

ということになっちゃいます。

どういうことかというと、
サイトの中身であれば・・・

・サイトのレイアウトや色

・キャッチコピー(ヘッドライン)の文言・大きさ

・挿入写真そのもの、大きさ

・文章の中身、長さ、小見出し

・お客様の声の写真、見せ方

などなどあらゆる要素ということになります。

伝える内容そのものであれば・・・

・価格

・サービスプラン

・商品数 カテゴリ数やカテゴリの分け方

・お客さんのメリット

・代表者の挨拶

などになります。

とはいっても、いきなり全部をテストするのは
時間的にも難しいですし現実的ではありません。

なので、僕が最低やってほしいなと思うテストをあげます。

・サイトのレイアウト

・キャッチコピーもしくはサイトのトップページの一番上に来るパーツ

・写真の配置

・お客様の声の写真、見せ方

これだけでせめて試してみて欲しいのですね。

たとえば・・・

問い合わせボタンは、ヘッダーの左上にでかくあるほうがいいのか?
右上にでかくあるほうがいいのか?

サイトのトップにお勧め商品やキャンペーン品がひとつでかくのっているのがいいのか?
新着商品がならんでいる方がいいのか?

キャッチコピーは、お客さんのメリットを前面に出したほうがいいのか?
値段を前面に出したほうがいいのか?

こういうことをテストで確認していくということです。

くどいようですが、
決してどちらがいいかを悩んで決めないで欲しいのですね。

それは自分が決めているだけであって、
効果がある方を知る行為ではないからなんです。

■どうやってテストする?

じゃーどうやってテストするか?
ということなんですが、同じ量と質のアクセスを流すことで
テストになります。

どういうこと説明しますね。

例えば、雑貨を売っているとします。

で、トップページの一番上のパーツをテストしたいとして。

9月の1週目から2週目まで2週間、

「夏物一斉大放出1季節外れのクリアランスセール。
 全品10%オフ。」

というキャンペーンのキャッチコピー兼バナーを配置しておくんですね。

それで、一定のアクセスがあるサイトなら
ある程度のアクセスがあるはずなので
アクセス中何%購買があったから計算します。

で、9月の3週目から4週目の2週間は、

「秋の夜長は読書とお酒
 ビールグラス・焼酎グラス特集」

という特集のキャッチコピー兼バナーに変えます。

それで、また期間中アクセス中何%購買があったから計算します。

ここでの注意点があります。

・該当ページで他の要素の変更はしない

・他の質のアクセスは流さない

ということです。

なぜなら、他のことも変えてしまったり、
他の質のあくせす、例えば広告を使ったりすると、

変更したおかげて効果が上がったのか?

アクセスの質が上がったから効果がでたのか?

結局わからなくなるからなんですね。

その上で、反応がある方が「正解」になるわけです。

で、どんどん他の要素もテストしてくと

「どうすれば一番売れるのか?」がわかるということなんですね。

とはいってもこれがうまくできないサイトも存在します。

それは、日常的にアクセスが少ないサイトのことですね。

たとえば効果を図るのに1000アクセスを流そうとしているのに
日常的なアクセスが少なくて一日30くらいのアクセスしか
ないということになると、1000アクセスまでに
1ケ月くらいかかっちゃうことになります。

もちろん1ケ月に1つ試すという根気のいる作業をするなら
いいのですが、時期が変わると正確な結果がでにくいという
部分もあるんですね。

つまり季節が変わったから売れたということもありえるからなんです。

そんなときには、迷わず広告を使います。

それであれば、ある程度規則正しくアクセスが大量に
流せますので効率的にテストができるんですね。

広告を使っていくと、もうちょっと踏み込むともっと効率的で
正確なテストもできます。

それは、Aという変更と、Bという変更を時間を分けて
試すんじゃなくて、同時に試すという方法です。

つまり先ほどの例でいうと、

まず、

「夏物一斉大放出1季節外れのクリアランスセール。
 全品10%オフ。」

というキャンペーンのキャッチコピー兼バナーのトップページと

「秋の夜長は読書とお酒
 ビールグラス・焼酎グラス特集」

というキャンペーンのキャッチコピー兼バナーのトップページを
2つ作っておきます。

で、1000アクセスを流す広告をセッティングして、
500アクセスづつ均等に2つのページに流れるようにできるんですね。

しかも、いまどきの広告システムでは
どちらからのアクセスで売れたのかも記録できるようになっています。

これなら、時間も短くてすみますし、
アクセスの質がほとんど同じなのでより正確なデータが得られるんですね。

こういうテストの方法を専門用語で
A/Bスプリットテスト と言ったりします。

用語はどうてもいいのですが、
方法論としては非常に有効なので覚えておいて欲しいんですね。

さらに、複雑にしたものでいうと、

キャッチコピーはA案で、写真はB案で、問い合わせボタンはB案

と、

キャッチコピーはB案で、写真はB案で、問い合わせボタンはB案

と、

キャッチコピーはA案で、写真はA案で、問い合わせボタンはB案

みたいに、複数の要素を同時に全部試してしまって、

「どの組み合わせが一番売れるか?」

というテストもやろうと思えばできたりします。

これはマルチスプリットというのですが、
知っていて損はないんじゃないかなと思います。

■とはいっても、細かいことばかりにこだわらない

ここまででお話したテストの話はとっても重要です。

とはいっても、
テストの結果、2倍の差が出たり、急に爆発的に売れたりすることは
ありません。

これはビジネス全体にいえるんですが、
逆転ホームランを狙ってやるようなものではないのですね。

成約率でいうと、わずか0.3%あがるとか、
そういう微々たることかもしれません。

でも馬鹿にして欲しくないのです。

10000アクセスで0.3%違うと
顧客数で言うと30名の違いがあります。

同じコストで30名のお客さんが増えているということは
それだけ利益が上がっているわけですね。

その利益で今度は12000アクセスの広告を
出せるとしたら、さらに6名の増加になります。

さらにその利益で今度は14000アクセスの広告を
出せるとしたら・・・・

こう考えると、わずか0.数パーセントの反応の増加で
複利でお客さん つまり収益が増えることになるわけです。

わかりますかね?

これは規模が小さくてたとえ1名のお客さんの差でも同じです。
その方からの紹介。リピートを考えると無視できない
成果なんですね。

絶対にやったほうがいいし、
安定して結果を出している人の中でやっていない人は
いないんじゃないかと思うほど常識になりつつあるセオリーですね。

と、ここまででテストの重要性についてお話たわけですが、
実はとても大事なとで忘れてはいけないことがあります。

それは、

・細部のテストに溺れてはいけない

ということなんです。

どういうことかというと、

たとえばテストの結果、利益が増えて、
1000アクセスを120000アクセスにできたとしても、
SEO対策で15000アクセスに増やれば
反応率があがらなくても利益はこっちのほうが増えるということです。

テストの結果購買率が最高1.5%くらいまであがったとしても、
別の商材を販売している業者は、テストなどまったくせずに
5%び購買率を出しているという事実があるということなんです。

サイトのレイアウトや文章=コピーライティングの技術は
あくまでモジュールです。

部品のたった一つなんですね。

コピーの重要さを強調する文章を読みすぎると
なんだかコピーがすべてを制するように思ってしまいがちなんですが
そんなわけありません。

・勝ちやすい、売れる商品を選ぶ

・SEOでアクセスを増大させる

・広告戦略をしっかり行い良質のアクセスを増大させる

・シンプルだけどわかりやすく、お客さんの信用や声も充実している

これではるかにテストで得られた結果など超えてしまいます。

非常に細かい作業なんだけど
面倒がらずにテストをひたすら行う。
でも、総合的にやることは全部行う。

こういうバランスは大事にしてくださいね。

・SEO業者はSEOがすべてを決めると思わせます。

・コピーライティング講座やや文章講座は文章がすべてを決めると思わせます。

・サイト製作業者はサイトのデザインがすべてを決めると思わせます。

・広告代理店は広告がすべてを決めると思わせます。

大事なことは偏らないことだと思います。

そんなにあなたも、僕も、お客さんも、
そしてビジネスも単純ではないはずなんですよね。

あ。でもやるべきこととしてテストはしてくださいよ(笑

以上

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

今日の感想、僕への個別の無料相談もお受けしています。
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
ぜひご連絡くださいね。

また次回お会いしましょう。

————————————-
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【編集後記】

「常識を疑え」とはよく言ったもので・・・。

僕には3歳半の娘がいます。

いつも面白いなと思うのは、
彼女には先入観がぜんぜんないことなんです。

たとえば、アンパン。

アンパンって、大人は横にしてパクっと食べますよね?

でも僕の娘は、上から食べます。(笑

わかります?

丸い面を上としたら、ゴマとかがついているところから
かぶりつくんですよね。

最初は、かわいいなと笑っていましたが、
そういうことがたくさんあるうちに
「常識を疑え」ってビジネスで大事なことを
思い出すようになりました。

たとえば僕は常識をひっくり返すような
もともこもないような話をする人って好きなんです。

そもそも、常識を疑っているので刺激になるというか・・・

そんな中で友達に面白い本を教えてもらいました。

『グズな大脳思考デキる内臓思考』

という本なんですが、面白かったです。

すっごく乱暴に言うと、

「すべての決定は
 内臓が直感とか意思で行っているのであって、
 脳みそはあとでその理由を考えているだけ。」

という感じのことが書いてあります。
(乱暴で主観が入っていて著者さんすみません)

で、僕が面白いなと思ったのは、

成功者の成功の秘訣とか全部あと付けである。
成功のプロセスにセオリーなんてない。
その人がその人なりの方法でたまたまたどり着いただけ。

これですね。

「目標は紙に書くべき。」

「人間はなりたいと想像したものになる」

「成功するには仲間を作るべき」

とか、成功法則のセオリーといわれているものも
適当にあとで作ったものだとも思える内容なんで
僕には刺さったわけです。

こういう極論を両方吸収して

「常識を疑って、自分なりの正解を出す」

のってとっても大事ですよね。

追伸:

※ポッドキャストをお聞きのみなさまへ重要なお知らせです。

ITUNESに河野のポッドキャストは2番組あります。

■1つ目
海外在住者向けホームページ制作実績NO.1 コンテンツラボ 河野竜夫 の「インターネットビジネスってそういうことだったのか」
http://itunes.apple.com/us/podcast/id317269853

■2つ目
インターネットビジネスってそういうことだったのか
http://itunes.apple.com/us/podcast/id317276379

このうち1つ目の番組が8月で配信停止になります。

1つ目を御登録下さっている場合は、
2つ目の番組に変更してくださいますよう
よろしくお願いします。

追伸その2:

ゲストで登場いただいた岡林さんとの無料対談音声。
大好評リリース中です。

細かい説明は不要なくらい、”絶対に”役にたちます。

岡林さん×河野の対談インタビューはこちらです。

サービス業で起業して軌道に載せる教科書

⇒ https://www.contentslab.net/kigyokataidan.html

今週もがんばりましょう!

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